にゃんぱす~ からの祝!「のんすとっぷ」\(^o^)/
メインのスマートフォンを替えました
かつて私のメインのスマートフォンはAppleのiPhone XS Max(256GBモデル)でした。
昨年は新型コロナウイルス問題もあり、各社の主要スマートフォンが出揃うのは結構遅くなりました。
iPhone XS Maxには「指紋認識機能がない!」事以外にはクリティカルな不満はないのですが、飽きてきたので各社の主要モデルが出揃ったあたりで買い換えようと決めておりました。
直系になるiPhone 12 Pro Maxも発売されたようですが……指紋認証機能がないので今回は候補からハズレました。
あと、iPhoneは好きだけどAppleが大嫌いっていう個人的な好みの問題もあります。
ぶっちゃけると「最初からiPhoneを買う気などはまったくなかった」ということです。
もっともiPhone 12のデザインは好みです。
Androidと見分けがつかないデザインだったこれまでのiPhoneとはなんとか差別化がはかれたと思います。
もっとも、そのデザイン手法が「先祖返り」というのは引き出しの中身が尽きた感が漂っている気がしますが……。
というわけでiPhoneはどうでもいいです。
私が買い替えを引き伸ばしていたのはiPhone 12 Pro Maxの発売を待っていたのではなく、ASUSのZEN Phone 7 Proの発表を待っていたからです。
◎選択条件
ZEN Phone 7 Proの詳細が明らかになった時点で、自動的に購入モデルは決定したわけですが、そもそも私が何を基準にしてスマートフォンを物色しているのかをここでいちおう説明しておきます。
こういうのは人によって色々と選択基準があると思いますが、私の場合はかなり明確な希望がありますので、ある意味機種選定については簡単です。
1.Qi対応である
2.防水仕様である
3.画面サイズが大きい
4.カメラの性能が高い
5.納得できる値段(絶対価格は問題ではない)
6.指紋認証がある
ね、実に明快でしょ?
あとはリストアップ作業をするだけです。
Qiと防水両対応モデルの中で、最も画面サイズ(短辺の有効画面サイズ)が大きいモデルを自動的にチョイスすればOK。
その上でカメラがそこそこ以上の性能(これについてはスペックなどを見て私が勝手に合否を判断します)であれば決定という運びになります。
あ、買いたくないメーカーというのがありますので、それらのモデルはハナからリストアップしておりません。なので「なんで○○が候補じゃないの?」と疑問に思われた方はそのあたりをお察しください。
さて次は個別の理由について。
Qi対応と防水仕様については特に説明はいらないと思いますが、念の為に。
○Qi対応である
いや、対応している方がしてないよりいいでしょ?
充電するのにいちいちケーブル挿すとか、面倒じゃないですか。
よほど急速充電したいばあいはそれなりのアダプターとケーブル使うこともあるかもしれませんが、今の所そんな場面に遭遇したことはありませんので、利便性こそ至高です。
あと、このあいだ買ったXC40 B4 AWD R-Designには標準でQi充電台があるんですよ。
そんな機能が付いているなら使いたいじゃないスか。^^;
というか私はもうQi対応じゃないスマートフォンなんて買わないことにしています。
○防水仕様である
これもイマドキのスマートフォンなら特に説明する必要はないんじゃないでしょうか。
Qiもそうですけど、もうアタリマエの機能になってしかるべきじゃないかと。
Appleはその点わかっているので随分前から全モデルがこの2項目に対応済みですよね。
私、Appleは嫌いですけど、ちゃんと評価はしておりますのよ、おほほ。
というわけで、防水じゃないより防水のほうがいいに決まってます。
私の場合は風呂場に持って入れないと嫌ですし、ロードバイクの背中ポケットに放り込みますからね。以前はいちいち防水ケースに入れてましたけど、その時は別途カメラも持ち出していたのです。今はスマートフォンをカメラとして使うことにしましたので、いちいちポーチに入れたり出したりしたくないわけです。
あとは……年に何回もいくわけではありませんが、ビーチなどにも普通に持ち出せますし、スマートフォンが防水ならもう別途防水カメラを持っていく必要がありませんしね。いい事ずくめです。
○画面サイズが大きい
私の長い長い通勤時(片道2時間)に電子書籍(私の場合はほぼKindle)リーダーとして活躍してもらわねばなりませんから、画面サイズは大きければ大きいほどいいのです。
ただし、単純にいわゆる6インチとか5.5インチという画面サイズでは選びません。電子書籍本位で注目すべきは実画面の短辺側のサイズ(長さ)です。
つまりSONYのEXPERIA 1 Ⅱなどの「数値的には大きいけどただ細長いだけ(短辺が短い)」というモデルは「お呼びではない」のです。
○カメラの性能が高い
今年の夏頃の話ですが、サブのスマートフォンを買い替えました。
その時の記事はこちら含めて複数あります。
その際スマートフォンによっては凡百のコンパクトカメラの画質をすでに凌駕している事を知りました。
そしてスマートフォンのカメラ機能嫌いだった私は、それ以降はすっかりコンパクトカメラを持ち出さなくなってしまったのですよ。
改めて言うまでもないのですが、外出時にはカメラ一台分荷物が減りました。
防水のところでも触れましたが、ビーチなどでも別途防水カメラなどを持ち出す必要がなくなります。
そういうわけでスマートフォン選びでは今まで全く顧みなかったカメラの性能チェックはマストとなりました。
「今更かよ」と思われるでしょうが、私のような「カメラこそ正義」だと思っている人はまだ多いと思いきがします。
○納得できる値段
これは当然ですね。いくら性能が良くても100万円もするスマートフォンを買う気はありません。
かといって「安かろう悪かろう」ではカネをドブに捨てるようなもの。
例えば今回「カメラ機能」を重視するわけですから、カメラの性能がいいスマートフォンは各社のフラグシップもしくはそれに準ずるモデルになるわけで、それなりの金額は覚悟します、という意味です。
とはいえ、青天井というわけにもいきませんので、いちおうiPhoneのハイエンドモデルの価格を上限としたいと考えています。
○指紋認証がある
今年のiPhoneはつなぎモデルなんだろうなと思った理由はこれです。
すでに仕様が固まっていたところに突然訪れた「世界総マスクマン化現象」ですが、それに合わせて仕様を変更するなんていう時間はなかったのでしょうね。
現在では指紋認識機能は再評価されていますし、さすがにAppleも来年のモデルには有機ELディスプレイを採用したモデルには画面内指紋認証を搭載してくると踏んでおりますが、さて……。
iPhoneのフェイスIDはマスクをしていない時は実にスムーズな使い心地で素晴らしい体験が得られるのですが、私のように新型コロナなどあろうがなかろうが関係なく、1年の内5ヶ月(12ー4月)はマスクをしているような人間(インフル防御からの~スギ・ヒノキの花粉症対策)にとっては指紋認証機能がないとウザったいことこの上ないわけです。
◎そして勝ち上がったのはOne Plus 8 Pro
ZEN Phone 7 ProがQiにも防水にも対応していない「がっかりだぜ」な端末であることが判明した瞬間、私がiPhone XS Maxの代わりに購入すべきメインのスマートフォンは自動的?にリスト最上位にある1+ 8proに決定しました。
私が必須項目としているQi対応かつ防水機能ありのスマートフォンは、実は非常に少ないのです。
iPhoneだとアタリマエのこれらの機能については、Android陣営?はかなり遅れていると言わざるを得ません。
名将揃いのAppleに対し、数だけは多いけど有象無象の寄せ集めであるAndroid陣営、という構図が見て取れますね。
その有象無象のAndroid陣営ですが、当然名将と呼ばれる人物(??)はいるわけで、その数少ない名将の中でも今年の前半に彗星のごとく(いや、そうでもないけど)登場して以来、私の「横幅がおっきいスマートフォンリスト」のトップに君臨し続けているのがOne Plusの8 Proなのです。
8 Proが登場した際は驚きました。画面サイズがどんどん大きくなっていると言われつつも、実際に70mmを超る端末はほとんどありませんでしたから(計算上、8proは70.14mm。ちなみにiPhone 12 Pro Maxは69.96mmです)。
この夏のサブ機購入時にすでに8 Proは発売されていましたが、その時は価格の問題でが最初から候補から外しておりました。その後8 Proを超える端末は発売されませんでしたので、今回晴れて?メインスマートフォンの座につくことになりました。
◎One Plus 8 Proはこんな感じのスマートフォン
エクセルシート画像は見にくいとおもわれますので、改めてOne Plus 8 Proの簡単なスペックを記載しておきます。
なお、データに間違いがあっても私は何の責任も負いませんので、そのへんは予めご了承ください。
◎1st.インプレッション
○HUAWEI P30 Proとの比較
主に同じAndroid OSを搭載したサブ機のHUAWEI P30 Proとの比較になります。
最初に結論じみたことを書きますが、HUAWEI P30 Proは実によく出来たAndroidスマートフォンだということです。
トータルバランスではOne Plus 8 Proより上だと思います。
なんというか、そんなHUAWEI P30 Proを持っているなら、敢えてOne Plus 8 Proを購入する必要はなかったんじゃないかとも思ってます。
そもそもP30 Proの方がiPhone XS Maxより断然快適だったのですから、そのままメイン機にすればよかったという話ですよね。
だがしかし!
コンセプトを忘れてはいけません。
今回は「メイン機を買い替えたい」という欲求を満たすというのがミッションです。
サブをメインに横滑りさせて「ハイ終わり」だと、主に私が欲求不満状態に陥って、何をしでかすかわからなくなりますからね。
という感じでHUAWEI P30 Proが相当優秀であることを再確認する結果になりますが、さりとていったんOne Plus 8 Proを使ってしまうとP30 Proをメインにして8 Proをサブに回すなんてことはこれっぽっちも思いません。
ええ、One Plus 8 Pro、実に快適で満足です。
○操作感
画面操作のいわゆるヌルヌル感に関して、P30 Proを100点とすると8 Proは140点くらいに感じます。
SoCの差もあるでしょうが、ディスプレイのリフレッシュレートの差がそう思わせているのかもしれません。8 Proは120Hzで、P30 Proの2倍です。この差は以外に大きいですね。
ありとあらゆる操作がスルスルと快適で、いまだに8 Proの画面を触るのは快感です。
ただし、それは比較するからであって、P30 Pro単体で使っている限りはヌルヌルで快適なのは間違いありません。
○カメラ機能
P30 Proのカメラ機能にも十分満足していましたが、カメラソフトの操作性込みで評価すると8 Proは総合力でそれをやや上回ります。
敢えて「総合力」という単語を使ったのにはわけがあって、つまりすべての項目で上回っているわけではないということです。
8 ProがP30 Proに明らかに負けているのはレンズ単体としての「仕上げ」ではないかとおもいます。
なんというか、P30 Proの「LEICA」ブランドはダテではなかったのだな、と感じました。
具体的な違いはフレアの量です。ぶっちゃけ「逆光に弱い」んです。
P30 Proのレンズはフレアを相当抑えられるのに対し、8 Proは普通に「だらしない」のです。
逆光や画面内に輝度の高い光点があるシーンでは8 ProはP30 Proに全敗です。
これはソフトウェア処理というよりも、おそらくはレンズのコーティングの違いなのでしょう。故に「レンズ単体としての仕上げ」=「LEICAブランドを掲げるだけの事はある」という差があると思った次第です。
それ以外の項目、特に色乗りなどに関しては、8 Proが少しですが上を言っていると思います。
ともすれば「厚化粧した女子高生」感があるP30 Proに対し、8 Proの場合は「薄化粧が手慣れて来た頃の2年目OL」みたいな感じといえばイメージしていただけるかもしれません(無理か?)。
まあ、ざっくり言うと「ガツンと派手なP30 Pro」「違和感があまりないくらい派手な8 Pro」ってところです。
また、あらゆるシーンで許容できる色合いに収めてくる8 Proに対し、苦手なシーンだと自慢のAIが馬脚を表すP30 Proという感じ。
特に料理。妙に黄色くなるのがP30 Proの有名なウィークポイントです。当然ながら8 Proは違和感がありません。
つまり食事を撮るならP8 Proで、天気が悪くても絵葉書のような青空にしたければP30 Proを使う、ということになります。
ただし、カメラ好きの一人として言わせていただけると、P8 Proのフレアの多さは前時代的と言わざるを得ません。
例えるなら、フィルム時代のF値の明るいオールドレンズを、現行のデジタルカメラボディに取り付けて開放絞りで撮っているような感じになりがちなのです。
「画竜点睛を欠く」とまではいいませんが、One Plusはレンズというかコーティングにもう少しコストをかけるべきでした。
今後に期待です。
あ、あと8 Proは適正露出の基準値が明る目ですね。
個人的には-0.5EV下げたくらいが好みです(P30 Proは問題なし)。
◎最後に(とても重要^^;)
ご存じの方はご存知でしょうけれど、このOne Plus 8 Proには「技適マーク」がついていません。
なのでそのまま日本国内で使用するには適していません。
そういうわけなので、これはあくまでも私が日本国外で使用するメインのスマートフォンのお話であるとご理解いただけると幸いです。