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★ASUS ZenPad 3S 10 LTE Z500KL 短評2 あと「乙嫁語り」

PC IT系

雑誌を拡大しなくても楽に読める読書端末として、充分に満足できる端末です。(初出:2017/01)

YOGABOOKの16:10と違って、やっぱり4:3が見やすいですね。
というか多くのAndroidタブレットは、余白がけっこう目立つんです。それが貧乏性の私にはストレスになっていたのだということが、4:3の端末で読むと実感として認識できました。大げさですが。

さて、ASUSといえば初期不良。製品管理の甘さから来る個体差の大きさ、理想と現実との乖離等々のネガティブ要素が頭をよぎるのですが、今のところ不具合はありません。
SIMもサックリと認識しますし、APNも最初から多くのプリセットが入っていて、私が使っているBIGLOBE SIMもあったのでイチイチ手動で設定しなくて済んで楽チンでした(ちなみにYOGABOOKも同様楽チンでした)。
iOS端末だと、ここで「プロファイルをインストールしろ」とか色々命令されてイラっとするところです。

次に、内部ストレージの追加です。
Z500KLはYOGABOOKの64GBに対して32GBと容量ダウン。
もっともAndroidタブレットで32GBはまあ多い方です。YOGABOOKは筐体をWindows機と共用する関係で、64GBという、Androidとしては大容量のストレージが確保されていたわけで、まあ例外かもしれません。
その点iOS端末はカネさえ払えば256GBも選べますから大したものですね。
しかし、Android 6、通称マシュマロからは外部ストレージ(micro SDXCカード)を内部ストレージとして認識させるオプションが実装されましたので、ZEN Padでもさっそく設定します。
YOGA BOOKで使えなかった128GBのmicro SDXCカードを挿してみます。
が……。
結局ZEN Padでもこのmicro SDXCカードはダメでした。
これはもうカード側の問題は明らかです。というか、Andoroidの内部ストレージとしては使えないようです。
うーん。やっぱり特価という文字に目が眩んで少しのオカネをケチったのが敗因のようです。
トランセンドのものにしようとおもったんですが……。わずか数百円をケチったばかりに……。
128GBのカードはそれ一枚しか持ってませんので、取りあえず手持ちのトランセンドの64GBのカードを挿すと、それは無事認識。
128GBには足りませんが、当分の間はこれで運用して問題ないと思われます。
足りなくなったら128GBのカードを買う予定です。
※注:YOGABOOKと違い、内部ストレージにするというメニューは殺されて……というかマスクされているので一手間(adbシェル環境によるコマンド入力作業)が必要です。その辺がわからない人は悪い事は言わないので素直にYOGABOOKにすべし。

iOS端末とちがい、Android端末は、メーカーが違うとOSのVersionが同じでもUI(ユーザーインタフェイス)が違うので、見た目がガラリと変わってしまいます。
YOGABOOKになれている目には、ASUSのUIはなんというか、チープに感じます。
まあ、個人の感想ですし、その辺は好みですね。
なんといいますか、個人的な印象だと、YOGABOOK(LENOVO)のUIはちょっとそっけないというか、ややクールな感じ。シャープと言ってもいいかもしれません。
SONYもその傾向がありますが、SONYよりは垢抜けないというかややビジネスライクな感じですが、個人的にはスカした感じのSONYよりむしろ使いやすく感じて好みでした。
対してZEN Pad S3 10 LTEのUIはちょっと幼稚な感じで、今のところ馴染めません。
久しぶりに物理的なホームボタンがある端末で、馴染めないのは実はそれが原因かもしれません。
まあ、慣れるでしょうけど。
最近のAndroid端末は液晶画面上にボタン類も配置するようになっているのですが、それは画面の比率が16:10とか16:9のような縦長(あるいは横長)で、無駄なフチがあるからなのでしょう。
4:3の比率でそれをやると作業(閲覧)画面が狭くなってしまうので、物理ボタンや「戻る」「マルチタスク」のボタンは液晶画面外に設定したものと思われます。
画面を消費しないので、個人的には歓迎です。が、久しぶりなので慣れないというか。(・∀・)
iPadだと思えばいいんですが、そうなると○じゃないのが違和感ですね。
というか、この端末、iPadのパチもんですよね。まんまというか、そっくり。
でもiPadよりベゼルが狭い分、むしろクールに見えます。

そうそう、雑誌用読書端末として、画面比率で大きく見えるZEN Padですが、解像度が高くなっているので結果としてさらに読みやすさを感じます。
YOGABOOKでも充分綺麗でしたが、やはり細かい文字などを見るとさらに精細に感じます(因みにiPad Air2と同じ解像度)。

因みに処理速度ですが、Kindle端末として使う分にはYOGABOOKとの差はあんまりわかりません。
蔵書? をリスト表示にしてスクロールさせると、YOGABOOKよりZEN Padの方がスムーズです(YOGABOOKは引っかかりが多い)。
WEB閲覧も全く同じような感じですね。
動画などには興味がなくて見ないので、チェックはしてませんが、ひょっとするとその辺で違いがでてくるかもしれません。
因みにantutuを使ったベンチマークテストだと、70000前半のZEN Padに対し、YOGABOOKは8万前半で、1万ポイントほどYOGABOOKの方がハイパフォーマンスって事になってます。

写真の「乙嫁語り」は「アホガール」に並ぶマイフェイバリット。(・∀・)
何がすごいって、その書き込みです。書き込みのすごさといえば「ヴィンランドサーガ」ですが、それ以上にすごいと感じます。イラストなどと違って、絵の書き込みで感動できる漫画ってあんまり無いのですが、これは数少ないその漫画。
内容もマイフェイバリットというだけに非常に気に入ってます。というか面白いです。
美しい中東文化の紹介漫画ととってもいいくらいかもしれませんが、異文化を興味深く楽しめる点で非常にオススメ。
最新刊の婚約者二人の可愛さといったら!(・∀・)
欠点は遅筆な事でしょうか。


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