趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

☆次期FXを考える(ノートPC篇)

先日、長らくリビングのメディアセンターとして活躍なさっていた我が家のMac miniさんがお亡くなりになりました。
南無阿弥陀仏。アーメン。南無妙法蓮華経。恐美恐美。(初出:2015/06/23)

因みに我が家にはMacが6台ありますが、現状は全てデスクトップのカテゴリの皆様です。そのうち2台は既に引退され、インテリアとして余生を送っていらっしゃいます。また、一台は過日その動作に引導を渡され新型に置き換えられてしまった古いiMac(側面にCD-ROMスロットがある、ちょっと分厚いヤツ)ですが、こちらは一応古いながらも普通にMacとして使えますので、それでもいいとおっしゃる方に引き取らる事が決まっており、旅立ちのタイミングを待っている状況です。残る絶賛稼働中だった3台のうち、Mac miniさんは前述の通り先頃死亡され、その後はそのまま元の場所にインテリアとして屍をさらしていらっしゃいます。
ですが、ナンですね、最近のMacはインテリア性が低いというか、Mac miniって存在感ないね、というかそこがきにいってたんだけどね、と思いました。

「長らく勤めていただいたが、死んでしまっては仕方ない。新しいMac miniを……」
と考えるのが人情ですが、私はここへ来て「そんな事よりノートPCをリプレイスしよう」と思い立ちました。
いえ、Mac miniがお亡くなりになった後は、スーパーサブとして秘蔵していたWindowsのデスクトップマシン(2014年モノで、まだピチピチ)に「繋ぎ役」を命じて、可及的速やかな「マジな後継機」の必要はないと判断したからではありますが。

で、ノートPCです。
ノートPCの用途は、なんというか私の場合はメインでもサブでもなく、ほぼ単なる執筆マシンなのですが、もともと廉価モデルで、使われているパーツ、具体的にはキーボードとトラックパッドの質が悪く、トラックパッドなどはたたき壊したくなる反応で、私としては信じられない行為、すなわち「ノートPCをマウスで操作」という状況にあるわけですが……。
いや、トラックパッドはまあ、何とかマウスに置き換えるという妥協は出来るんです。しかし、キーボードが……。

以前はノートPCはサブマシンとしての地位が確立していて、私がチョイスするのは基本的にどのメーカーであっても、ハイエンドのモバイルマシンと相場が決まっていました。
IBMならThinkPadのXシリーズとか、VAIOならZ系とか、まあそういう感じです。
だいたいカスタムメイドで「全部入り。でもストレージはさほど必要ない」的な構成で使っておりました。
しかし、時代は流れ、私も私を取り巻く世界も変わりました。
モバイルノートで行っていたベーシックな部分はほぼタブレット端末で補えてしまうようになったのです。
iPadが出た当時、後追いで出てきたAndoroidはお世辞にも役に立つような完成度ではありませんでしたが、今やさに非ず。iPadだろうがAndoroidのタブレットだろうが、基本的に
「ブラウザ立ち上げたら、すぐに落ちた」
「メール100件ダウンロードするのに一時間かかった」
「Excelのファイルを表示させたら、なんか発狂した」
みたいなことは無くなりました。
少なくとも私が現在持っているiPad miniとXperia Z3 Tablet Compactはどちらもサクサク、キビキビで何の痛痒もありません。
会社からあてがわれている業務用デスクトップPCの方がノロマで苛つきます。

後は私の趣味嗜好とライフスタイルが変化して、ノートPCを「持ち出さなければならない」シチュエーションは殆どなくなりました。
タブレットがあればノートPCまで要らない状態になったのです。
では完全にノートPCが要らなくなったかというと、それは現時点ではまだ(私の場合は)ムリです。
何がムリなのかというと、ただ一点。「今だAndroidは執筆マシンにはならない」という事なんです。
いえ、メモ程度とかプロットをチョロっと書いたり、という事は現在のAndroidのハード・ソフトで可能なのですが「執筆」はムリなんです。
さらに言っちゃえば、OSも重要なんです。Mac OS Xが乗ったマシンでもムリ。
駄文の長文はMacのエディタでもさすがになんとか書けますが、私の文房具であるところの連綿と使い続けているエディタソフトに代わるものはいまだに存在せず、結局そのソフトが稼働するOS、つまりWindowsが必要なのです。

それからアレです。やっぱりなんだかんだで画面とキーボードがセパレートになっているものは(何台も使いましたが)主に剛性感に対するモヤモヤが強くて「やってられねー」感が拭えません。私にはキーボードと画面が物理的に固定されており、永遠に離れないオシドリ構造のクラムシェル型ノートPCが必要なんです。

というところで、物色です。
そろそろ代替しないと今使っているDynaBookのキーボードを突発的にたたき壊す可能性が高くなってきました。

最初に考えたのは、MacBook。
そう、最近出た、12.5インチで、ポートがUSB-c一つで、それもACアダプタプラグも兼ねてるという、貞操帯ノートPCこと、MacBookです。
もちろんMacBookですからOSはMac OS Xのヨセミテです。私の文房具、具体的にはwzエディタはインストールできません。
なので、MacBook系を使う時には必ず入れているアレ、つまり仮想PC環境構築ソフト「Parallels Desktop」でWindows 7を走らせて、そこでWZ Editorを使おう、という目論見です。
MacBook系のキータッチを殊更悪く言う人がいますが、私の好みでは全く問題ありません。OSはMac OSの方が好みですし、私はとにかく執筆マシンが欲しいのでWZ Editorが動くならなんでもOKなのです。
それにポインティングデバイスであるところのトラックパッドの操作性に於いてMacBook系の右に出るものにお目にかかったことがない、というか快適なのはもう初代から使っているのでわかりきってますから安心感しかありません。
なので、善は急げとばかり、Apple Store(もちろんWEBの)に入って、さっそく鼻歌交じりにカスタマイズを行いました。

MacBookってずっとシルバーばかり使ってきたわけで、ここは一つ中国人向けのゴールドはパスして、色はやっぱ目新しいスペースグレイかなー。
モデルは512GBのストレージなんか必要ないので256の方だね。
というか、128GBで十分なんスけど、ないんですね。
ふむ、CPUはintel Core Mの1.1ッスか。TurboBoostで2.4GHzまで上がるからダイジョウブ?
いやいや、ターボで2倍以上の出力っすか? あの優秀なDrive-Eでさえ、1.5倍強っすよ? PPP入れて2倍なのでまあ、ムリじゃないとは思うんですが、Core Mってマジブースト圧高いンですねえ……

なーんて、一部マニアしかわからない表現を使いながらモデルを決めた私は次の瞬間固まるわけですよ。
【出荷予定日:3-4週】
「なんですとー!」

ということで、あえなくMacBook導入計画は頓挫。
MacBook Air? MacBookPro?
いやいやいや。もう私、そいつ等は都合十数台も使ってますし、もはや勃たないんスよ。EDなんスよ。

そう言うわけでMacBook系を諦めた私は、当然のようにVAIO株式会社のVAIOへ。
MacBookはPowerBookと呼ばれた時代から(Duo230)の愛用者の私。たぶん30台くらい買ってますね。
VAIOはVAIO note 505からのユーザーで、常にWindows系 note PCに鏑矢を放つそのブランドを憎からず思い、これまた十数台以上使い続けているわけで、当たり外れというか相性の問題でMacBook系ほど信頼感はないのですが、まあ、日本で作っているってんですからそこはそれ、日本にカネを落としてあげようか、と。
「VAIOならZだよねー」
なんてサイトでカスタマイズする私。

CPUなんてスタンダードでいいし、SSDも128でお釣りが来まくり。メモリはオンボードだけど8GBあればどうしようもないくらい広大でしょう。何せEditor走らせるだけですから。まあ、時々ブラウザとかメーラーも走らせるわけですが、それでもねえ。

お、英語キーボードが選べるなら是非それで。
別に「日本語配列仮名文字無し」でもいいんですが、メインのMacが英語キーボードですから配列が同じ方が楽といえば楽ですしね。

で、これだと納期が7月初旬。
あと、20万スか。いや、VAIO Zといえばある意味フラグシップですからね。それが20万円で買えるのは安いな、と。昔は40万とかPowerBookなんてメモリ増やしたら余裕で50万越えでしたもんねえ。
安くなったもんです。相対的には!
ということで、20万円という価格と微妙に長い納期に怖じ気づいた私はVAIO Zは保留としました。

うーん。
ここで悩みどころです。
残る候補はアレです、ThinkPad系。
私は以前からノートPC界(界?)について一家言を持っておりまして、常々こう言っておりました。
「ノートPCには2種類ある。ThinkPadとそれ以外である」
そう、そのThinkPadです。
ThinkPadも私的には付き合いが古い友人です。
何しろPS/55noteが発表された直後、まだインターネットなんてなかった時代です。
このパソコンが出た時は震えましたね。
日経に実物大にプリントされた全面広告なんて出ちゃってたのを覚えてますよ。
「こんなノートパソコンを待ってたんだよ! どうするよ、ブラザー!?」
なんて興奮したアーリーアダプタなデジタルガジェットジャンキー同士が大阪のキタにある手羽先屋に集まって「どうする? どうする?」なんて新聞広告を肴に手羽先囓りながらビール飲んで大騒ぎしたあのPS/55noteからの付き合いですよ?
あ、でも結局PS/55noteは買わなかったんだっけ、うん。(・∀・)
ThinkPad700c。
そう「赤いポッチ」ことトラックポイントを引っ提げて登場したThinkPadからの付き合いですよ。
というか、たぶん最初に買ったのは220ですね。700cは220の次、ちょっと値下がりしたヤツを買っただった。うん、たぶんそう。
そこからこちらも十数台のお付き合いです。PalmTop PC110なんて何台買ったかわかりません(たぶん4台くらい買った)。まあ、アレはThinkPadじゃないんですが。
シリアルナンバー入りの限定ThinkPadも何台か買っちゃいましたねえ。
本体はありませんが、ソレ専用のレザーケース、オーダーでシリアルナンバー入ったヤツはまだ手元にあります。国立商店さん、その節は有り難うございました。

だがしかし。
ThinkPadがIBMじゃなくてLenovoになってからは私の信頼をなくしましたね、ThinkPad。
T41、T42、T43pあたりで「そろそろダメかな」なんて思い出してからは遠ざかってました。
確かLenovoになって「とは言え、モノは試し」とばかりX220をカスタマイズして使いましたっけ。
あんまり記憶に残ってませんが、悪くなかったような……。VAIO Z系に乗り換えたのは液晶解像度が高いモバイルPCが欲しかったから、のような。

さほど乗り気ではなかったものの「キータッチを求めるならThinkPad」というのはもはや「もの書き」の定説。好みもありますから「誰でもそう思う」というわけではありませんが、それでも「Mercedes-Benzはいい車」的な固定評価が存在しているのも事実ではないかと。

そこでLenovoのサイトを見ると、2つのモデルでちょっと悩むわけですよ。
「ThinkPad 220のなれの果て?」系モバイルノートのX250と、
「これからはモバイルでも大画面っしょ? 常識っすよね?」的なMacBook的アプローチのX1 Carbon。

で。
カスタマイズしていると、どちらも20万円じゃないッスか!
X250は「安い!」と思ってチョイスしてCTOを始めるとHDDをSSDにしたりするだけで、もうハイエンドなお値段になってきます。
X1 Carbonはそもそものスタートがハイエンドなので、基本的にそれなりなのです。
でも、納期は米沢で作るので6月中にはOK、だそうで。
今までの中では最短ですね。
私は大阪在住なので、米沢より安曇野の方が近いんですが、VAIOよりThinkPadの方が時間的には早いようで。
あれもこれもと、ハイスペックになってしまい、25万円超のプライスタグをぶら下げたX1 Carbonのスペックを眺めながら「さて、どうしたものか」と悩んでいた私に、天啓が下りました。
「お前はアホか?」
と。
「ハイエンドPCを構築してるんじゃねえよ、このスカポンタン!」
と。
「ああああああああ」
私は頭を抱えました。
そうでしたそうでした。
そもそも「WZ Editorが走る」程度のスペックがあればいいんです。
あと起動終了その他、色々面倒なのでHDDじゃなくてSSDであれば文句在りません。
それから来たるWindows 10にする事を考えて、メモリは8GB欲しいです。
贅沢はその程度なんですよ。
ネットゲームとかするわけじゃないんです。
私はシンプルで快適なキーボードを有した、それなりのスペックのPCであれば文句は無かったんでした!

という事で振り出しに戻る。
というお話でした。
何かないっすかね?