やっはろー(^^)
「めんどくさい」を改善しました
お暇でしたら、スキー積載方法Ver.1.0に関してこちらの記事をご覧ください。
◎スキーホール活用方法は色々めんどくさかった
実際に運用してみるとわかることってありますよね。
XC40にスキーを車内積載する方法もまさにこれでした。
弱いオツムを使って「最強だな」とドヤ顔で決めたスキーホールを使う方法もまさにこれ。
スキー旅行に一度いってちょっと、いやかなりめんどくさいことを実感したのです。
○穴が狭い
私のみんカラというクルマ系SNSの「クルマレビュー」でもすこし触れていますが、XC40のスキーホールって見た目より使ってみてその小ささというか開口部の狭さを実感します。
※ちなみに私の姓はマジで「山田」じゃありません。
あるだけマシと言ってしまえばそれまでですが、スキー2セットを運用する穴としてはさすがに小さすぎると思いました。
穴自体が小さいのに、そこに中央シート用のヘッドレストの取り付けバーのおかげで更に狭くなるのです。
バーを上げておく、つまり中央シートのヘッドレストを一番上まで上げておくという選択肢は現実的ではありません。
だってルームミラーで後ろを見る時にめっちゃ邪魔じゃないスか。
で、当初は「3セットくらいいけるかな」と思っていたのですがノルディック系、それもディスタンス用ならまだしも一般的な長さのアルペン用スキーだとまずムリだということを理解しました。
スキー2セット+ストック2セットでギチギチです。
ストックって地味に邪魔になりますからね。スキーと一緒に大物としてまとめておきたいですから、スキーホールに通すのが吉ですし。
穴が狭いとスキーを通すさいにバインディング(ビンディング)部分が引っかかって、かなりのストレスになるのです。
そもそもスキーだけでなく、スキーとストックをまとめてくるむ為に先にグランドシートを穴を通して敷いてますから、なおさら通しにくい。
一本目はまだしも二本目めんどくさい……。
そして入れるときよりも取り出すときのほうがめんどくさいのです。
○固定方法がめんどくさかった
スキーをグランドシートでくるんでゴムで留め、キャビン側はシートベルトを巻きつけて、荷室側ではベルトを使ってそれぞれクルマに固定する、という手法を取っていたのですが、これもけっこうめんどくさい。
これをスキー旅行中毎日2回やるわけです。
まだあります。
グランドシートでくるむだけだとスキーに残っている雪が溶けた水が漏れます。
基本的に軽く防水処理されているグランドシートなのでこの場合は滲み出るのではなくスキマから漏れ出るのです。
これを防ぐには漏れる部分がないように、きちんとくるむ必要があるのですが、これも「きちん」とやるには時間がかかってめんどくさい。必要なのはスキー場から宿に向かう時ですから、疲労もあるし自覚はないものの早く帰りたいと気持ちが急いているので面倒くささに拍車がかかるというものです。
◎スキーホールを諦める
スキーホールを使うことで、4人乗車を可能にする。また、荷室と後席との間に空間を設けない事により衝撃時に荷物の荷室侵入を防ぐという意味合いもあって「シートを倒す」方式を敢えて回避していたのでした。
が。
一度運用してみると「XC40のスキーホールはスキーには使えない」のだということがよくわかりました。
認めたくはありませんが、受け入れるべきでしょう。
つまり「シートを倒して積載する」方法を素直に受け入れることにしたのです。
その上で、荷物の固定方法をしっかりする、と。
◎VW純正(笑)スキーバッグ復活
というわけで、VW EOS V6(短い)、Land Rover RANGE ROVER EVOQUE Coupe Dynamic(長い!)、VOLVO XC60(短い)と3台(代)のクルマで使ってきたスキーバッグの再登場です。
これはいわゆるスキーホールを利用してスキーを車載するバッグなのですが、XC40のスキーホールには入りません(バッグだけをムリヤリ通すことは可能なれど、そうするとスキーが入らなくなる)。
なので本来の使い方とは違うわけですが、XC40では4:6分割の4の方のリアシートを倒して運用することにしました。
実はこの方法は同じ4:6分割リアシートだったLand Rover RANGE ROVER EVOQUE Coupe Dynamic(長い!)の時に採っていた方法です。
EVOQUEにはそもそもスキーホール自体が存在しなかったのでスキーホールを使いたくても使えない。選択肢などないため素直にリアシートを倒してこのスキーバッグを積載していました。
バッグ自体はVW純正品ですがEOS専用品ではなく、他モデル用です。またさすがに現行品はモデルチェンジを繰り返していると思われますので、私のバッグは旧型もしくは旧旧型くらいでしょうか。
実はこのVW純正のスキーバッグはEOS V6購入当時にEOSどころか日本のVWアクセサリカタログにはなく、仕方がないので海外のVWディーラーから通販で入手したものです。
なので軽く15年のビンテージものです。
「とうとうお前とも別れる日がやってきたのだな」と悲しみにくれていたのですが、まさかの復活です。
「またお世話になります」でございますね。
いやあ、捨ててなくてよかったです。
バッグ本体はナイロン製で、内側には防水のために全面ゴム引き加工がされています。
これによりスキー場からの帰りにバインディングの奥などに潜んだ? 雪が溶けてもバッグ内から漏れ出すことはありません。
20年以上(たぶん23年目)使っていますがいまだに加水分解などで劣化していません。たいしたクオリティです。
容量はけっこう大きめでストックスキーとストックが4セットまで入ります。長さも充分で購入当時私が使っていた2mのスキー板が充分に入りました。
試してはいませんが、大きめだったBMW E46のスキーホールでもさすがに4セットは貫通させられないと思われます。でも前車のXC60の4:2:4分割のリアシート(MY2014の場合。現行モデルは4:6分割)の中央を使った積載方法だと大容量をフルに使えます。
欠点は……敷いて言えば一つだけ。
ジッパー開閉式なのですが、その開口部が狭いこと。半分くらいまでしか開きません。
これの何が欠点なのかと言うと、開口部が狭いと内部の清掃がしにくいからです。構造上、裏返せるように作られていません。つまりスキーから落ちた水などをキレイにするためには手を潜り込ませるような感じになってやりにくいのです。
ここはフルジッパーにしてほしかったところです。そうすればスキーの収納も更に楽ちんであろうと思われます。
まあ……安全面を考えて敢えてフルジッパーにしていないんだろうな、ということはわかってはいるんですよ、ハイ。
固定方法ですが、バッグ側にシートベルト固定金具が装着されたシートベルト素材のベルト(ややこしい^^;)が固定されていて、その金具をクルマのシートベルト固定具にカチャっと差し込むだけ。
中でスキーが暴れないようにぐいっと締め上げる機構付きです。
どうでもいい情報ですが、このシートベルトアンカーを使った固定方法の為、VWとしてはEOSでは使えないと記載されています。なぜならEOSは4人乗りで、このバッグを使うとシートアンカーを1つふさぐことになり、4人がシートベルトをすることができません。なのでメーカーとしては「×」とするしかないのでしょう。
EOSには4人がちゃんと乗車できるように専用のスキーバッグがアクセサリとして設定されています。シートベルトアンカーの代わりに荷室フックを使って固定する方式のもので、当時の私はこれを見つけられず、VWの他モデル汎用品を買っちゃったということです。まあ乗車は3人までと決めておけばいいだけですから実害はないのですけど。
これもどうでもいい情報ですが、天気のいい日に宿からゲレンデまでの道を屋根をフルオープンにして往復するのは最高に爽快でした。雪が積もってもなんの心配もないし、ハードトップタイプのコンバーチブルはスキードライブにぴったりだな、と今でも思っていますので、そのうちまたコンバーチブルが欲しいと考えています。
SUVタイプではEVOQUEにコンバーチブルがありますが(スキーホールあり)、私が欲しいのはハードトップタイプのコンバーチブル。
まあ……ただでさえ重心が高いSUVの屋根を重くするようなそんなキテレツなクルマは出ないでしょうね。^^;
◎XC40への固定方法
以前、ROK strapsという荷物固定バンドの記事を書きました。
この記事で紹介しているROK strapsは主にこのスキーバッグを固定する目的で購入したものなのです。
というわけでスキーバッグをXC40の荷室に固定する手順は次の通り。
スキーバッグのアンカーを使ってリアシートに固定。
荷室の前方と後方四隅にある固定用金具にROK strapsを取り付け、奥と手前でそれぞれスキーバッグをぐるっと一巻きした状態で締め上げて固定する。
つまり都合3箇所で固定することになります。
スキーホールを使う場合はスキーホール自体もストッパーになっているので荷室側に飛び出してくることはまずないのですが、リアシートを倒すことにより出現する広大な?スペースだと、シートベルトで固定した部分を支点にして暴れる可能性がありますよね。
なので後方(テールゲート側)の固定は必須。
さらに荷室の奥側を固定する理由は、まあ「保険」ですね。
大した手間ではないので。
あとは空いたスペースに着替えなどの荷物(バッグ)類を入れていくわけですが、シート側にはみ出してこないように同じくROK strapsを上からクロスで覆います(これで4本)。
初回のスキー旅行ではここはカーゴネットネットで覆っていた部分ですが、バッグの持ちてのループにストラップを通して軽く締めることにより、より強固に固定できる感じです。
ちなみにこのバッグ、15年以上保ってしまっているのでアレですが、今度買い換えるとしたらキャスター付きのスキーバッグにしようと考え中です。純正品のように4セットも入る容量はいりませんし、何より値段がムダに高い。
車用の専用バッグではなくても構造を把握して対応すればいいですし、固定方法も問題なし。2セット入ればいいので選択肢は広がります。
ただキャスター付きタイプの場合は今のバッグと違って折りたたんで納戸のスキマで保管できなくなるので悩ましいのですが……。
あと耐久性はしらんけど。