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★【VOLVO XC40 B4 AWD R-Design】のココがダメだよ その1:リアシート編

クルマ

ちゃろー(^^)

突然ですが、XC40の「ココがいまいち」な点を語ろうと思います

詳細シリーズも続きますが、箸休め的にお読みいただければ幸いです。

現時点において、ライフスタイル・パートナーとしてのXC40に、私は90点くらいの点数をつけたいと思っています。
つまり「かなりお気に入り」なのです。
が、しかし。
XC40とて完璧ではありませんから、当然「ここがいまいちだな」と思うところがあるわけです。
そんな「ココがダメだよ」シリーズの第一弾でございます。

◎リアシートの座面が短く低い

今回はコレです。

医学的なアプローチでコストをかけて作られているのが歴代VOLVOのシート。
MY2014のXC60もそうでしたが、XC40のシートも文句なしです。
XC40に限らずR-Designグレードは専用のスポーティなシートを採用していますが、他メーカーのスポーツバージョンとは違い「サイドがタイトでデブにはちょっとしんどい」というほどのタイトさはありません。
むしろ「さほど違いはない」と言ってもいいくらいです。

なので今までと同じく、基本的に快適であろうと思っています。
「あろう」というのはまだ長距離、長時間乗っていないので断定できないからでございます。

現行のXC90とXC60は全く同一のシートを使っているそうですが、さすがにXC40には流用しなかったようです。
コストの問題は当然あるでしょうが、それよりも上級2モデルがもつインテリアのデザインテイストとXC40のデザインテイストが違いすぎて、そのままキャリーオーバーしても明らかにミスマッチだからだろうと思っています。

XC40のフロントシートは昔のレカロシートの一部に採用されていた、座面長可変装置がついています。
まあ、座面の前端が引き出せるようになっているだけですけど、これが結構いいんですよ。
私は「気持ち」長くして快適度がさらにアップしました。

そういうわけでフロントシート【には】今の所申し分ありません。
問題はそう、リアシートなのです。

○スライドしないし角度調整もできない(だが✕ではない)

XC40のリアシートはスライドしません。
また、シートバックの角度変更もできません。

でもスライドしないとか角度変更が出来ないことが問題ではありません。
それらはVOLVOの「哲学」「ポリシー」で敢えて固定しているからです。
理由はもちろん安全性です。

というわけで「リアシートのシートバックやスライド機構はこれを一切設けない(注:XC90という例外あり)」というのがVOLVOの社是ですから、VOLVOを選んだ時点で諦めるべき機能だといっておきましょう。
VOLVO曰く「衝突等の事故において、それらを可変可能にすると安全性を担保できないから」です。
これは極めてVOLVOらしい哲学なので、指摘しても意味がありません。ムダです。
一部の上辺なぞり系モータージャーナリストは「残念な点」としてリアシートが固定であることを指摘します。指摘するのはもちろんいいのですが、「なぜ」が欠けています。
「担当者にその点を尋ねると、こういう答えが返ってきました」というところまで説明すべきじゃないでしょうか。そうじゃないとシロートが「ディーラーで○○試乗してきました」レベルのブログや動画と変わらないとおもいます。

もっとも私もVOLVOオーナーの端くれなのでその辺を知っておりますから、問題だとは思っていません。

XC90のオーナー様より「XC90はサードシートがある関係でリアシートにはスライドもリクライニングもあるんだぜ」というご指摘をいただきました。

確かに! 浅学を恥じる次第でございます。私が聞いた話には何か漏れが合ったと思われますが、すでに忘却の彼方です。

ともかく「例外もある」ということでお詫びして訂正させていただきます。

○XC40のボディサイズ・デザインで荷室のフルフラットにこだわったからこうならざるをえなかった、という結果が「✕」

今回XC40の問題であると指摘したいのは、床から座面までの距離が短いことです。
座面長が短いことよりも、問題は座面高の低さの方です。
XC40のリアシートにきちんと座ると、膝裏がシートから浮く感じになります。
こういうの、実は昔の日本車(のリアシート)に多かったんですが、これの何がダメって長時間乗っていると足が疲れるんです。
つまりXC40のリアシートは長時間のドライブには向いていないということです。

長時間ドライブに向いていない、ということはすなわちXC40はヨーロッパでは「一人ないし二人用」のパーソナルカーだという評価になります。
もちろん、そう評価される前にちゃんと「言い訳」は用意されています。
VOLVOによるとXC40の活用イメージは「me」だそうです。
つまり基本的には一人ないし二人までのクルマとしてデザインした、ということです。
要するにリアシートを常用しないライフスタイルを持つのがVOLVOが想定したXC40のオーナー像ということなのです。
リアシートを重視するならXC60がありますよ、というコトですね。
値段がかなり違うっちゅーねん。^^;

その昔、昭和の時代にホンダにCR-Xというシティ・コミューターがありました。
車検証上は4人乗りだったのですが、「これは犬でも嫌がるシート」ってことで「ワン(犬)・マイル(参る)・シート」と呼ばれていました。
つまり「1マイル(1.6km)までならなんとか我慢する」というシートだったのです。

もちろんXC40のリアシートはCR-Xに比べたら天国的に快適ですから、1マイルシートなんてことはありません。
でも、そうですね……長距離ドライブで快適でないのは間違いないと思いますので、敢えて名付けるなら「ワン・センチュリー・シート」でしょうか。
高速道路をつかったドライブで「センチュリーマイル(160km)くらいなら耐えられる」感じのシートという意味ですが、いかがでしょう?

VOLVOもその辺は百も承知でしょうけれどね。
XC40は単身者やカップル用のクルマで、リアシートは普段は上着なんかを置く場所。たまにご近所の人や友達を駅まで送迎する、というイメージのクルマなのでしょう。

もちろん、足が短い子供や小柄な人なら大丈夫だと思いますが、中学生以上いや小学校高学年くらいの子供がいて、一家に一台のクルマとしてXC40を考えているなら、リアのパッセンジャーにはその当たりに気を遣うようにしましょう。
たとえばロングドライブをする場合はこまめに休憩をとるようにしないと、リアシートにいるパッセンジャーは無意識のうちに身体的ストレスを溜め込んでしまうことになると思います。アレです、いわゆるエコノミー・シート・症候群ってやつに注意ということです。

○とはいえ、我が家にとっては問題はない

絶対的なリアシート評としては上述の通り「✕」なのですが、実のところ我が家には全く問題はありません。
基本的にパートナーとの二人暮らしですし、両親などをリアシートに載せて「移動」することはあっても「ロングドライブ」に連れ出すことはありません。VOLVO的には「me」なオーナー像ということですね。

大人を後席に乗せることがあっても短時間の移動だけなので、「なんかリアシートはしんどいです」ということにはならないと思います。

座面長と座面高以外の項目、すなわちヘッドクリアランスやニースペースは充分ですし、つま先はごっそり? フロントシートの下に入りますから、大人四人が移動するにはむしろ快適な方でしょう。

◎まとめ

まず前提として言えることは「このリアシート問題はXC40だけに限ったことではない」ということです。
XC40に限らず、これからをクルマを買おうかな、買い換えようかなと思っている人はいい機会なのでリアシートの重要度を一度冷静に考えてみることおすすめします。
大人4人で乗ることが多い場合は、それが長距離のドライブ旅行なのか、せいぜい1,2時間程度の移動なのか、頻度はどうなのか、等々を考慮することをおすすめします。
そしてリアシートに実際に座ってみること。

天井までのスペースはあるか、膝と前席とのクリアランスや前席の下につま先が入り込むスペースがあるかどうかばかりを問題にしているインプレも多いですが、長時間リアシートに人を乗せる時は座面長と座面高も重要な要素だということを気にしておいてください。

すでにXC40をお乗りの方へのアドバイスとしては、後席に人を乗せる時はこまめに休憩をとって伸びをしたり体を動かしたりしてもらいましょう。

というわけで、XC40のリアシートに座ると膝が持ち上がってなんかおさまりが悪いぜ、というお話でございました。