趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

次のクルマを考える

クルマ

ちゃろー(^o^)

今回は「次はどのクルマを買おうかな」という話です

気が早い?
まあそうですね。
去年の年末ギリギリにXC40が納車されたばかりですから「もう次の車の話かよ!」と(主に同居人から)お叱りを受けるのはしかたがないところでしょう。

◎真剣度は★くらい(★5つがMAX)

実際の買い替えはまだちょっと先の話になりますが、それでも「次のクルマ」を考え中、みたいな状態での私の頭の中を文字にしてみました、みたいな感じです。

新型コロナ問題もあるのでしょうけど、最近考えるんですよ。
「人生も残すところあと……何年なんだろうか」って。^^;
なので死ぬまでにクルマってあと何台乗れるかわかりませんよね。
そういうわけですから「次に買うクルマが人生最後のクルマになるかもしれなかったりそうでもなかったり?」みたいなマインドで考えてしまう私がいたりいなかったりします。
曖昧な言い回しを使っているのは「いやいやいや、100まで現役でクルマをブイブイ転がしてやんぜ」みたいな驕り高ぶり?成分が私の中にちょっとあるからなんでしょうね。

◎過渡期過ぎる

閑話休題。
そんな感じで「乗り換えるならどの車?」みたいなことを考えつつ今のクルマ業界?を俯瞰するわけですが、これがもう絶妙に微妙(日本語として変であることは無視して下さい)。

どういうことかと言うと、アレですよアレ。エンジン、いやさパワーユニットですよ。
時代背景として今はボディ側じゃなくて駆動側が過渡期過ぎる。
ヨーロッパはもともとそうなっていましたが、ここ1年でそれが加速度を増してます。
「地球温暖化はデマ。地球なんてもともと熱くなったり寒くなったり繰り返してだろ? 温暖化とか普通じゃん。つかウチは環境とかどうでもいいから」なんて言っていた(個人的には部分的に賛成^^;)トランプさんが大統領に再選しなかったせいでここへ来てアメリカが一気にEU化。しかもけっこうな急ターン。
そのとばっちりというか、日本政府も「ウチがやるんだからお前もやれ。つか必要な技術とかよこせ」というアメリカからのパワハラを受けて「2030年までにオール電化します」的な筋道が見えない目的地を掲げ(させられ)る羽目に陥っています。
ええ、これまで一部個人の感想(妄想)が含まれています。

要するにEV車とかハイブリッド車にどんどん移行しまっせ、的な発表をしている各社から今このときに出てくるクルマの多くは「過渡期にありがちな出来」なのではなかろうか? という疑いを持ってしまっているということです。
そうそう、いちおう書いておきますが私はEVとかハイブリッドとか次世代パワーユニットについて「環境に優しいから」みたいな観点はほとんど、いや一切持っておりません。
私の車選びの要素に環境へのインパクト問題は存在しません。
純粋に、いや単純にそのクルマに対する興味です。
EVが面白そうとか、ハイブリッドのシステムががわくわくするとか、エネファームで車が走るってそそるぜ!みたいな思いがあるだけです。
環境に優しいのがいいなら人類が滅びるのが最善手なわけですから、滅びたくない私はこれからもブレずに利便性と快楽を追求していく所存です。

誤解のないように書き添えておきますが、もちろん環境に悪いことを率先してやるぜ、みたいなこと言っているわけではありません。極端なミニマリストやビーガンを主張する人とは議論しても噛み合わないと思う、ということがいいたいだけであります。^^;

で、そのハイブリッド一つにしても、いわゆるプリウスタイプの「純?ハイブリッド車」もあれば「そこそこEV走行できまっせ」なプラグインハイブリッドもありますよね。
加えて純ハイブリッドとは似て非なるものながらもハイブリッドを名乗っている「マイルドハイブリッド」なんてのもあります。私の愛車のXC40もそれです。
そのマイルドハイブリッドにしても日本の12V系とちがいヨーロッパで流行りつつあるのは48Vマイルドハイブリッドで、両者は同じ「マイルド」くくりでいいのか? なんて疑問も生じます。

◎e-Powerが気になる

ルノー・日産・三菱連合には同じハイブリッド車のくくりながらもe-powerなんて名前の「ガソリン発電機搭載電気自動車」もありますし、ホンダにはその亜種もあったりしてまさに百花繚乱、いや混沌状態。
おっと忘れちゃいけないミライを代表とする「エネファーム搭載電気自動車」。
これら次世代系パワーユニットに加え、当然ながらレガシーなICE、すなわちガソリンエンジンやディーゼルエンジンもまだまだ現役です。
あ、あとピュアEV(BEV)^^;。
これってすごいこと、すごい時代だと思いませんか?
ワクワクしちゃいませんかね?
私はもともと車をただの移動手段とは見ていないタイプ、つまりいわゆるクルマ好きなので、なんというかそれらすべてのクルマを自由に選べるエキサイティングきわまりないこの時代に生きている幸運をいったい誰に感謝すればいいのだろうか、みたいなことを考えています。いやマジで。

なので迷っちゃうんですよね、次のクルマ。
決められない。
いや決め手がないと言うべきか。
複数台持つのになんの問題がない人にとっては気になったクルマをどんどん買って乗ってみればいいだけの話ですが、私を始めとする大多数の庶民、それも日常的にクルマを必要とはしないライフスタイルの家庭においては一家に一台がマキシマムといっていいでしょう。

これはアレです。
同時に数人の、そしてそれぞれみんな憎からず思っている可愛らしい美少女から告白されたラノベ展開のようなものと言ってもいいでしょう。
ハーレムエンド? いやだからそれは人としてアレというか極めて特殊なパターンですから。^^;

振り返ってみればデジカメや携帯電話がそうだったように、大きなイノベーションの最中にあるプロダクトは私にはどれもこれもキラキラと魅力的に見えて仕方がないのです。
そう、なんだかんだ言って今の車事情は実にエキサイティングです。
デジカメとの違いは……庶民には毎月買い換える事ができないってことでしょうかね。
あと、こういう状況になったのは地球温暖化対策とかエコとかそっちの人たちの圧によるものだと考えると「地球温暖化バンザイ」と(心のなかで)叫びたくなってきますね。
いや違うな。ここは圧をかけた人を称えるべきか。

ハイテク系、次世代系パワーユニットも好物なのですがEVOQUEを買ったくらいからずっと「一度ディーゼルターボに乗ってみたい」という思いもあるのです。いや今も思い続けています。
ICE(内燃機関)で走るクルマを買うなら、個人的にはこの次が最後のチャンスかもしれないと思いますし、買っとかないと後悔しちゃうんじゃないか、とも。
高性能なディーゼルターボもともと選択肢は少ないですし、買い換えるタイミングで好みのクルマにディーゼルエンジン仕様があるのかどうかが最大の問題かもしれません。

◎ベストチョイスは燃料電池車(FCV)かe-Powerか

次世代パワーユニットについて考えた場合、個人的にはFCV、つまり燃料電池車がベストだと思っています。
バッテリのみで走るいわゆる純EV(BEV)は近い将来必ずバッテリ革命が来るはず。なのでEVはそれから買っても遅くないんじゃないかと。
だったら「ブリッジカー」とも言える過渡期にあるモデルを味わえるのは過渡期しかないじゃないかと。

とはいえハイブリッドにしろ発電機搭載車にしろどちらにしろバッテリは現状のものを使っているわけですから、「だったら別に次世代バッテリ待つ必要ないじゃん、今のEVでもおんなじじゃん」という考え方もあります。
もちろん過渡期システムのクルマよりBEVの方に「グッと来る」クルマがあれば敢えて過渡期システムを選ばずBEVに行ってもいいとも言えます。

我が家の今のライフスタイルだと長距離ドライブなんて年に数えるほどしかしません。なので走行距離が短いシティ・コミューター系のBEVに行くのも確かに「アリ」なのです。
が。
どちらにしろBEVにはインフラという問題がつきまといます。
これは日本にいったい給電スタンドが何箇所あるのか? という包括的な話ではなく、もっと狭い部分の問題です。つまり単純に個人的な問題、つまりマンション住まいという私の環境がネックなのです。

うちはEV用の給電装置がある稀有なマンション(ある調査によるとまだ全体の1%未満らしい)ですが、3基あるうちで共同で使えるのは1基のみ(あとの2基は区分使用者用、つまりその場所を借りてる人専用)。
現状に限って言えばそもそも住民にEV所有者が少ないので(最近テスラが登場しましたが)空き時間に場所を確保するのはたやすい、つまりEVを運用しようとすればできるギリな状況です。
でもまあ、めんどくさいでしょ?
やっぱ個人区分に専用ソケットが欲しいに決まってます。
あと共用ソケットは電気代が割高です。

なので次期FXとしてEV系を選ぶとしたら、私の場合はBEVではなく「自家発電系EV」が現実的だと思うのですよ。
するとまず思い浮かぶのはICE車と同等の利便性がある日産系e-power車。
中でも現実的なのは近い将来にほぼ確実に発売されると思われるのは日産のX-TRAIL e-power。
次期X-TRAILは去年の秋に既に北米で発売されていますので内外装の見た目はほぼアレ(北米名はローグ)で決まりでしょう(ちなみにローグにはe-powerはまだ設定無し)。

……アレかぁ。
個人的に最近の日産車のエクステリアデザインは、相変わらず唐突な凸凹や突起でガンダムチックにまとめるビジーなトヨタなんかに比べるとクリーン&シンプルに向かっていて悪くないと思っています。なので次期X-TRAILも「アリ」っちゃアリなんですが、X-TRAILに乗ってて気分が「上がってる」自分が想像できないのですよ。

じゃあX-TRAILのバッジ違いモデルになる三菱の次期アウトランダーか? というと既に発表されているエクステリアを見ると「ないわー」というか。^^;


前から見るとどっちも「まんじゅう」みたいでかわいいデザインだと思うのですが、アウトランダーのほうが饅頭感がつよい。だったら同じ饅頭系ながらよりシュっとしているX-TRAILのほうが好みです。
でもどっちもリアデザインがひどい(個人の感想です)。なんというか「匿名希望」なんですよねぇ。

となると期待するのはルノーですかね。
というか過去に所有したことがないので、それこそ「死ぬまでに一度は」フランス車かイタリア車には乗ってみたいと思っていますし、ルノーは断然ありでしょう、と。
現在日本で販売しているルノーのSUVというと、キャプチャーですね。


評判はいいようですしヨーロッパではSUVではダントツ一位の人気だそうな。
コイツは最近フルモデルチェンジをしたばかりなので、私が次に買うタイミングとしてもエクステリアは同じものでしょう。
でもキャプチャー……?
いや、X-TRAILとか言っている私としてはやっぱりBセグのキャプチャーだとさすがにちょっとちっちゃいような……。
キャプチャーはルノー的にはルーテシアクラスのSUVだとおもうので、VWだとポロのSUVという感じ?
トヨタだとヤリスクロス?
あー、となるとやっぱりちょっとちっちゃいッスね。

日本未発売だけど、Cセグメントのルノー・カジャーとかコレオスにe-power積んできたらどうか?
カジャーか……。

コレオス……。

うーーーーん。
一度はフランス車に乗ってみたいのはマジで本心なんですが、フランス車やイタリア車ならなんでもいいわけではないわけですよ。はっきり言うとコイツラはちょっと勘弁してほしいわけです。
カジャー買うくらいなら素直にX-TRAILに行ったほうがナンボか気分が上がります(個人の感想です)。

ルノーは本国ではCセグに「アルカナ」というブランニューモデルを投入する(した?)ようですが、これが私が嫌いな「クーペ系」SUV。デザイン含めていろいろ惜しい。^^;

あ、今更ですが次期FXとしては基本的に今までと同じ路線、つまりSUVを考えております。
絶対の要件ではありませんが、SUVを3台続けて乗り継いでみて、今の所は我が家のライフスタイル&使い勝手的にドンピシャなのですよね。なので今のところは次もSUVかな、と。
もちろん気に入ったクルマが突如出てきたら車型とか関係なく買っちゃうかもしれませんけど。
二人分の1週間のドライブ旅行に必要なあれこれやお土産なんかの荷物が余裕で積めて最先端のADASもフル装備、魔法のじゅうたんのような乗り心地で、雪道踏破用に最低地上高は室内から調整できる可変サス搭載なのに見た目は現行のまま、お値段500万円ポッキリの新型LOTUS ELISE、なんてのが出てきたらポチります。

ELISEといえば今年でついに生産を終了。

シャーシナンバー200番台前半の、右ハンドルすらまだ生産されていないごくごく初期のモデルに乗っていた私からすると今のELISEは十分「別の車」なのですがシャーシなどの基本ラインは私が乗っていたオリジナルELISE(111)と同じもの。なので「ついに終わりか」という寂しさと同時に「よく今まで作ってたな」という呆れも多少あったりして複雑な気持ちです。
次はラインナップがガラリと今風になり、発表されたモデル131というシリーズ第一弾は泣く子も黙る?ハイパーカー、しかも純EVだそうな(EVIJA=エヴァイア=命あるもの)。


SEVEN、ELAN、EUROPEなど、大衆車のパーツを使って特別なライトウェイトスポーツカーを仕立てるLOTUSのイメージはもはやかけららも存在しないようで、むしろそっちの方が寂しかったりします。
そういえば今のモデルは知りませんが、初代のELISEもオペルとかの大衆車パーツをけっこう使ってましたっけね、懐かしい。

冗談はさておき私はリアが垂れ下がってる系のSUVは否定的というか評価出来ないのですよね。なぜなら荷室が圧倒的に狭いというか使い勝手が悪いから。
まあそれでも「こ、これはかっこえー」と使い勝手云々よりそのデザインにノックアウトされたら主張はかんたんに引っ込めますけどね。どんがらがランチア・ストラトスのHONDA eとか出ませんかね?基本的にEVってそういうデザインの遊びがやりやすいプラットフォームなような気がしますので今後に期待?

うーん、悩む。
まあe-powerに限定するから決められないわけです。
というわけで視点を変えましょう。

なのでこの間ガラっと生まれ変わったMIRAIはどーよ? と考えてみました。


まあSUVでも4WDでもないわけですが「エネファーム」で走ってると思うと気分がアガりそうな気がします。
先代のMIRAIのデザインは「ないわー」と思いますけど新型MIRAIはトヨタにしてはクリーンでシンプルなデザインなのが幸いして個人的にもギリOKです。


これは新世代のクラウンなんだと思うと今では「一度乗ってみてもいいかな」というくらいの許容力を獲得しております。10年前のワタシでは考えられなかった懐の広さです。歳を取るとはこういうことなのでしょうか。
まあエネファーム&クラウンなので? 値段はX-TRAILの2倍位するわけですが今の段階で「予算がー」なんていうといきなりつまんなくなるというか夢がひろがらないのでかんがえないことにしておきましょう。

水素ステーション?
ああ。そっちは幸いにも我が家のすぐ近くにあるので個人的には問題ありません。渋滞がなければ車で10分もかからないくらいでしょうか?
全然大丈夫じゃないのかもしれませんが「BEVやMIRAIをもし買ったら、ロングドライブ時はもうレンタカーでいいか」という割り切った考え方ができるようになってる自分に驚きです。
それにそういう運用方法するなら、ライフスタイル的にはもうスタッドレスタイヤ&ホイールをわざわざ買わなくていいし。

そう考えるとアレもありかな。
今はPHEVしかありませんが、エネファームを積んだRAV4が出たらけっこういいかもしれません。デザインはX-TRAILのほうが断然好みですが現行のRAV4はメリケン臭が強いのでけっこうイケます(写真はPHVじゃなくてAdventureですが)。


少なくともハリアーとかNX系のデザインを受け付けない私にとっては言い訳しながら買える数少ないトヨタ車と言えるでしょう。

とはいえRAV4のシャーシはエネファームを搭載するように設計されてないでしょうし、いくら待ってもそんなクルマは発売されないでしょう。

と思っていたら、スバルとの共同開発(4WDシステムがスバル)という触れ込みでbZ4Xなるコンセプトが発表されました。

個人的にはステアリングにググっとキました。^^;


bZ4XはEVですがトヨタのことなのでエネファームも載せられるようにしてくるんじゃないでしょうか。まあデザインはもう少し汗臭い系のほうが好みなんですが……。
コンセプトカーといえばトヨタは少し前にbZのレクサス版の「LF-Z Electrified」というEVを発表してましたね。

コイツは私が評価しないクーペSUVなのでbZ4Xの方がアリですね。どうせクーペならこっち(LF-30 Electrified)まで突き抜けるとほしいかもしれません。

というわけで「このご時世、なかなか次の車を絞りきれない」というお話でした。