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☆「ロードバイク・ファースト」な車選び 条件編

自転車

ちゃろー(*^^*)

ベルランゴってBERLINGOって書くけどベルリンゴじゃないんだよ?

ベルリンゴの方が可愛いと思うのは私だけ?

さて、めでたく?暫定次期愛車候補の暫定?チャンピオンとなったシトロエン・ベルランゴですが、ぶっちゃけ当初の「新型ルノー・カングー待ち」っていう状況はなんらかわりません。

そもそも「ベルランゴが欲しくても、今はまだ売ってない」んですけどね。
台数限定で抽選販売されたベルランゴですが、あれは実は「並行輸入車」です。
正規インポーターが輸入・販売しているのに並行輸入車っていうのもなんかしっくりこない感じですが「型式認定がない」輸入車は「並行輸入車」のカテゴリーに入るそうな。
で、「正規輸入車」となるベルランゴは今年の夏から秋にかけて販売が開始される模様。
その頃には本国でルノー・カングーの新型がお目見えしている頃でしょうし、本当の勝負はそれから、ということになります。
リフターはさておき。

というわけで、話としては前後してしまうわけですが、ここで「ロードバイク・ファーストなクルマ」について改めて考えてみたいと思います。

◎ロードバイク・ファーストなクルマの条件

○立てたままで2台積載可能であること

我が家は二人乗車で2台のロードバイクと荷物を運ぶ必要があります。

・そもそも現状は?

そもそも今乗っているクルマはVOLVO XC60 というSUVです(初代のフェイスリフト後にエンジンが変更になった新型の方。要するにCOTYを取った現行XC60の一つ前のやつです。ややこしい^^;)。

XC60のボディサイズは全長4,645mm、全幅1,890mm、全高1,715mmで、いわゆる「コンパクトサイズ」のSUVです。

ベルランゴは全長 4,403 mm、全幅 1,848 mm、全高 1,844 mm。
なのでタテ・ヨコはほぼ同じサイズ。背がかなり高いという感じ。
参考までに現行のカングーは全長 4,280-4,300 mm、全幅 1,830 mm、1,810-1,875 mmということなのでこちらも高さを除くとだいたい同じですね。

で、XC60クラス、つまりコンパクトSUVの荷室収納力はというと……。

まず、XC60は後部座席を倒すとフラットで広めの荷室が現れます。
が。
ロードバイクを立てて乗せるためには前輪とサドル(シートピラー)を外さないとムリです。
コンパクトサイズのSUVなので荷室高も荷室長もいまいちなんですよね。
積載にあたり、フロントフォークを固定する系では定番のミノウラのVARGOを使っています。
ハンドルがリアハッチ側、後輪がを運転席側にすると積載が簡単です。
外した前輪もオプションのステーを使ってVARGOに固定します。
セット品もありますので、そちらがおすすめです。

つまり、現状でもロードバイク2台を問題なく運べているわけですが、「もっと楽したい」というのが今回の車種選定のパッションなのです。

○シーコン・エアロコンフォートを2つ、「立てたまま」で積載したい

シーコン・エアロコンフォートというのは、いわゆる輪行袋です。
ただし、いわゆる電車輪行によく使う「アレ」ではなく、アレを思いっきりゴツくしたようなヤツです。
主に飛行機輪行用です。
加えて大きめのスーツケースを2つ載せる必要があります。
現在は年に1回だけしか利用する機会はありませんが、行き先はハワイイです。
なのでスーツケース的なでっかい荷物も一緒に運ぶことになります。

・そもそも現状は?

XC60も容積的にはすべての見込めますしまだまだ余裕があるものの、空間把握能力がないと積み込めません。
当然ながら荷室に立てて入れることは不可能です。
なので現状は横置きにして「重ねて」積載しています。
華奢なロードバイクを「重ねる」わけですから、車に載せる時はいつもものすごく気を遣います。
シーコンを車載する時は、毎回「今度買う時は、これを立てたままスルっと入れられるクルマにしたいな」と思っています。

◎前輪だけなら外すことは問題ない

そう、ゼンリンだけならウェルカムです。
それくらいは全然手間にも感じません。
オッケーです。

現在のXC60に車載するときのストレスはズバリ、「シートポストを外す」という作業です。
外すしたあとは装着しないといけませんよね。
で、チキンな私としては、シートポストもフレームもカーボンというカーボンパーツ同士の脱着を何度もしたくないのですよ。もちろん毎回きちんとトルクレンチで取り付けてますけども……。
このあたりのストレス、わかっていただけるでしょうか?^^;

◎実は裏技をつかえばXC60でも何も外さずに2台収納可だったり

実は……。
XC60って、その気になれば「前輪もシートピラーも外さずにロードバイクを2台積載できる」んですよね。
やり方は「(横に)倒して重ねる」方法です。
XC60くらいの荷室サイズがあると、斜めにすると前輪を外さなくても余裕で積めます。
なので1台だけを車載するときはVARGOを使うのは面倒なので倒して積み込んでます(もちろん、運転中にバイクが動かないように固定はちゃんとします)。

ロードバイク二台の場合は「重ねる」形になります。当然ながらバイクとバイクが直接当たらないように間に緩衝材として毛布を敷くとか一工夫あるいは二工夫は必要です。
それでもこれが、一番ローコストで簡単なロードバイク2台の車載方法でしょう。
実際問題として、ライドイベントに出かけると、参加者用駐車場ではこの方法でロードバイクを二台積んでいる「ワゴン」をよく見かけます。スバル・レガシーとか、スバル・レヴォーグとか。クラウン・ワゴンは見かけませんので私の中ではロードバイク乗りの人って国産車の場合、スバルに乗っている人が多い印象です。国内のロードレースのスポンサーをやってくれてますし、私も応援しているメーカーです。だとすると「国産車を買わなければいけない呪い」がかけられた時は、スバルを買う事になるかもしれません。
が、残念なことにスバルには「カングー・カテゴリー」の車種がないんですよね。

そのスバルのワゴンにロードバイクを重ねて車載している方に話を伺うと、キモはやはり「バイクの固定方法」と「間のクッション材」とのこと。
「毛布を挟んでおけばオールオッケー」ってな感じのハッピーメーター振り切っているメンタルの方はいらっしゃらないようで、要所要所にはウエスなどを集めにしてカバーしたり、繊細な気遣いをされていらっしゃるようでした。

実は私、この「横積み二段重ね方式」については、毛布などの緩衝材を一切使わない画期的なアイディアを持っています。
知りたいですか?
では今回は特別にタダでその方法を教えて差し上げましょう。\(^o^)/

それは「重ね合わせるけど、接触させない」事です。
いや、待ってください。今から説明します。^^;
どういうことかと言うと、一台は荷室に寝かせ、もう一台は天井から吊り下げるんです。なので接触しない。
ナイスアイディア!
私って天才!?
などと我ながら自分の才能に畏怖している今日このごろです。

ま……ぶっちゃけ「ムリ」ですけどね。^^;
机上の空論、絵に描いた餅ってやつですね。
なぜならば……。
一つ、私のXC60には天井側に固定できるような「とっかかり」が少ないからです。
具体的には後席の両サイド上部にあるハンドル(格納式)のみ。
さすがにこれだけで吊り下げるのは不可能でしょう。
「突っ張り棒」的なものを付加することはかのうでしょうが、バネのテンションごときでロードバイクを支えるほどの強度を保つのは難しいでしょう。急ブレーキや急ハンドルなどで慣性が働いたらロードバイクの質量は瞬間的に何倍にもなりますし、外れたら大惨事です。

二つ、荷室上部のスペースが足りません。
XC60はカングーなどのカーゴ車や軽自動車のワゴンと違い、リアゲートが垂直に切り立っているわけではありません。窄まっています。つまり上になればなるほど前後長が(左右長も)短くなります。これは横方向でも同じ。サイドパネルはルーフに向かって窄まっているのです。
加えてフロントシート。こちらはXC60に限らず、普通は上の方、つまりヘッドレスト側が後ろ側に反っていてその分後方荷室のスペースを削っているはずです。これは二次元的に言うと「台形」になります。つまり全方向において上部の空間は(床面に比べて)狭いのです。
これでは上部にタイヤを付けたままロードバイクを横たわせるだけの二次元的な広さは望めません。ミニベロならいけそうですが……。

というわけで、いいアイディアだと思ったのですが、実現不可能でした。
むしろこの方法は荷室が四角いカングーやベルランゴ向きの考え方かもしれませんね。

それより、毛布だのクッション材だの、固定だのと細かいことをグダグダやっている暇があったら、とっとと前輪外して固定具にくっつけたほうが何倍も速いわけで……。

◎まとめ:次期愛車に求める性能とは?

さて、そういうわけでまとめましょう。
「XC60でも前輪とシートポストを外せば車載は普通にできる」
「XC60でも重ねればシーコン2つを積載できる」
それを踏まえた上で「次の愛車に求めるもの」とは何か?
それはこれ。

1.できれば何も外さずに立てて積載したい
2.前輪を外すのは許容するが、シートポストは外したくない
3.シーコン・エアロコンフォートに入れたバイクを2台「立てて」積載したい

というわけで、この中では特に「2」がポイントなのです。
実車合わせをしたわけでは有りませんが、いろいろチェックしたところ、現行カングーでもベルランゴでも「1」はムリそうですが「2」についてはどちらも問題なく合格です。

実は本国ではこの件について「美しき解」が存在しています。
ベルランゴには全長が違う2種類のモデルが存在していて、日本に入る予定なのはそのうち短い方。XLという長い方は「予定なし」と言われています。
全長の違いは完全に荷室の長さの違いなので、XLであれば前輪を外さずに立てて車載が可能になるのですが……。
匿名で「XL入る予定ありませんか?」「XLがほしいんですけど」と毎日インポーターの相談係に電話をし続けたら輸入販売してくれないでしょうかね。
「日本は狭いんだから、XLはいらないだろ?」というのが浅はかな考えというもの。
「むしろXLが欲しい」っていう人の方が多いんじゃないかなあ(しらんけど)。
ちなみにXLは3列目シートありなので、絶対に引きはあると思う。
と考えると、XLにすると販売価格が高くなりすぎて3列シートミニバンが百花繚乱状態の日本では競争力がないだろうと判断されているのかもしれませんが、ンなもの、あれば絶対売れますって。^^;
日本のカングーファンやシトロエンファンの信仰心をナメてはいけない。
フランス車に「右ハンドル」+「アイシンAWの8AT」がくっついた今、彼らにもはや怖いもの(この場合は主に配偶者)などはないのですよ。
「左ハンドル」+「5MT」の並行輸入の旧型ベルランゴに乗っているが為に、なにかにつけて「なんで私が乗れるクルマにしないのか」と攻撃されていた日々が、ついに終わるのです。
細君もニッコリの、右ハンドル、そしてAT。加えて3列シートとなるとご近所のママ友付き合いに引け目を感じることももう無いのです。
……などという妙なストーリーをどんどんでっち上げ続ける私を誰か止めてください。^^;

続く。


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