趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

☆今シーズン最初で最後のスキードライブで反省したこと

VOLVO XC60

ちゃろー(*^^*)

スキーシーズンですが、滑ってますか?

え、子供が受験だから今年はスキーやらない?
……敢えて言おう、それはアホ親丸出しだと。

親がゲレンデ滑ったら子供が受験滑るかも……とか考える神経構造を疑うわ。^^;
気持ちはわからんでもないですが、つまらない規制でっちあげて経済活動を自粛すると世の中不景気になりますよ。

というわけで、行ってきましたスキー場。
私のホームゲレンデ?は長野県は「戸隠スキー場」です。

◎今年は暖冬だから、雪はないかも

一応、雪はありましたので滑れました。
が。
「中社ゲレンデ」は閉鎖されていました。
暖冬の影響で雪不足。
確かに下からみると斜面に雪がない部分がありましたので閉鎖もやむなしでしょう。
空いていて昔ながらの田舎ゲレンデって感じで結構気に入っているゲレンデなので残念です。

そういえば近くにある「飯綱高原スキー場」は「里谷多英コース」で有名なマイナーゲレンデですが(有名なのかマイナーなのかどっちだろう^^;)、経営難で今年で閉鎖らしいのですが、皮肉なことにまともにスキー場開きもしないまま終了の模様。

まあ、最近は客が減って、どこのスキー場も経営がしんどそうですね。
戸隠スキー場は私が生きている限りは頑張ってほしいものです。
もちろん私が死んだあとはどうなろうと知ったことでは有りません。^^;

◎今年は暖冬だからスタッドレスタイヤいらないかもね

マジでいりませんでした。
土曜日は。
ゲレンデ下の駐車場エリアにも雪はほぼなし。路面には皆無。
大阪から戸隠スキー場まで、そしてスキー場から宿まではサマータイヤで何の問題もありませんでした。
土曜日は。

雪不足とはいいつつ、宿の近くの最後の数十メートルとか数百メートルはスタッドレスじゃないとムリだと思っていたのですが、今年はその雪に埋もれる「いつもの宿」の周りにも雪はゼロ。
暖冬にも程がある、とマジで思いました。

が。
翌日曜日の朝は「これぞスキードライブ」的な一面の雪景色に。


宿の周りどころか、宿からゲレンデまでのバードラインすらほぼ全面積雪路になり、スタッドレスタイヤじゃないと走れない「いつもの道」になっておりました。

たとえ年に一度でも、雪国にスキーに行くならスタッドレスタイヤはやっぱり必要ですな……。

◎今年は暖冬だから、ウインドウォッシャー液を厳冬期用に替えなくてもいいよね

と思って替えませんでした。^^;
いつもは「マイナス60℃でもダイジョウブ」系のウォッシャー液の原液状態で入れ替え、予備も4リットルほど携えて出発するんですが……。
まあ、結果としては日曜日の明け方にマイナス7℃まで下がっただけで、あとはせいぜいマイナス1℃近辺だったので厳冬期用は不要でした。
でもまあ、結果論ですね。
実のところマイナス7℃まで下がるとは思ってませんでしたから。

でも、安心安全の為に厳冬期用ウインドウォッシャー液は持参すべきだと思いました。

◎今年は暖冬だから、雪かきブラシとかいらないよね

雪かきブラシとは、クルマに積もった雪を落とすためのブラシです。
カー用品店などでこの時期、1000円程度(値段はよく知りませんが)で売っている、ポールがアルミで伸縮できるアレです。
スキー行きだと間違いなく車載してくるんですが、今年は「いらんでしょうな」と持っていきませんでした。

が。
土曜日の夜中から雪が降り続き、いつもの駐車場風景が広がっていました。


ええ、雪かきブラシは必要でした。
思いっきり必要でした。^^;
宿に備え付けのやつを借りて事なきを得ました。
サイドやリアのウインドウ、ドア周りの雪はスキー手袋などで取り除けますが、フロントウインドウやボンネット、そして忘れてはいけないルーフは一部しか手が届きませんからブラシは必須でした。

宿はよかったのですが、スキー場でもゲレンデから降りてきた時は雪が結構降り積もっていました。やっぱり雪かきブラシは必携ですね。
友人に借りて……というか、親切な友人が私のクルマの雪も除去してくれて事なきを得ました。持つべきものは(親切な、そして準備のいい)友人ですな。^^;

というわけで、暖冬でも雪かきブラシは必要だと思いました。

◎まとめ:暖冬スキードライブに対する心構え

アレです。
暖冬だからとナメてかかってはいけません。
今回、スタッドレスタイヤ以外は私、ナメてました。
今までナメてかかったことは一度もなかったのですが、今年ほど暖冬なのも初めてのようなきいがします。
そもそも「雪がなくて滑れないかも」とさえ思っていたのでマジで雪がたっぷり降るとか想像もしていませんでした。


何事もナメてかかってはダメってことですね。
トラブルがなくて助かりました。
来年は暖冬でも普段どおりの心構えで臨もうと思います。

◎スキーブーツがダメになったので、もうレンタルでいいやと考えた結果

話は変わってスキーに関するグッズ、具体的にはスキーブーツについて

○加水分解

「このブーツ、もう25年も使ってるんですよ」なんていう人もいるのに、私のスキーブーツは8年ほどでオシャカに。
ええ、加水分解です。「あるある」ですね。
去年、スキーを終えて駐車場へ向かう途中にブーツが加水分解によりボロボロと砕けていったのでした。

○新しいブーツは必要か?

ブーツがダメになったら新しいブーツを買わかねればなりません。
ですが、ふと思ったのです。
「ブーツを買う必要があるのかな?」と。
昔は毎週末でかけていたような次期もありましたが、ここ最近はスキーも年に1回しか行かなくなっています。
年に一回、2日か3日滑る為だけにスキーブーツを新調する必要性に疑問を感じたわけですね。
つまり「レンタル」で済ませる、というチョイスです。

昔と違って最近はレンタルの機材もいいものになっていて、そもそも毎年リプレイスされているのでむしろいいんじゃないのという話も聞きますし、少々悩んだのです。
いや「悩んだ」は言い過ぎです「迷った」でしょうか。
で、その迷いをあることが絶ってくれました。
それも去年の事ですが、スキー場から帰って、収納する前にスキー道具の手入れをしていたところ、同居人のブーツもほぼダメになっていることが判明したのです。
ええ、同じく加水分解でした。
実は同居人のブーツのほうが私のブーツよりも1年ほど古いのです。
二人分同時にダメになったことで迷いはなくなりました。
「来年はブーツはレンタルしよう」と。
その心は2人分のブーツ代金を考えると買う必要もないかな、と思ったのです。

○ブーツだけのレンタルは割高だった

スキー板とストック、そしてブーツのフルセットとブーツだけを借りた場合の価格差は思ったほどないのです。
戸隠スキー場のレンタル料金を例にとると、フルセットを1日借りた場合は4,700円。ブーツだけの場合は3200円。

うーーーーん。
微妙です。^^;
微妙な値段です。
というか正直に言って「高っ」と思いました。
「うーん、これって経済的なのかな……」と思った瞬間です。

まあそれでも最新モデルが履けるそうなので、問題はブーツそのものです。

○自分の足にあったブーツがあるとは限らない

「適当に滑るだけだから、レンタルブーツでもまあ問題ないだろう」
そう思っていた私がバカでした。

これはブーツが悪いというわけではなくて私の個人的な事情と言うべきなのでしょうけど、結論からいいますとブーツ、合いませんでした。
一応「一番高級モデルがあてがわれるであろう」と考えて貸し出し表の自己申告スキースキル欄では「上級」にチェックをいれました。
果たしてリンクしているのかどうかは不明ですが、出てきたブーツはそれなりのモデル。
(多分中級の下クラス?)
が。クラスとか関係なく基本的に私の足には合いませんでした。

私の足は実測で25cm。身長は175cmなので足はやや小さめです。
でも日本人に多い「幅広甲高」なのです。
しかも日本人としてもかなり甲高な部類に入ると思います。
まあ、スキーブーツだけでなく普通の靴でも25cmとか絶対ムリ。2~3サイズほどオーバーサイズじゃないと履けないのです(ちなみにサイクルシューズは42くらいが基準)。

スキーをそれなりにやってる方はご存知だと思いますが、「甲周りはピッタリでも前後ブカブカ」という状態で、バックルの調整幅では吸収できないくらいだと、まともに足をホールドできません。
そうなると結構危険なこともあります。

今回、私の甲が痛くならないサイズのブーツは27.5cm表記のものでした。5サイズのオーバー。
甲のバックルは開放し、足首とスネのバックルを最強にしたのですが、かかとがちゃんと固定されずブカブカ浮く状態でした。

その時人類は思い出した……じゃなくて私は思い出したのです。
スキーブーツ選びににはいつも苦労していたことを。
私の足に合うブーツってそもそも少ないのです。
なので、甲高に対応するシェルをもつブーツの中でも「熱成形機能」付きのモデルじゃないとフィットしないのでした。
去年潰れたやつもその前のブーツもその「熱成形機能」を使ってインナー(とあとシェルも)を私の足型に整形して使っていたのです。
海外スキーに行くときも、かさばって重いけどマイブーツだけは持ち込んで、スキーだけ現地でレンタルして滑っていたくらいです。

今回は雪不足により生じたアイスバーンだらけのゲレンデで、ブカブカブーツで抑えの効かない状態のスキーでテキトーに流しながら滑ってお茶を濁しましたが、改めて思いました。
「やっぱブーツは買おう」と。

ちなみに同居人もレンタルブーツは合わなかったようで「バックルをいくら締めても痛くなるだけで足が(ブーツの中で)泳ぐ」と言ってました。つまり私と同じ要な状況です。
そして「やっぱブーツは買おう」と私と同じことを決意していたようです。

そういうわけで、来年はスキーブーツを二人分揃えなければいけません。
結構高く付きそうですが、最近は「汎用熱成形インナー」とかもあるようで、安いブーツにそのインナーを入れる、なんてこともできるとかできないとか?

今まで履いていたのがTECNICAのレーシングタイプのCAS(熱成形)モデル。
でも、そもそも「初級の上」程度の腕前(脚前?)なのでレーシングモデルなどもはや不要。
同じTECNICAだとMACH1 Pro HVあたりなのかなあ……
などと考え中。

どちらにしろ来シーズンに入る前、多分秋頃に時間をかけてスキーブーツ屋さん(?)めぐりをする必要が出てきました。
面倒な。^^;