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★小物導入シリーズ【PORSCHE Macan GTS】Ⅰ FUELキャップ交換

PORSCHE Macan

ちゃろー\(o ̄∇ ̄o)/

「がっつりいじりまショー」のコーナーです!

いぢる、と言ってもノーマル主義の私のことですから、要は「小物」ネタです。
オーナーが小者だけに。^^;

映えある?第一回はマカンオーナーのド定番とも言えるアレ。
そう、アレです。

FUELキャップです。

もちろん、MacanにはFUELキャップがついてます。
しかし「自己満足ワールドの世界観を凝縮しないとハゲる症候群」に罹患?している多くのMacanオーナーたちは、その標準装備のFUELキャップには飽き足らず、「より世界観が濃い」FUELキャップを導入してしまうのです。

PORSCHEが商人として優れているのは、そういう罹患者達のマーケティングをしっかりと行っているところでしょう。

そう。「ちょっと化粧したFUELキャップ」というのをアクセサリパーツとして別売りしているんです。

PORSCHEが商人として優れているのは、それを「オプション」として設定しているところでしょう。
「Macanオーダー・ハイ」状態の客に「ついでだからこれも」「どうせならこれも」「せっかくだからこれも」ってな感じでポチっとさせるのですよ。

PORSCHEが商人として優れているのは、「アクセサリパーツ」として後で買うより、「オプション」として選んだほうが割安になるように価格の設定をしているところでしょう。

そして、20万とか40万とかいうオプション選びに悩みに悩に、金銭感覚がおかしくなっている目には、2万円なにがしかのFUELキャップのオプション料金を見ると「安!」と錯覚してしまうのです。
そう。Macanでも屈指の指名率を誇るオプション、それが「フューエル フィラー キャップ(アルミルック)」ってやつなのです。


ちなみにアクセサリだと名称が「エクスクルーシブデザイン タンクキャップ」に変わります。

さて、両者の違いは何でしょう?
そうです。アクセサリで買うと、新車時に標準装備されているFUELキャップが手元に残ります。差額はそこだと考えましょう。

で。
私はこの手の加飾パーツに弱いんです。
しかもデザインが気に入りました。

ええ、買いました。
ただしオプションではなく、アクセサリとして。

ただしディーラーで買ったのではなく、海外通販で輸入しました。
半額以下でした。もちろん本物の純正品で、かつ新品です。

インターネットなどがなかった時代からクルマのこういったパーツ類を個人輸入している私が、すんなり定価で買うと思うなよ? ってかんじです。
昔は海外の販売店やパーツの卸会社にファクスでやり取りしてけっこうな手間と時間を掛けて買ったものですが、今はネットがあるのでその気になれば誰でも簡単に同じことが出来てしまいます。
いい時代になったものです。
マフラーなんか取り寄せた時はマジで大変でしたっけ。個人向けには送れないからといわれて間にカーショップを挟んだりして……。

閑話休題。
要するにPORSCHEに限らず、輸入車のアクセサリやパーツ類の日本価格は割高なのです。当然ですよね。物流コストがかかりますから。
でもね、ヨーロッパとではそもそもの「定価」がかなり違います。チェックするとPORSCHEジャパンは特に差が大きくてざっと半額から30%くらいの値付けです(全部ではありません)。

というわけでいくつかのアクセサリやパーツをまとめて輸入しました。
送料の問題もあるので、一度にまとめて買わないと割安感がでません。

という感じで輸入したパーツの一つがこれ。
やり取りの途中で割引してくれたりしたので、ざっくり計算して1万円以下でした。

◎予想外

早速取り付けました。
というか、取り替えました。
取替の難易度は「Even monkeys can do it」
そう、サルでもできるレベルなので、IQ3くらいしかない私でも楽勝でした。

しかし……。
問題はそこではなく、標準のFUELキャップにありました。

「え、これでいいんじゃね?」

MacanのFUELリッドはVOLVO XC40と同様のいわゆるヨーロッパ式のやつで、ドアロックが解除されているとリッドのロックも解除されているというもの。
また、どちらもリッドの後ろ側(リッドは運転席側にあるので、向かって左)を押すと浮くので、引っ張ってぱかっとおっぴろげるタイプです。

で、パカッとリッドをおっぴろげて標準のFUELリッドを見た私は「しまったな」と思ったのです。

何が「しまった」のか?
FUELリッドが閉まったわけではありません、念のため。

そこにある標準のFUELリッドが……その造形が……「これで良かったんじゃね?」と私に思わせるレベルのデザインだったんです。

思えば私、Macanに標準装備されているFUELリッドの実物とか見たことありませんでした。
勝手に国産車なんかによくあるノーデザインなああいうのを想像しておりました。

ちゃんとPORSCHEってロゴ入ってるじゃん!
というか、デザイン自体は一緒じゃん!
GTSは「黒、入ってます」なんだから、むしろクローム入ったオプションとか邪道じゃん?
これ、窓枠がクロームのモデル向けじゃん?

という感じで「無駄遣いしちゃったかも」と思った次第。
そして
「これ、新品のママ転売したら儲けが出るんじゃね?」
なんてことも考えましたが、化粧箱はすでに破り捨ててますし、ありがたみもないかな、と思い直して使うことにして取り替えました。GTSの世界観とか関係なく、単体で見ると「クローム、入ってます」というのはちょっと高級感アリマスからね。

以上、定番パーツのご紹介でした。

あ、裏側は同じです。

ちなみに、前車のVOLVO XC40にはFUELキャップはありません。
厳密に言えばあるんですが、キャップを外さなくていい構造になってるんですよ。

押すと向こう側に開く蓋がついているんです。
給油ガンの先でその弁をぐいっと押しやってツッコミ、給油するロジックです。

あ、ひだりがわの丸いのは隠しブタです。日本には導入されていませんがディーゼルモデルだとそこにAdBlueの給油(給尿?)口が取り付けられています。

給油は右の○にガンの先を突き刺すだけ。左の○はディーゼル車のアドブルー投入口

こういう「ぶっ刺し」ロジックはアメリカ方式……だと思いますがさだかではありません。VW EOSのアクセサリパーツに同じものがあって、アメリカから輸入して使ってましたが便利この上ないんです。
キャップを開けなくていいですし、取り外したキャップを所定の場所に安置する手間もありません。給油後にキャップを締める労力もいらず、です。
この方式、つまりXC40のやり方がベストじゃないかと思います。

◎満足度

100点満点中、50点です。