趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

☆BONTRAGER ブレンダーシステムのガーミンマウント、折れるorz

ホノルル・センチュリー・ライド

いや、まさか折れるとは……っていうのが正直な感想です、ハイ。

なんといいますか、扉の写真がすべてです。
発生した時間や何キロ地点か、なんてのがすっごくよく分かる写真ッスね。
あと、動揺しているのか心拍が高いのも一目瞭然で恥ずかしい。
さすがスイッチ……じゃなくてサイクルコンピュータ。

 

◎荒れた路面の下り坂で振動により破損

シチュエーションとしては、緩やかな下り坂。
荒れた路面をガガガガガガっと下っている途中に「パキ」的な音がしたかと思うと、視界の橋にあったGARMIN EDGE 1030が移動するのが見えた、という感じです。

直感的に今の振動でマウントからEDGEが外れただけかと思ったのですが、チラっと確認するとマウント部分が真っ二つに……。

レックマウントを使っていたときは、ちょっとした振動で外れることがよくあったのですが、BONTRAGERのブレンダーシステムに変えてからは一切そういう経験がなかったので安心していたのですが、ついにそれ(振動で外れる)時がきたのかと思ったのですが、さにあらず。
なんとマウント自体が破損していたとは……でございます。

半分になったマウントを見た時はなんというか、こう、笑いがこみ上げてきましたね。
「まじかよ〜(笑)」的な?

すぐに後方に合図をし、右によって停車。
脱落したGARMIN EDGE 1030が命綱でぶら下がっていて表示など問題なく無事なのを確認したところで、さてどうするか、です。

実はこういうこともあろうかとサドルバッグにタイラップを忍ばせていたのですが、さすがにタイラップでしっかり固定できるような場所と形状ではなく、サイクルコンピュータを走行中に確認することは諦めました。
とはいえロガーとしては働いてもらわねばなりませんので、ジャージの背中のポケットに突っ込みました。

おそらくですが、破損原因はブレンダーのガーミンマウントが1030の「重さ」に耐えられなかったのではないかと考えます。
バイクが違うので一概には言えませんが、すぐ後ろで同じ路面を走っていた同居人のブレンダーのガーミンマウントは無事でした。1030より軽い1000Jはセーフだったのです。

バイクの振動吸収能力と1030固有の質量などによる振動数が合っちゃったってところでしょうか。
おそらくブレンダーのガーミンマウントを設計した時には1030は存在せず、設計重量などをオーバーしてしまっていたのでしょう。

◎命綱の必要性

脱落しましたが、命綱をつけていたおかげでサイクルコンピュータ本体はまったくと言っていいほど無事でした。
カッコは悪いですが、シリコーンのカバーを取り付けていたのも破損を防ぐのに役立ったと思います。けっこうな勢いで車体に当たると、プラスチックの筐体が欠け落ちたりする可能性はありますからね。

GARMINのサイクルコンピュータには、標準付属品として、ゴム芯のストラップがついています。


本体のストラップホールにそれを取り付けて、ゴムで伸びるのを利用して、ハンドル周りのどこかに引っ掛けて今回のような脱落時の命綱にするためですが、実はこのゴムが個人的には微妙に嫌いでして。

バイクによるのですが、微妙な長さで、絶妙な取り付け場所がなくて持て余すのですよね。
あと、取り付け場所や方法によってはサイクルコンピュータをバイクから取り外す時にちょっとイラっとすることも多々ありました。

なので私は社外品のコレを使っています。


なんと、レックマウントのオプション、Base-Strap-Sという製品。
ストラップホールがついた貼り付けるチップのサイズによってSとかMとかありますが、多分ですがストラップ自体は同じものだと思います。

コレの片側をサイクルコンピュータのストラップホールに、もう片側をステム周りに取り付けておいて、バックルでワンタッチ脱着を行います。

ゴムじゃないので伸びませんし、余った部分が邪魔になるような長さではないので、ほぼステルスです。

いや、こいつのせいで助かりました。
レックマウントを捨てた私が、実はレックマウントに助けられていた、というお話ですね。

◎その後

ホノルル・センチュリー・ライドの翌日も少し走ったのですが、持参していたスマートフォン用のハンドルマウントが、EDGE 1030に使えることがわかり、こんな感じで取り付けました。
もちろんシリコーン製で振動も吸収、取り付けもしっかりしていてびくともしませんし、ある意味マウントなんか介さずこれが一番信頼性が高いんじゃないかと思うほどがっちりと取り付けられておりました。

問題は、ここは位置的に手前すぎることですね。
画面を確認するための視線移動が大きくなって相対的に安全性が低下します。
微々たる違いなのですが、結構違いが大きいんですよね。

HCR本番ではなく、他の日のサイクリングの際にルート確認の為にスマートフォンを使う時用に持ってきたものだったのですが、まさかEDGE 1030用に使うことになろうとは……。

HCR本番に持参しなかったのが悔やまれますが、これ、結構嵩張るのでなかなか持参はしにくいですよね。

ということで、命綱は大切ですよ、というお話でございました。