趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★アワイチの装備を振り返る リュック篇

自転車

引き続き基本的に本人の備忘録として、先日のアワイチの時の装備をご紹介。(初出:2015/10/23)

「トップチューブ篇」、「サドルバッグ篇」につづくシリーズ最終回は「リュック篇」です。

写真のリュックは自転車乗りには定番のdeuter の自転車用コンパクトリュック、RACE Xです。
くっついているテールランプはBlackburnのもの。これはCR2032じゃなくてUSBソケットでの本体充電式です。

deuterのリュックはどれもこれも機能本意というか、要するにダサ目ですよね。
暑苦しい系といいますか。
少なくともオシャレなリュックで町を颯爽と、みたいなキャプションが写真の下で踊る事はあり得ないデザインです。
でも、ロードレーサーでツーリングする際に使用するリュックのプライオリティ第一番としてオシャレさを求める人はどうかしていると思います。
いや、超剛脚ならそれもあり、というかそう言う人はもうなんでもいいと思います。
でも私の様な貧脚だと、まずは機能を求めるわけですよ。
具体的には「軽さ」です。
続いて「快適さ」。
「リュックなんて手持ちのでいいんじゃないの? ワザワザ高い自転車用のリュックを買うなんて」
そう思われる人も多いでしょうね。
特にオトーサンのロードレーサー趣味に理解のない奥様はそう言うのではないでしょうか?
「アナタ、デイパックならこの間ハイキング用にって買ったばかりじゃない。なんでまた新しいのを買うの? もったいない」
なんて言われている人も多いはず。
いや、100%思いつきで言ってますけど。
でも、自転車で「ちゃんと」走ると「普通のデイパック」じゃダメだっていう事がイヤと言うほどわかります。わかりやすいのは夏。
いや、死にますよ?
いや、死にませんけど。
でもね、ちょっと走るだけで背中びっしょりになりますよ?
そりゃもう、べっちゃべちゃに。
最近はハイキング用でもその辺を考慮したザックが増えてますが、「その辺で売っていた安物」はダメです。通勤や通学で一般人? がだらしなくお尻あたりで背負っているようなデイパックなんてもってのほかです。

あの手の非専用ザックを背負って走ると背中の熱と汗で体力を削られます。そもそも不快です。
あと、本人だけでなく、周りも不快です。お店の人とかもそんな客が入ってきたらタダでさえ汗臭いのにもう鼻をつまみたくなってしまうに違いありません。
つまり本人が不快で体力消耗するだけでなく、オトーサンの尊厳すら危うくなる汚らしさを産みだしてしまうのです。

なのでこの手のアクティビティに供するギアは、専用品から選ぶべきだと私は思っています。
で、チョイスしたのがdeuterのRACE Xという12リットルのこのリュック。
RACEの10リットルと最後まで悩みましたが容量2リットルに負けてXに。
あ、あとそれ以前にRACE系にするか、RACE EXP Airにするかでもずいぶん悩みましたっけ。
結局両方買ったわけですが、今回は写真のRACE Xで行きました。

見た目はご覧通りダサくてなんというか汗臭い体育会系のリュックですが、そもそもロードレーサーにのってサイクルジャージやレースパンツ的な格好をしている時点で「汗臭くて体育会系で、なによりダサイ」わけなので、何をか況んやです。むしろサイクルジャージ来て、ブランドもののリュックを背負ってロードレーサーでアワイチをしている方が滑稽極まりないと言えるでしょう。

専用品だけあって、このリュック、機能は充分で、よく考えられています。
背中の汗や熱を逃がす機能もちゃんとあって、今回の150kmのロングライドでは終始快適でした。というか、リュックを負担に感じることはいっさいありませんでした。
夏の暑い時期に、アワイチよりも短い距離でしたが、何度も使っていますし、快適性には疑問はありませんでした。アワイチでは肩や腰など体への負担がどうなのか、が問題だったのですが、それも個人的にはいっさいなし。私との相性はいいリュックといえます。
なので、満足度は非常に高いです。
唯一の欠点らしい欠点といえば、ヘルメットホルダーが内蔵型ではなく別売だという点くらいでしょうか。
あ、デザインがもっと垢抜けるとうれしいなあ。でも汗臭い系では悪くない方のデザインだと思います。まあ、底レベルの戦いではdeuterも勝者である、と考えるといいのかも。

ではリュックの評価はコレくらいにして内容物紹介に移りましょう。

1)左上:フェイスタオル(見えていませんが(´д`))
防水袋に入れて、リュックに入れてます。
deuterのRACE Xは素材的に簡易防水が見込まれますし、レインカバーが附属しているのであまり中味まで浸水する事は考えなくていいと思いますが、モノがタオルなので裸で放り込むのは衛生上気になるのでこういう形にしています。
また、今回のアワ値では道の駅で「足湯」に浸かろうかな、なんて思っていたので、濡れたり湿ったりする事が見込まれていたのでこうやって簡易防水バッグに入れてあります。あ、ブツは今治タオルっす。
そういえば「足湯」に浸かる気満々だったのですが、実際に走り出すとその事をすっかり忘れていて、「そろそろ出発しましょうか」という段になって「あ、ここって足湯があったんだった」と気付く始末。
◆アワイチを終えての反省点:なし。今回は結局ジャージのポケットに突っ込んだハンドタオルだけで事足りたので未使用ですが、タオルはあった方がいいっす。

2)タオルの右:iPhone6 Plus用レインカバー
シリコーン製。写真だと抜けてるようですが、透明なカバーになってます。
Tigraを使ってiPhoneをハンドル周りにマウントしている関係で、こういった防水カバーは雨が降ったら当然必要です。これがXperiaなどの防水タイプだと私は野ざらしにするタイプですが、Tigraには(私が持っている)Xperia用のアダプタケースがないんですよね。
まああったとしても、メインでつ買っているのはiPhoneなので、プラスαでXperiaも持つのか? という話になると答えはNo、ですけどね。
今回のアワイチでは走り出しの時は「降るかも」というどんよりした空だったので、装着したままでしばらく走りました。降る気配がなくなった時点で思い出したかのようにカバーは外しましたっけ。
◆アワイチを終えての反省点:なし。必須装備でしょう。

3)iPhone6 Plus用シリコンカバーの右:ウェットティシュー
ティシューですよ、ティシュー。ティッシュではありませんよ?
英語を日本語に表記する時点で正解などない。なんて言わないように。アホ丸出しの上に自分の過ちを認めないかわいそうな人だと思われますよ。
ティッシュじゃなくてティシューです。しつこいようですが。
まあ、これは私の場合は普段から鞄には常備しているものなので特別なものではありません。ハンカチ、ハナカミ、ウェットティシュー(ティッシュではない)、みたいな?
食事前に使ったり、自宅外のトイレの便座を拭いたりと、使い途は無限?
まあ、あると便利なグッズです。重さとか気にしちゃダメだと思います。
◆アワイチを終えての反省点:なし。文化的現代人の必須装備でしょう。

4)ウェットティシュー(ティッシュではないですよ)の下:シューズカバー
簡易なシューズカバーです。
モノはモンベルのサイクル フットウォーマー ショート というもの。
ようはつま先から甲、そして足首という前面をカバーするもの。
ネオプレーン素材なので簡易なレインカバーとして持っていきました。
ネオプレーンは防水素材ですが、縫い目に止水処理がされていないのでそれなりでしょうけど、レインカバーまでは要らないかなあ、と勝手に判断して軽めのやつを入れました。
因みにこのまま放り込んだのではなく、下敷きにしている簡易防水バッグ(タオルを入れているヤツ)に入れていました。
まあ、使う事はありませんでしたけど。
◆アワイチを終えての反省点:いらんかったなあ。(´д`)

5)シューズカバーの下:グローブカバー
グローブした上からはめる、というより覆うタイプのオーバー手袋。
モノはこれもモンベルのサイクル ハント゛ウォーマーというもの。
これもシューズと同様、手袋の形をしているわけではなくて、手の甲側を覆うもの。掌側は開いてます。風よけですけど、雨を一時しのぐ程度ならいけるかな、とリュックに放り込んでおいたもの。
因みに同様にネオプレーン素材。
こちらもシューズカバーと一緒に下敷きにしている簡易防水バッグに入れてました。
◆アワイチを終えての反省点:いらんね。

6)シューズカバーの左:レジ袋
いわゆるレジ袋×2ですよ。
使い途?
∞でしょ?
まあ、主な用途はゴミ袋(トップチューブバッグに入れているポリ袋ではムリな大きめのゴミが出た場合などにつかう)と、濡れモノの一時保管などの用途ですね。
取りあえず2個ほど放り込んでおきました。
◆アワイチを終えての反省点:なし。いつでも必須。

7)レジ袋の下:ヘルメットホルダー
deuterの純正品、RACE X用(というかdeuterリュック汎用?)のヘルメットホルダーです。
具体的には四角いネット。で、各頂点にフックが取り付けてあり、それでリュックに固定スル方式です。
リュックを見ていただくとわかるかもしれませんが、四隅にループが縫い付けてあるんですが、そのループに四カ所のフックを引っ掛けます。各フックのテープは調整可能。
ご覧の通り専用の袋入りです。
輪行などの場合、そのままだとヘルメットの収納に困るわけですがRACE Xを背負っている場合はこれがあればリュックと一体化させられますので便利です。カバーが覆う形になるのでちょっとした接触で表面にキズが付いたりせずに住みます。
今回は店に入る際にヘルメットを締まっておこうと考えたのですが、必要ありませんでした。
というか、わかってはいましたがサッと使えないですね。昼食程度だとイチイチ取り出して広げてフック引っ掛けてとかめんどくさくてやってられないです。輪行の時は手順に組み込む意識があるので問題ないんですけどね。
◆アワイチを終えての反省点:必要なし。もっともリュックの標準装備品という扱いなので入れっぱなしにすると思います。いざという時忘れますしね-。

8)ヘルメットホルダーの下:日焼け止めクリーム
多くを語る必要は無いでしょう。
アウトドアアクティビティでは必須装備ではないかと。
◆アワイチを終えての反省点:なし

9)日焼け止めクリームの右:シャモア・クリーム
ロードレーサー乗りならご存じ、アソスのシャモア・クリーム。
シャモア・クリームの必要性の内お尻に幸多かれと祈る。
もちろん、このケースはシャモア・クリームのものではなく、小分けです。
ドクターシーラボの試供品が入っていたケース。小さくて持ち運びにはピッタリです。
シャモア・クリームって、出かける前に当然塗りますけど、途中で塗り直すというか重ね塗りをした方がモアベターだときかされて今回初めて用意しました。
福良で塗り直しましたっけ。
もともとサドルをインフィニティ・シートに換えてからはいわゆる座骨の痛みは全くなくなり、相当快適なサドル生活? を送っているわけですが、座骨以外の部分は当然サドルに触れるわけで、ツール・ド・西美濃の時に終盤で少し違和感を覚えだしていたので長距離を走る場合は念のために塗ることにしました。
正解で、今回のアワイチでは違和感なし。幸せなサドル人生(ってなに?)を送っております。
因みにこのくらいのサイズだと、10回分くらいありそうです。
◆アワイチを終えての反省点:なし。むしろ新たに必須アイテムに認定。

10)日焼け止めクリームの左:雨用オーバーパンツ
です。
これは簡易タイプではなくて、マジもの、しかも自転車専用品です。超ストレッチ素材だとかで、ペダリングでも快適だそうです。
だそうです、というのはまだ実戦投入されていないからです。
試し履きは当然しましたが、が広めになっていてジッパーで大きく開きますので、脱ぎ履きが楽ちんです。裾が広いと書きましたが、当然タイトに調整できるようになっています。
これもモンベルで、サイクルレイン パンツという商品。
モンベルはなかなか良さそうなサイクル用品をラインナップしてますね。
◆アワイチを終えての反省点:なし。降水確率30%以上なら準備すべきかと

11)日焼け止めクリームの下:反射ベスト
いわゆる反射ベストです。
ブルベでは必須装備の反射ベストです。
これはリュックを背負う事を想定して作られたもので、リュックを背負う部分には反射テープはなく、リュックに覆われない部分に反射テープが設えられています(背中部分の話)。
暗い中で出発する可能性があったのと、未知の150kmですから帰る時は真っ暗になっている可能性を考えて持参。
結果論として暗い中で出発して日が落ちて暗くなってゴールしたので着るべきだったんですが、持っている事をすっかり忘れておりました。
意味ないね。(・∀・)
◆アワイチを終えての反省点:きちんとやることを把握して、着ようぜ!。夜間走行の可能性がある場合は、安全性優先を標榜する私としては持っていくべきもの。

12)反射ベスト右:補給食
各種。
当日はいくつか消費したので当日の装備そのままではありませんが、こんな感じ。実際は羊羹が3つ。バーも3つくらいだったはず。
で、このうちの2~3本をサイクルジャージの背中ポケットに入れておいてすぐ食べる用に供する感じ。休憩時に背中ポケットの補給をするシステム。出しやすいようにリュックの再度のネットポケットに入れております。
◆アワイチを終えての反省点:アワイチのようにコンビニ休憩が楽にできるところでは現地補給でもいいかも。私はついつい面倒で最初に必要分を持って行きがちなので、反省点としておきたいです。

13)補給食の下:レインキャップ
・これも雨装備。ゴアテックスの帽子。これを被り、その上にヘルメットをするパターンですね。これもモンベル。色はまあやっぱりオレンジ?
軽量でこういう風にまとめられるので荷物にならずいい感じです。
実際は使う事はありませんでした。
◆アワイチを終えての反省点:なし。雨具が必要だと判断した場合は今後も持参する予定。

14)レインキャップの左:ファストエイドキット
いやあ、ここまででっかいファストエイドキットってどうよ? という感じですね。
でもって、この中には常備薬や傷テープの他に、予備のティシュー(ティッシュではない)、目薬、裁縫セット等が入ってます。もちろんそれでもスカスカですが。
◆アワイチを終えての反省点:もっとコンパクトな袋にすべき。コイツは数泊のツーリング向けですね。deuterモノだったのでついポチってしまい、あったら使いたくなったので使って見た、という感じ。

15)ファストエイドキットの左:(いわゆる)エコバッグ
いわゆる折り畳み買い物袋。
ポイントはモンベルの限定品ってところですね。
折り畳み買い物袋は、これまた私の常備品でして、通勤鞄にもいれてますし、鞄を持っているときは何かしら入れてますね。クルマにも複数常備しています。
あるとなにかと便利です。
本当は自転車でコンビニに入った時にレジ袋はいりませんっていう為のものだったんですが、バイクでコンビニ補給する時ってそもそもレジ袋がいるような買い物しないよね。補給食とペットボトル程度だし。
でもこれは整理袋にもなるし、常備は続ける予定。重さも容積もないようなものだしね。
◆アワイチを終えての反省点:アワイチには特に必要ないものかもしれないけど、エチケットとして持っているべきかな。

というわけで以上装備品の備忘録でした。

もっともこれ以外に、

1)クレジットカード(電子マネー付き)
2)健康保険証(身分証明書を兼ねる)
3)運転免許証(必要ないけど、何かあったときに車を運転するとも限らない。ないとマズイよね)
4)JCA会員証(バイク保険付きだしね、保険証書は持ってないけど一応会員証は持参)
5)現金(紙幣。額は適宜)
6)ハンドタオル
7)カメラの予備バッテリ(リュックに入れてましたが、写すのを忘れました)
8)クルマのキーと家のキー(リュックに~同上)
あたりを持ってます。
1から5までは名刺ケースを使って一つにまとめてます。
6はサイクルジャージの背中ポケット。

以上、備忘録としての装備品一覧でした。
次回のロングライドではこれをたたき台にもう少しシェイプアップした感じにしたいところです。