趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★BROMPTON ヘッドランプを装着する

自転車

さて、ここまでは基本的にバイク本体のみのお話。バッグはまあ走る事とは「別の話」ですが、本体付随品ということで。(初出:2014/01/17)

で、ここからは「BROMPTONで楽しく安全にポタリングする為の各装備」についてです。

私達が買ったBROMPTON P6Lは2013年モデルです。
なぜならPハンドルに決めた時点で2014年モデルを買う事ができなかったからです。
そう、まだ最新である2014年モデルにはPハンドルを付けたモデルがラインナップされていないのです。
で、2013年モデルのBROMPTONですが、これにはヘッドランプもテールランプも付いてません。
日本で走行する上で法律的に最低限必要なリアのリフレクタがあるだけです。
安全に快適に走行するためにはこれでは不足というものでしょう。
最低限前照灯は必要です。
できればリフレクタだけでなく、尾灯も付けたい。
さらに横方向、つまりホイールリフレクタなども取り付けて夜間のアピール度を上げておく必要があるでしょう。
Y3の時はこれはら全部ショップの店主がやってくれてました。
今思えば本当にちゃんとやってくれてたんだなあ、と感謝してます。
当初はホイールリフレクタとか「やり過ぎじゃね?」なんてちょっと思ってましたけど(ごめんなさい)。

私達のP6L BROMPTONにはリアキャリアがありません。リアキャリアにはダイナモ用台座がついてます。それがないLタイプでは基本的にダイナモを使ったライトシステムは考えない方がいいと言えるでしょう。
調べてみるとハブダイナモという方式があるようなのですが、もちろん標準では付いてませんし、ようするにそういうハブに換装するということです。
どちらにしろ現代の科学ではまだワイヤレスで電気を供給する仕組みは一般化しておりませんのでコードの引き回しが発生します。
私はできればそういうラインの引き回しをしたくないのです。主に見た目の問題で。
というわけで、アウターダイナモやハブダイナモを使う事などハナから考えておりませんでした。
だって、我々には今やバッテリ式LEDランプがあるではないか! という理由からです。
当然ながらバッテリが切れたらどうしようもないというネガがありますが、ダイナモだって故障したらどうしようもないというネガがあるわけで、バックアップ電池をちゃんと持つなどというヒューマンエラー回避による快適さを採る事にしました。BROMPTONなんですから、ライト切れたら折りたたんでタクシー呼んで帰ればいいんです。
電線とかかっこ悪いものつけるよりスッキリとした車体に乗りたいわけなのです。
で、バッテリ式を色々物色しました。
前照灯、つまりヘッドランプの場合、私が個人的にもっとも重要だと思うのは「光量」です。
というか、ヘッドランプとしてのしっかりした性能、というべきでしょうか。
従来にもバッテリ式のヘッドランプはありました。
Treckの Y3にも豆球タイプのコンパクトなバッテリランプがついてます。
が。
はっきり言ってあれはオモチャでした。
「なんかランプついてる?」的な光量しかありませんでした。言ってみれば「違反にならない」言い訳のようなライトであり、安全&快適というレベルには全くもって届いていないものだったのです。
ということで、今回の選定条件をば。

1)明るい
2)長く光る
3)バッテリが低下しても、無くなるまで暗くならない
4)小型・軽量
5)バッテリライフが長い
6)カッコイイ
7)安い
8)耐久性がある
9)当然雨中走行に耐えるもの

どれもこれもあやふやな基準ですが、そこはそれ、シロウトなのでお許し下さい。
何をもって明るいというのか? とか 何時間以上なら長いのか? とか突っ込まれても答えがあるわけないのです。
かと言って先輩ライダー諸氏に漠然と尋ねてもそれが私にとって正解かどうかは別問題です。
特に「カッコイイ」は重要ですし予算内であることはもっと重要です。
つまり色々見比べて「相対的に明るいと言える」「想定される時間より長い」等々の判断はつきますので、その中で自分に合ったものをみつけるしかないのです。
昔みたいに単一を3本も4本も入れた懐中電灯をクランプで無理矢理ぶら下げて前照灯にしていた時代とは違い、「自転車用」というものの中からチョイスできますからある意味幸せと言えるでしょう。

そして見つけたのがこれ。

CATEYE HL-EL1000RC (VOLT1200)
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サイズ: 112.0 x 58.9 x 43.8 mm
重量: 214g (本体・充電池のみ)
光源: 高輝度白色LED x2灯
使用電池 Li-ion 3.6V 6200mAh
使用時間
点灯(ダイナミック):約2時間
点灯(ノーマル):約5時間
点灯(オールナイト):約17.5時間
ハイパーコンスタント:約14.5時間
点滅:約100時間
標準充電時間:約8~14時間
繰返し充放電回数:標準300回 (定格容量の70%の容量低下まで)
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7)の項目には抵触しますし、でかくて重い気がしますが、ままよとばかりに購入。
明るいという一点ならバッテリ別体とかで他にも色々あるのですが、CATEYEというメーカーの製品であるという事は私にとっては大きなアドバンテージなのです。
過去にこのメーカーの製品で不調があった際のメーカーサポートが素晴らしかったという経験もあるのですが、それ以外にも
・日本のメーカーにお金を落としたい
・中でも地元企業には積極的にお金を落としたい
という考えがあります。
CATEYEは大阪。
というか、自転車って堺があるから大阪企業が多いですね。
シマノとかもそうですし。

バッテリの保ちは最大で二時間というのは気になりませんでした。
最大で使う事はほとんど無いだろうと。
むしろノーマルモードで五時間保つという点がメリットです。
ざっと80%程度だとしても四時間は持ちますから。
問題は充電時間です。
マジでものすごくかかりますね。

で、購入しました。
もちろん二本にお金がおちないAmazonなんかじゃ買いませんよ?

届いたモノを見たのですが……。
BROMPTON本体が納車される前に先走って用意したものの、実物をみてちょっと後悔。
本体が予想以上にデカい。
というか、想定している場所に取り付けるには高さが足りないのでは? と危惧しました。
これがMハンドルなら左右を繋ぐバーみたいなオプション品がありますので、それを使えばスペース稼げそうなのですが、Pハンドルはマジで取り付ける場所がなさそうです。

VOLT1200は逆向き取り付けができなそうですし、二台分まとめて買ったのはマズかったかなあ、と思いつつ納車の日を迎え、さっそく実物合わせをして、結局想定していた場所でギリセーフでした。
ご覧の通り、ブレーキレバーの根元とのクリアランスが最小です。

実際の運転中の視線的にはこんな感じかな?

BROMPTONのハンドルにはバーテープの代わりにスポンジのクッションが貼り付けられていて、これがクランプ締め付けには良い具合に働いてズレなくきっちり止まりますし、路面からのクッションもある程度吸収してくれるので緩んだりしないのではないかと思います。

使用感ですが、まだ夜間を走ってないので不明。
こちらは後ほど。
ただし、昼間も使ってますよ。
昼間でもライトオンはもはや常識では無いかと思いますが、ロードレーサーの人含めて、誰も付けてませんね。
納車後二日走ったにもかかわらず、昼間からライトオンしているのは私達二台だけでした。