趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★SONY α99 SLT-A99V と一週間添い寝してみた(・∀・)

カメラ

(初出:2012/11/01)

添い寝はウソだけど、α900とα77のユーザーとしてα99について感じる事をつらつらと。

まず、EVFについて。
これはもう宗教論争みたいなものなので良い悪いという話はしたくありません。
α99はEVFなのだ、という事実を受け入れるか否かの問題であって、受け入れられない人はα99についてOVFがない事に対して文句を言うのは筋違いだとまず最初に書いておきましょう。
その前提でα99のEVFは、相当いいと思いました。
α77より当然いいですし、NEX-7とは格が違うと言っていいでしょう。
私の様な旅行先での街角スナップや生物が主体だと見え味がよほどひどくないとEVFのデメリットはほとんどなく、むしろOVFの方がデメリットが多い(夜の街で暗い場所を移すのにOVFは使い物にならない等々)のでα99のEVFには喝采をおくりたいと思います。

次にデザインです。
α99の特徴的な部分は、ついにリーゼントをやめたペンタプリズム(にあたる部分)。
私、いわゆる一眼レフのあのマウント側に突き出たペンタプリズム部分のデザインが大っ嫌いなんです。
なので。
それがないだけで、α99のデザインに対する評価は甘くなります。
内蔵ストロボがないのはα900も同様なので後継機としてはまあ仕方ないところです。
さらに言えばリーゼントが無くなったのもストロボを内蔵しなかったからこそでしょうし。

ストロボと言えば、ついにあのミノルタ専用コネクタと決別ですよ、ブラザー!
いやあ、色々とめんどくさかったあの専用コネクタがやっと更正するとは、感無量です。
しかし!
既にヘンタイコネクタのストロボを持っている、しかも複数持っている私の様なユーザーは
「えええええええ?」
と叫びたい。というか叫びましたよ。
本体にはもちろん? 計上吸収のためのアダプタが一個同梱されていましたし、必要な人は別売りしているから買え、ということです。
今さら言ってもしかたないのですが、SONYに変わった時点で個々だけは変えて欲しかったなあ、と思います。
非常に不格好ですが、しばらくは使わざるを得ないですね、アダプタ。

さて、肝心なのは使い心地です。(画質はこのレベルになるとある意味どうでもいいので)
これについてはα77のフルフレーム版+、みたいな感じなので違和感はほとんどありません。
やや大柄ですが、見た目ほど重くはないので問題無しです。
バッテリが共用できるのは地味に嬉しい点で、総じて違和感なく使う事ができました。
α900→α99だと色々と違いがありますが、α77を持っていればα99は全てがその延長線上なので違和感はないと思われます。
機能が増えている分も操作概念は同じなのでマニュアルを見る必要も無いくらいだと思われますね。