趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★SONY α7Ⅱ プログラマブルボタンの割り付けについて説明する振りをしてSONYの開発者にネチネチ文句を言うコーナー(・∀・)

カメラ

(注意:とっても長い)(初出:2015/01/26)

というタイトルで下書きを作っていると、なんと私がやろうとしているのを横で見ていたかのようにデジカメウォッチに完璧に被る記事が掲載されていました。
もうお読みになった方も多いと思います。

なので今さら私が自分の機能割り付けについて色々書いても二番煎じの「真似しぃー(関西弁。非常に屈辱的な侮蔑の言葉の一種)」に堕するわけで、業腹だからやめておこう、と思って数日放ったらかしにしていたのですが、よく考えてみるとあの記事の人と私とでは全く考え方が違うし、記事の人も文中に書かれているように「カスタマイズを割り当てる機能は流動的なもの」で、私も下書きの最初にそれを描いてたりするくらい全く同意見です。
なので、私は私の割当を「備忘録」として貼り付けておいてもいいんじゃないかと思い至りました。

そういうわけで前文終わり。
以下、本題です。

タイトルの通り、備忘録としての現時点での私の割当機能です。
参考にならないとは思いますが、こういうのはそういうもんですし興味のない方は時間の無駄なので読むのをやめて戴く方がいいかと思いますが、他人の割当とその意味あいに多少興味のある方は140文字制限のないG+にようこそ、みたいな?

で、プログラマブルボタンの定義ですが、ここでは割り当てを任意に変更出来るボタンの事とします。
ボタン機能のon/offが選べるだけのものはプログラマブルボタンとは呼びません。
従って私は録画ボタンはプログラマブルボタンではないと判断しております。
というか、録画ボタンをプログラマブルボタンとして使わせろや!と、一ユーザーとして機会がある毎にSONYの方には強くお願いをしているのですが、
「オリンパスがやってる? ふーん。そうッスか。オリンパスね。オリンパスって何のメーカーでしたっけ? いや、いいです。ウチはオリンパスとか興味ないですし。ま、ゴヨーボーとして聞いておきますよ、ゴヨーボーとしてね」
スカした人が多いSONYの人は上辺では常識的な言葉を使いながらもオリンパスという名前を出したとたんにフフンとばかりに小バカにしたようなAtmosphereを醸し出すんですよね。で、テレパシー能力のある私はSONYの中の人の言葉を聞いてるわけです。
で、聞いているだけなのでいつまで経っても実現しません。
何でなんでしょう。
Panasonicもそうですよね。on/offしかできない。
カメラメーカーじゃなくてAV機器メーカーだから? ビデオボタンを他の機能に使うなんてフィロソフィーに反するの?

いや、録画ボタンについてSONYに何を言ってもダメっぽいので、ここではいったん忘れましょう。
画像ファイル名のカスタマイズももう何年も前からお願いしているのに「プロの方からもその要望はけっこうあるんですよね」なんて言いつつ全くスルーしているSONYです。
というか、私の持ってるSONY株の暴落を補填して欲しいです! もう二十年も塩漬けっすよ、シ・オ・ヅ・ケ。
お願いしますよ、色々頑張って下さいよ。(>_<)

おっと、また脱線しました。
ということで、私にとっての……というのも人によって考え方が違うので……α7Ⅱのプログラマブルボタンは次の8つになります。
けっこう多いですね。

コントロールホイール(昨日曜日出しのボタンと違い、回すと設定した機能のパラメーターがいきなり変化する仕様)
C1
C2
C3
C4
中央ボタン(ホイールのド真ん中にあるボタン)
下ボタン
AEL
AF/MF

※DISP/ISO/ドライブの各ボタンもプログラマブルですが、複数のカメラを使っている身にとって、アイコンと全く違う機能を割り振ると後々混乱の元(経験者は語る。というか少し使わないと普通は忘れてる)になります。とは言え懲りずに色々やっていたわけですが……。
その事をようやく学習した最近では、どのカメラもそのあたりはあまりいじらないようにしています。
◆この点についてもデジカメウォッチの記事の人と私とは理由は違いますが、全く同じ方向性をもつ考えだと思います。

で、さっそく私が割り当てた機能は以下の通り。

コントロールホイール:ピクチャーエフェクト
C1:ズーム(デジタルズーム)
C2:DRO/オートHDR
C3:登録アプリ一覧
C4:手振れ補正焦点距離
中央ボタン:フォーカスセット
下ボタン:クリエイティブ スタイル
AEL:AFオン
AF/MF:再押しAF/MFコントロール

α7系のオーナーで、自分のカメラに詳しい方の中には、一部の割当に操作ロジック上の矛盾を感じられたのではないかと思います。
鋭いです。
ええ、本人はわかっていて割り当てております。
要するに現在、絶賛試用中という事で、操作方法が固まった時点で矛盾を解決する割当に変更予定です。
では、順番になぜそこに割り当てたのか、という理由を。

◆コントロールホイール:ピクチャーエフェクト
SONYの言うα7Ⅱにおける「ピクチャーエフェクト」とは、「トイカメラ」や「ポップカラー」をはじめ、「ポスタリゼーション」「レトロフォト」「パートカラー」「ハイコントラストモノクロ」「水彩画調」イラスト調」「絵画調HDR」「リッチトーンモノクロ」「ソフトフォーカス」「ミニチュア」「ソフトハイキー」という全13モードのオリンパス的に言う「ArtFilter」です。
これをホイールを回す事でダイレクトに呼び出すようにしています。

オリンパスにはこれらの「アートフィルター」的なものの中から一部、もしくは全部を「ブラケット撮影」する事ができます。もちろん同時にRAWファイルも保存可能です。オリンパス以外ではそういう素晴らしい機能がないのが実に残念なので、で、あれば任意のアートフィルター的なエフェクトをサっと選べるようにしておきたい、という私の欲望……じゃなくて要望を満たすには「ボタンを押して選ぶ」というワンクッションのないホイール割当がしっくりくるんです。
α7Ⅱのコントロールホイールは意外に誤操作しにくくて、私の使い方では勝手に回ったりしませんのでここにこの手のパラメータものを割り当ててもOKです。
けっこう回っちゃったりする人は「機能割り当て無し」が事故を防ぐ無難なチョイスだと思われます。
私はSONYのアートフィルター的なものでは「パートカラー」と「ポップカラー」がけっこう好きなのですがグリグリと回す必要があります。順番をカスタマイズさせて欲しいところです。もしくは直前に使ったエフェクトが「エフェクトoff」の隣にあって、またすぐ使えるようにするとか、そういう痒いところに手が届くソフトウェア設計をして欲しいですね。

α7Ⅱでは、このホイールに何を割り当てるかが使い勝手の大きなポイントになると思います。その人その人の個性というか指向が一番反映されるパートではないかと思います。

C1:ズーム(デジタルズーム)

C1とC2は軍艦部、シャッターボタンの手前に並ぶ、ある意味一等地にあるカスタム機能呼び出しボタンです。
そのうちの一つで、C2より外側にあり、EVFを除きながら操作するとしても一番指乗せが容易なボタンなんじゃないかと考えますが、そんなエースボタンにあろう事かデジタルズームを割り当ててるスカポンタンなヤツは私だけではないでしょうか?
ええ、自慢です。(・∀・)
いや、これは苦肉の策なんですよ。個人的には、ですが。
私にとって、(今のところ)α7ⅡってSEL35F28Zを付けっぱなしで、「軽やかに持ち出すフルフレームカメラ」として運用するのが前提のカメラなのです。
でもSEL35F28Zは「寄れない」レンズ。ではどうするか?
そう、圧倒的に余裕のある画質にあぐらを掻いてもらって、デジタルズームで寄れない=倍率稼げないというネガをムリヤリ克服しよう、という目論見を具現化したカスタマイズなのです。

ただし。
ここでもオリンパスを引き合いにだして恐縮ですが、α7Ⅱの「ズーム」機能って、使う度にSONYのこの部分の設計者を呪い殺す為の呪詛を吐くしかないほどの使いにくさを誇っています。
ロジックはこうです。
1)C1を押す
2)ズームモードになるので、適当に前後のダイヤルとかを使って倍率を1.0から2.0の間で任意に設定する
3)撮影する
問題は2番です。
毎回毎回、スタートが1.0です。等倍ですね。
私が欲しいのは2.0のみでけっこう。あとの1.2とか1.6とか中途半端な倍率なんて要らないんです。
SONYも他機種ではボタン押す度に1.4と2.0を切り替えて選べるロジックがあるのですが、せめてそういう具合にできませんかね? ね?
あるいは前回使った倍率をメモリしておいて、次に呼び出したら予め2.0になっている、とかになりませんかね? ね?
オリンパスはいい。
録画ボタンに「デジタルテレコン」を割り当てておきさえすれば、ボタン一発で画角2倍(いや、それをいうなら1/2)35mmなら70mm相当の画角になるわけですよ。つまり寄れないけど拡大されるという寸法です。
寄ないから画角を稼いで寄れたことにするっていうのは寄れないクソレンズの問題を解決する事にはなっていませんが、それでも単純に倍率が欲しい時ってのがあります。そう言う時にデジタルテレコン機能は本当にありがたいんです。あとでトリミングする手間とか省けますしね。

さらに言うと、SONYのデジタルズーム、マジでクソ……いえ、うんこなんです。
通常のAF枠はSpotが好きな私です。でもズームするとAF枠はなくなります。というか「全画面AFモード」になっちゃうんです。要するにAFはほぼ役に立たない状況です。
なのでDMFにしておいて、マニュアルフォーカスするしかない、と。
またまたオリンパスを引き合いに出しますが、オリンパスの場合はフォーカス枠が画角に比例して大きくなるだけで、普通にAFが使えます。なのでほぼピンポイントにAFターゲットが使えるんです。
というかタッチシャッター最高! です。
SONYの中の人が言葉に出さずに目で見下すオリンパスが出来るのにSONYにはそんな技術すらない。小っ恥ずかしいと思わないのでしょうか。
一応割り当てて使ってはいますが、イライラが募る今日この頃です。

※と、怒りにまかせてこのような事を書きましたが、賢人にご教示いただきました。
「上下ボタンを使えば1.4×と2.0×に直接トグルする。精進せよ」

ははー<(_ _)>

ということで、すんません>SONYの人
というか、ここに来てもなお文句いいますけど2.0にいきなりさせてくれませんかね?

C2:DRO/オートHDR

サブエースのC2ボタンはDRO/オートHDRです。
あんまり使ってない人が多いんじゃないでしょうか?
正直に言うと私もあまり使わない機能です。オリンパスのE-M1なんかだと!
でもα7Ⅱとかではこれがないと「届かない」事が多いんです。
まあ個人的には「ターボ機能」と呼んでますが。主にHDRの方を。
というのも「露出補正をダイヤルに独立させているカメラは、露出補正幅が狭い」ので、それを補うものとして、HDR的な機能を使う、という感じです。
露出補正ダイヤルなんていらんのですよ。あんなのはノスタル爺のセックスシンボルみたいなもので、そろそろ馬糞と混ぜて肥やしにした方がいいんじゃないかと思うんです。
だってプラスマイナス3EVしかないんですよ、せいぜい。2EVしかないのもあります。
このクラスのカメラ、つまり前後にダイヤルを装備しているクラスのカメラには、露出補正ボタンなんかいらんのです。どちらかを露出補正ダイアルに割り当てたらいいんです。そういう場合、マイナス5Evくらい選べるのが普通なので。
3EVの補正幅で足りないのはおかしいと言うなかれ。そう決めつけるアンタのその頭がおかしいと知るがいい。(・∀・)
悔しかったら専用露出補正ダイヤルに5Evとか7EV幅を割り当ててみろ。そうしたら私はギャフンと言ってやるともさ。

え?
マニュアル露出を使う人は独立した露出ダイヤルが必要だろ、ですって?
いやいやいやいや。
マニュアルで露出設定するならマニュアル操作で露出カバーしろよ! 頭に蛆わいてんじゃねーの?
マニュアル操作で露出補正とか意味不明ですから。
アイリスとシャッター速度を固定するひつようがあって、露出はISO設定でカバーするっていうのなら、それこそ右ボタンおしてISOいじればいいだけじゃん。もしくはコントロールホイールにISO割り当てればサクっと解決だと思うんだけど。
そう、レトロ風とか言ってますけど私に言わせればアレは初心者向けですよ、露出補正専用ダイヤルとか付けるのって。
「見てわかりやすい」
とか。むしろ使いにくいでしょ。勝手に動いててイザというショットが真っ白とか真っ黒とか、もうね……。

おっとっと。
C2にHDR入れて露出補正の補正プラスに使っている人って私だけかもしれないので、どう足掻いてもマイノリティが偉そうに言ってるだけですよね。
ふん。スミマセンねえ。

C3:登録アプリ一覧

これまたSONYのカメラの使いにくさの象徴。
「特殊な機能は『アプリ』として機能毎に有料販売しまーす」と言うヤツです。
それ、オリンパスなら初めから入ってますよ、と。
「いや、機能を追加したりするのが簡単ですから」
「いやいやいやいや。オリンパスとか他社ではそういうのをファームウェアのアップデートで行ってますから。顧客サービスですから。それに無償サービスですから」
いやもう、全くもって腹立たしいロジックです。
しかもアプリの導入が面倒くさい。
PCに接続して、専用アプリをダウンロードして転送とか、もうね。
「露出補正ダイヤルを独立させてます」なんていうメーカーがやることとは思えません。なんというか、チグハグなメーカーですよね、SONYって。いや、α7Ⅱの設計陣の頭の中がチグハグだと言うべきでしょうか。
PCと接続しなくてもWiFi機能を搭載しているので本体から直接ダウンロードも可能ですが、あの画面とカメラ用インタフェイスを使ってメールアドレス(ID)とかパスワードとか入れるのってマジでユーザーはブチ切れてもいいレベルだと思うんですけど。挙げ句の果てにダウンロードとか反応が遅い遅い。
あんな複雑怪奇なロジックで本体にインストールしないと使えない機能なんてある意味ないのと同じです。
この手のフルフレームなカメラのユーザーには「ワシはパソコンとかいっさい使わん」なんて豪語する爺っつぁんとかけっこういるんですよね。
でもってそう言う人は結局キヤノンとかニコンの一眼「レフ」をいつまでも使うわけですよ。だってSONYのデジカメとかわけわかんないわけですから。
しかもPlaymemoriesOnlineとかSONY StoreとかMy SONY Clubとかαcafeとか、SONYのデジカメ買って欲しい機能が使いたいと思ったら、いったいいくつのサービスに入らないといけないのか、とか発狂ものでしょう? しかもそれぞれに別のIDとか求められたりするんですぜ?
私ですら「やってられるか」と思っているクチなんですから、PCなんて使った事のない爺っつぁんに理解白という方が人の道を外れてるってもんです。
そう、SONYって血が通ってない感じがするんですよね、製品にもサービスにも。
いえ、α7Ⅱを落としたら血だらけになるのがいいのか、とかそういうこと言ってんじゃないですよ?
私なんかマウントアダプタで付けてるBiogonのビネッティングを弄りたいとか、サムヤンの14mmF2.8を付けて星系写真が撮りたいなあ、と思ってるだけなんですよ。
オリンパスならライブタイムとかライブバルブを選べばいいだけなんですけどSONYだと理解不能なロジックを理解してカネ払ってアプリを買わないとカメラ側でそんな事出来ないんですよ。SONY、全然ダメなんですよ。オリンパスに弟子入りして欲しいですよ。というか、もうαはオリンパスに任せたらいいんじゃね?

などと思いつつ、C3ボタンを押してアプリを選択する私なのです。
わざわざカスタムボタンにアプリとか割り当てずに、メニューから入って使えばいいんじゃね? なんて冷静にアドバイスしてくれる私の中の人もいるのですが、メニューからとか面倒でせっかくの機能を使わなくなると思うんです。
α7Ⅱなんてそこに放り出して、E-M1を取りに行くと思うんです。星景撮影用レンズもμ4/3の方がいいの揃ってますしね。

なのでこれは「敢えてボタンに割り振る」という覚悟の割当でございます。

C4:手振れ補正焦点距離

これはあまり補足する事は無いですね。
マウントアダプタ遊びに興じる際に、サクッと焦点距離を入力したいじゃないですか。ペンタックスあたりだとレンズ装着して電源入れたら自動的に「焦点距離ナンボ?」って画面にポップアップするので何の問題もないのですが、SONYとかオリンパスとかはそんな気の利いた機能はないわけで。なのでボタン一発で呼び出せるようにするのは必須と言えますね。
もちろん、Eマウントレンズだけ使う人にはこの機能は無用の長物です。

中央ボタン:フォーカスセット

これはAFポイントの移動をする為の必然の割当。
デジカメウォッチの記事の中の人はC1にこれを割当て、C2で再押し AF/MFコントロールを割り振って、EVFを覗きながらフォーカス系をコントロールするのに便利だと書いてましたが、私はAF枠を移動させるのにわかりにくい前後ダイヤルなど使わず一目瞭然の? 十字ボタン使うので場所が近い方がわかりやすくていい、と思います。
あと、Nikon 1 V3とか他のカメラでもこのロジックにしているので、操作体系を統一させるというより合理的な目的もあってそうしております。

下ボタン:クリエイティブ スタイル

でました、クリエイティブ スタイル。
ピクチャーエフェクトと何が違うのだろう、といつも思うわけです。
この手の呼称はそろそろ各メーカーで統一してもらえませんかね?
ピクチャーエフェクトとか「アートフィルター」でいいじゃないですか。
で、クリエイティブスタイルは「カラープリセット」とか「シーンプリセット」とかでいいじゃん。
というわけで、アートフィルターが新しめの「エフェクト用プリセット」だとすると、クリエイティブ スタイルは、どちらかというと古い考え方(というのはアレだと思いますが)の「フィルムモード」みたいなもの。
具体的には「スタンダード」「ビビッド」「ニュートラル」「クリア」「ディープ」「ライト」「ポートレート」「風景」「夕景」「夜景」「紅葉」「白黒」「セピア」。
メーカーが何と言おうと、これってピクチャーエフェクトと被ってるよね?
わかりにくいからもう同じ名称で全部入れとけばいいんじゃね? と思うわけですよ。
実際に「夕景」とか「夕焼けモード」ってメーカーによっては違う方に入ってたりしますしね。この辺ユーザーは混乱するんです。というか2つの別機能に分かれて居るもんだから、貴重なカスタムボタンをそれぞれに割り当てなくちゃならないわけで。
いい学校で博士課程とか修士課程でたような優秀な人ばっかりなんでしょ? もっと「何が使いやすいのか」をその「いいオツム」で考えよね?
このあたり見てても「屋上屋を架す」なんていう言葉が浮かんでくるんですよね。あ、これはSONYに限った話ではないんですけど。

AEL:AFオン
AF/MF:再押しAF/MFコントロール

ここ。
ここが迷いの中なんです。
α7Ⅱを使っている人ならわかると思いますが、これは同時に使えない機能です。このボタンはレバーで切り替える為、排他なのです。
しかもAELにAF オンを割り当てているってことは、普通の神経の人はシャッターボタンAFスタート をオフにしているわけです。
その状態でAF/MF 側にレバーを倒すと、AFは動かない事になります。だってAF オンのボタンないんですもん。つまりレバーを切り替えた瞬間にMFしか使えない、と。
なんでそういうことにしているのかというと、これはもうEマウントのAFレンズをMFで使う時の切替レバーです。
だったら別に再押しAF/MFコントロールなんていう機能を割り当てる必要はなくて、別の機能を割り当ててもいいんじゃね? と思うわけですが、ここがまあ矛盾点というか私がまだ迷っている所なんです。
何を迷っているかというと、以前のα7系より「AFオン」ボタンとして断然押しやすくなったこのボタンですが、そもそもα7ⅡのAFは親指AFがいいのか、シャッターボタンの半押しAFがいいのか。
まあ、なんだかんだ言って決断できないわけで
一眼レフだと迷わず親指AFなんです。あとタッチシャッターがあれば親指AFの方が断然いいと思います。
しかし、一眼レフではない、タッチシャッターもないα7Ⅱだと片手でラフにサクっと取りたい場合なんか、シャッターボタンAFの方が使いやすいんですよね。親指AFだと右手でグリップホールドしながらその親指でAFボタンを押しーの、人差し指はシャッターにかけーの、でちょっと不安定になります。AF決めたら親指をカメラグリップに戻して撮るんですが、ソレヤルとカメラが動いて合焦ポイントがズレる、というジレンマが……。
なもので、偉そうに「現時点でのプログラマブルボタンの機能決定」などといいつつ、実は流動的というのが実体です。

α7ⅡとSEL35F28Zの組み合わせに限ってであれば、シャッターボタンAFオンの方が軽やかな運用ができるような気がしております。

とまあ、長くなりましたが、こんな感じで。

そうそう。
蛇足ながら私、例によってマニュアル読んでません。
なので理解不足で「いや、それできるだろ?」的なトンチンカンな事を書いてSONYを謂われのない罪でこき下ろしている可能性が多々あります。
その辺、おかしい所があればご指摘下されば伏してお詫びを申し上げつつ訂正させていただきます。

 

Nikon 1 V3 /w VR10-30mm