趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★Nikon COOLPIX P7000

カメラ

(初出:2010/10/24)


(P7000)

●おことわり

ここはアニメオタクがアニメを熱く語るブログじゃなイカ?
デジカメ関連の情報を求めて間違って迷い込んだ方は「戻る」ボタンを押したほうがいいでゲソ。
死ねよ>Google って事じゃなイカ?

それにしても今週もイカ娘が終わってしまいました。
来週まで私は何を楽しみに生きていけばいいんだろう。(>_<)
あ、まだサザエさんとちびまる子ちゃんがあった。(^o^)

そんな感じのブログですから。


で、COOLPIX P7000の話ですが……

S95がフリーズ現象のせいでヤレヤレな状態になった

LX5はどうか?

なんか、レンズ性能にシンパシィ感じらんなーい。

ヤメヤメ。

と言うのが現状でございまして。
この現状を打破するべく、次なる刺客がやってきた。(え?)
それが、COOLPIX P7000。

おお、我が家的にはひさしぶりじゃなイカ? COOLPIX。
あの、使えないGPSと意味不明なLANポートを内包(内蔵)して、いったい何がしたいのかわからなかった奇天烈カメラ、P6000ぶりじゃなイカ?

でも、P6000は結構気に入ってたんだよね。
あのコンパクトさとデザインは体育会系ながらムキムキというより、ややインテリジェンスフレーバーが入ってて嫌いじゃなかったし、無骨っぽい振りをしたフィニッシュは個性があったし。
一度手放して、思い直して買い直してスキーなんかにも連れて行ったっけなあ。
結局出番はなくてただ連れて行っただけだったけど。

あれから2年。
まるでLX5と歩調を合わせたかのようにリリースされたNikonのコンパクトカメラのフラグシップ、P7000。
桁が多いのは、Nikonの無計画なペットネーム戦略のなせる技だろうけど、なんかこうもっとスマートなネーミングはなイカなあ?

そのP7000。
P6000の正統な後継機なんだろうけど、残念ながら? 今回はGPSもLANポートもない。無線になったのではなイカ?と思ったけど、それもない。
GPSについては例の『みちびき」が本格稼働してから改めて仕切り直すんじゃないかと勝手にかんがえているんだけど、現時点では使い物になるようなチップがないってんなら中途半端に付けない方がいいかもしれないですね。

さてP7000の第一印象。

「でかっ!」

G11とかG12も結構でかいなあと思っていましたが、これは何というかGF1やE-P2よりでかいです。
横幅はE-P2と同じくらいで、高さは2ランクほどでかい。ボディだけだとGF1より二回りでっかいぜ、と言っても過言ではありません。

S95の代わり?
いやいやいやいや……。
ハイさようなら。


(E-P2/M.ZD14-42)

というか、サイズとか全然調べないで買うなよ>私
P6000と同じくらいとか、なんで勝手に思い込むかな?>私

でも、なんでこんなに大きくする必要があるんだろうか?
と思ってよくよくチェックすると、まあ無理もないサイズなのかもしれません。

それは軍艦部に配置されたダイアルやレバー、スイッチ類を見ればわかります。
要するに、一眼レフを使っている人のサブカメラという立ち位置を思いっきりアピールしたカメラだという事なのでしょう。
Nikonらしい加齢な、いや華麗なコンセプトと言えるかもしれなくもないかもあるかも?

デザインはアレです。
一言で言うとCanonフレーバーをちりばめたNikon風じじむささというか、暑苦しさというか。
P7000を見たあとでLX5とか見ちゃうと、LX5がたおやかで清楚なお姉さんに見えてしまいます。
P7000はまあ、プロレスやってるゴリラみたいな顔の(体もか?)女というか……。

いやでも、Nikonのコンパクトカメラ部門ってプライド無いなあと言うのが正直な感想です。
G12のデザインがCanonオリジナルだとは思いませんが、アレがあるのにコレにするのか?と。
たぶんいろいろいい訳を考えて社内プレゼンしたんでしょうね。
「この軍艦部の形は普遍的なもので、特定の機種をマネしたとか言われるのは心外です。プンプン」
とか。
ま、PENなんかも同じデザイン手法ですしね。

さてGXRよりもさらにでかいこのP7000。
これで中身がダメなら承知しないぞ、とか思いつつ、使ってみると……。

メニューの反応遅っ!
というか、プログラムのシークエンスがアホなのか、演算チップがショボいのか、そもそもこれでGO出した統括が切腹すべきなのかはわかりかねますが、あらゆる基準を持ってしてもメニューがらみのレスポンスは最悪レベルです。
世界中の撮影の現場で絶望の断末魔を量産する事を請け合いましょう。

それを除くとAFの反応は充分早くて快適です。
SDカードへの書き込みが多少遅いですが、バッファがあるので私の使い方ではあまり問題になりません。
ただし、連射ザルは要注意ですぞ。
もっともLX5も書き込み速度は思ったより速くなかったのでまあ許容範囲かもしれません。SDカードとの相性が激しいのかもしれませんし、この辺は経過観察が必要でしょう。

しかし、物覚えの悪い……要するに学習能力が壊滅的に弱い私はP7000をいろいろ弄っていて、ある事を思い出さずにはいられませんでした。
「マクロのAF、使い物にならねーっ!」

そうそう。
Nikonのコンパクトカメラのフラグシップって、いつもマクロとか近接のAFが絶望的なんですよね。
P7000もその伝統を正しく受け継ぎ、まさに正真正銘のNikonのコンパクトカメラでした。

GXRとA12ユニットのAFが使い物にならなくてゴミ同然だったのと比べても遜色がありません。
ゴミというよりヘドロ級と言っていいでしょう。
ゴミに失礼でゲソ。

そうそう、コイツには決め台詞というか捨て台詞があって、ご主人様(持ち主)の感情を見事に逆撫でしてくれます。
ご紹介しましょう。

「ピントが合いません レンズを初期化中です」

は?
レンズを初期化?
溶かすの?
ガラスを? いやぷらっちっくを?
意味がわかりません。

黙ってMFモードに入るとかそういう気を利かせてくれるならまだしも、よりによってレンズの初期化って……何?

という事でムカッ腹が立ったので今日のところはこの辺で勘弁しておきやがれ?