趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★GRANBEATとW800BT

オーディオ系

ONKYO同士のその相性はいかに?(初出:2017/04)

基本的にはW800BTのレポートになります。
その後、という感じですね。

まずは最近まで使ってたarrows M03とONKYO W800BTとのその後の状況から。
1)音
・コンプライのフォームタイプのイヤーチップに換えた
・MusicPlayerをONKYO純正のONKYO HF Playerに変えた
・かつエージングが進んだ
以上の要因により、現在は「とても良く鳴っている」と思います。
「とてもいい」とはどういう状況下と言いますと、私としては「いい音じゃん。これならもう全然文句はないわ~」という感じです。最初の感想と偉い違いですね。
まあ、そういうわけで音質についてはarrows M03でもOKではあったのです。
が。

2)音切れ
問題はコイツです。
しばらく使っていて、音切れするタイミングというか、その原因がほぼ解明しました。
・メールなどの通知イベントがあった時
・スマートフォンの電源を入れる(スリープから解除させる)時
大きく分けるとこの2つ。あとは回りの環境で、2.4GHz帯の電波に干渉するようなものが近くにあったり強力な電波が出ていたりするとダメになります(例:コンビニの電子レンジ近く、路上で違法無線電波を垂れ流しているトラックが通った時など)
電子レンジと違法無線はarrows側の問題ではないので要するにarrows M03だと操作と通知の際にいちいち音が途切れるということになります。
理由がわかれば回避方法は簡単です。
・通知を全部切る
・W800BTで音楽を聴いている時にはスマートフォンを一切操作しない
これで快適です。
って、やってられるかー!ヽ(*`Д´)ノ
ですよねー。

そんなこんなでW800BTは諦め、スマートフォンもDP-CMX1、つまりONKYO GRANBEATに換えたことだし、これからは真っ当に「Westone 4R、それもバランスケーブルに換えて」いい音を楽しむんだぜ、と心を入れ替えたわけです。
だがしかし。
GRANBEATが届いて、SIMを入れ替えてセッティングを終え、最初に思ったのが
「そう言えば同じONKYO同士、W800BTとの相性はどうなんだろう?」というもの。
ワイヤードのWestone 4Rを繋ぐより先にW800BTとペアリングをしてチェックしちゃったわけでございます。

すると……。
・メール着信時の音切れ → なし
・スマートフォンスリープ解除時の音切れ → なし
という結果に。
つまりどういう事かというと、arrows M03はノイズまみれ。電波垂れ流し端末だったという事ですな。さすがに格安スマートフォンなのでノイズ対策バッチリ、なんて事はなかったということです。法規制内ならOKというレベルなのでしょう。もちろん文句はありません。M03が規制内ということならば、それらを見越して設計しなかった(できなかった)W800BTの方が脆弱だという事ですからね。
で。
肝心の音です。
ノイズ垂れ流しのarrows M03とはいえ、同じBluetooth、しかもW800BTはaptXにすら対応してませんので、同じSBC同士ですから音の差なんて私の3000円の耳ではわからない程度の差だろうなあ、と思っていたわけですが、これがはっきり言ってかなり違いました。
たかがSBCなのに!
いや、さすが純正同士というべきか、W800BTがSBCでも相当ハイレベルなのだと言うべきなのかわかりませんが、「これはいい音だな」と素直に聞き惚れるれべるじゃあ、ありませんか。
arrows M03とONKYO 純正プレイヤーとのマッチングで充分満足していた私ですが、GRANBEATとの組み合わせの音を一度聞いてしまうと、もう後戻りができないくらいの差、といえばおわかりいただけるでしょうか。
3000円の耳しか持っていない私ですらそう思うのですから、上等な耳をお持ちの方ならその差は天と地ほどもあるのではないでしょうか。
具体的には、音の分離、解像度というべきもののレベルが違います。
改めてM03ってノイズまみれのスマートフォンだったのだな、と。
まさにノイズが消える事によって、混ざり合っていた楽器の音がそれぞれ綺麗に聞き取れるようになった、そんな感じです。
この段階で「へえ、この曲ってこんな音が入ってたんだ」みたいな発見があるとは驚きでした。

という事でGRANBEATとW800BTの相性はかなりいいですよ、というお話でございました。
BT接続、それもSBCでこれですからね、SBCもまだまだ捨てたものではないということですね。
というか、W800BTくらいの価格だとaptXとAACには対応していて欲しいと思うんですがねぇ。

以上、W800BTを見直したぜ、というお話でございました。