趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

オーディオ系

さて、今時のスマートフォンとしては極めてシンプルな我がDP-CMX1。
どんだけシンプルかというと、

・ワンセグはない
・防水機能もない
・お財布ケータイすらない

という感じ。
とはいえ、心臓部分はハイエンドとは言えないまでもミドルクラスではほぼトップの能力を持っています。
さらにSIMカードが2枚させるし、両方のSIMカードで同時待ち受けも可能(DSDS機能)というややマニアックながら「トレンド」にも載っかっている部分があります。
クルマで言うと、エンジンのパワーもあるしボディも足回りもしっかりしてるんだけど、ACCとかBLISとか車線逸脱アシストとか自動縦列駐車機能とかはついてませんよ、という感じでしょうか。

とはいえ、実はちょっと尖った部分もあります。
内蔵メモリ(ストレージ)が128GBです。
これってiPhoneだとアタリマエにありますが、Androidケータイとしては異例の多さです。
加えてSIMカード2枚刺しのモデルの多くは、ウチ一つがmicroSDカードスロットと排他仕様なので、DSDSしながらmicroSDカードも使える、という点も異例だと思います。

つまりチャラチャラしたアクセサリなんてつけてないし、化粧もしていないけど「脱ぐとすごい」系と言えるでしょう。スッピン美人か? いやまあ、美人というには無骨すぎるんですけどね。
ワンセグはともかく、防水機能がチャラチャラした機能かどうかは敢えて議論を避けたいと思います。
お財布ケータイ機能はもちろん「チャラチャラ」した機能です。もっともこれについては反論はないのではないでしょうか(音的に、ホラ)。

足腰がしっかりしているとはいえ、それは基本スペックの話であって、筐体がTough系とかの意味ではありません。
クルマで言うと、いわゆる「クロカン四駆」じゃなくて、FFのシティSUVみたいな感じでしょうか。

要するにスマートフォンとしては必要充分以上の基本性能がある、という程度の意味あいで、特筆すべきはそのストレージの大きさ」というところでしょう。
クルマで言うと、大人5人が楽に乗れて、人数分の荷物をすっぽり呑み込む程の余裕のラゲッジスペースがあるという感じでしょうか。

iPhoneにも内蔵ストレージが128GBモデルはあります。しかしiPhoneには外部ストレージ増設機能がない。つまり5人ゆっくり乗れるけど、ラゲッジにはコートも入らないよ、みたいな感じ?

しかしコイツは256GBの外部ストレージ、具体的にはmicroSDカードが使えますからね。
すなわちこれこそが、コイツことDP-CMX1の大きな「個性」と言っていいでしょう。

因みに私のKindle本ですが、128GBでは足りません。だって殆どコミックスですから容量が大きいんですよ。
いや、スマートフォンにコミックスばかり128GBも256GBも入れてどうするんだ? って話ですけど、まあそれもそうですよね。5インチもあれば充分コミックスを読めますけど、まあ「入り込む」にはやや小さいのは確か。許容できる範囲で画面は大きければ大きい程いいんじゃないかと思いますし。
なのでコミックスを楽しむのは主にタブレット端末の仕事。なので、取りあえず私はタブレット側には厳選した100GB程度のコミックスを入れております(厳選??)。

じゃあKindle本を入れないなら広大なストレージは何に使うの? という話ですよね。
写真?
バカバカしい。
前回も書いた通り、私は「スマートフォンをカメラとは認めない教」に帰依している(在家ですが)のでそんな用途には使いません。
容量をとるファイルで、電子本でも画像でもないとなったら、これはもうアレしかないでしょう。
アレです、アレ。
音楽ファイル。
手持ちの音楽ファイルはさすがに全部入りませんが、ストレージが広大なのでAACとかMP3とかAtrac3とかの非可逆圧縮ファイルにして容量をケチる必要がありません(Atrac3とか使っている一般人はいないと思いますが)。
ALACとかFLACとかの可逆圧縮ファイルをバンバン入れておけます。
いや、それどころか昨今流行のいわゆる「ハイレゾ」のファイルを気にせずブチ込んでおけるんです。
1曲140MBとか320MBとかのファイルでも全然怖くありません。
なんというか、これはもう音楽を聴く為に作られたんじゃないかと思えるスマートフォンですよね、DP-CMX1。(・∀・)

では肝心のその音はどうか?
は、次回に。