趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★CarlZeiss Biogon 2.8/28 G on SONY α7Ⅱ

カメラ

の「探検・発見アトラクショ~ン」のコーナー(・∀・)(初出:2015/01/23)

これもデッドストックの二束三文購入レンズシリーズの一つで、防湿庫の番人でも筆頭格。
なぜならBiogonなので。
Biogonですから、周辺はめちゃくちゃなわけですよ。
もちろん「めちゃくちゃ」の意味あいについて議論の余地は相当あるわけですが、私にいわせればBiogon=周辺収差がアレなレンズ、なわけです。
モダンBiogonはまあ別格として、これはGレンズですからテレセントリックとか毛ほども考えてませんしね。

あと、α7Rなんかで試したところ空を映すと色被りします。異世界の空って感じでしょうか。
もちろん出ないときけっこうもあるんですが、出る時は周辺マゼンタで中央がドスンと藍色とか笑っちゃうサイケ振りなんですよ。
サイケ、サイコー!なんてワンダフルなマインドを持つワンダーな人はいいんでしょうけど、私の様な地味なモブA的な人間は普通に写って欲しいわけですよ。
サイケにしたいときはサイケン……じゃなくて最近のデジカメに乗っている各種サイケモードを選ぶわけですし。

とは言え、Biogonファンの言うところのBiogonの魅力とはそんなもんは関係ないんです。
「サイケ? さよけ。ンなもんPhotoshop(もしくはPhotoshop的なもの)でどないかしたらええんちゃいます?」

そう。Biogonは欠点を語るより長所を褒めると育つタイプの子なんです。
それはBiogonですからもちろん「歪曲収差がない」事です。


ええ、「ない」と言い切っちゃいました。
もちろん完全描写なんて存在しませんのでゴルジ体君にチェックしてもらうと「曲がってまっせ」なんて言ってくる可能性はあります。もっともゴルジ体君は目も口もないので言ってこない可能性の方が高いですが。

というわけで、デジタル歪曲補正とは無縁のシュッとした描写がBiogonの真骨頂だと私は思うわけです。そういう意味でこのα7系が世に出たことにより、小型軽量なビオゴンGのレコンギスタの始まりではないかと思う次第です。

ちなみに私のG Biogon 2.8/28はTECHARTのオートフォーカスアダプタとの相性が悪く、α7Rが強制再起動したり強制ダウンしたりAFがスタートしなかったりしたりと接点チェック等々空しく「使えない」事が判明しているので、ご覧の通りのMFアダプタをあてがっております。KIPONの安いヤツも持ってますが、アレはピントヘリコイドが回しにくい。つう事でコレがいい感じです。
まさにガンダムっぽいっすね。(・∀・)

あ、そうそう。
玉ぼけの「魔方陣グルグル」もないです。