黒いコーンが禍々しいPARC Audio DCU-F121P。
結論から。(初出:2017/02)
「DCU-F121の中では、もっともバックロードホーン向き」
一番の違いは、低音がゴージャスに出ることでしょうか。
その分、高音が少々物足りない感じです。
スピーカーユニットにとってエンクロージャーとの相性は当然ながら大きいので、コイツを使ったいい感じのバックロードホーンは出来そうです。
ただ、結果論としてFOSTEX FE108EΣを越えるユニットではありませんでした。
まあ、値段が二倍近いですからね。
でも、個人的にこのユニットは気に入りました。
プレイソフトのイコライザーで高音をBoostしても違和感がない音であれば、これを使うのもアリかな、と。
そんなわけで、この小型バックロードホーン式エンクロージャー用の10cmフルレンジスピーカーユニット選びの最終章は、基準としたFE108EΣをもう一度取り付けて聞き直すこと。
そしてPかΣかの判断をしたいと思います。
これが終わると、個人的にはメインスピーカー第一候補と目論んでいる中型のバックロードホーンを使った12cmフルレンジユニットのスピーカーのでっち上げです。
まあ、でっち上げというか出来レース的な感じで考えているのですが、小型バックロードホーンの出来が予想以上に良さそうなので12cmバックロードホーン、実は危うしか? なんて考え中。
いやあ、オーディオ遊びって、本当に沼ですなあ。