趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★さようなら HOYA PENTAX K-5

カメラ

(初出:2010/11/29)


(K-5/DA18-135 こういういい酒は封を開けたら飲みきりたい。翌日はもう三文酒になるからねえ。でも、日本酒大好きなのに下戸なんだよね、私って…… ちなみにISO6400)

 

“カードが異常です”

いやいやいやいや、異常なのはオマエだろ?


とK-5にツッコミを入れざるを得ない私。
関西人なら鞄に一本は忍ばせていると言われるハリセンでバシっと叩きたいところです。

始末が悪い事に、最初は普通に撮れているのに気がつくと
「保存できませんでした」→「カードが異常です」の連続技を決められて「あちゃー」となるわけです。

最初はもちろんカードを疑いました。
で、違うカードを入れて見るとエラー解消。微妙な相性か、と納得しながら撮影続行。
さらにしばらく立つと「保存でき……」「カードが異常……」

「ええええ?」

念のために三枚目を挿入。もちろん撮影前に一応フォーマット。
撮影開始。
ちょっと経過。

「保……」「カ……」

さすがの私もこうなるとK-5側を疑わざるを得ません。
ただし。
交換したのは全部同じカードです。同じメーカーの、同じ容量の、つまりは同じカードです。

参ったなあ……
他のメーカーの他の容量の……つまり他のカードを使いたくないんですよ。
なぜ?
楽をしたいからに決まってます。
ええ、そうです。
私がK-5にぶち込んで使っていたのは、Eye-Fi Pro X2(8GB) です。

要するにK-5、Eye-Fiカードとの相性が悪いみたいなんです。
私はEye-Fiのカードを四枚使っています。念のために四枚目を挿してみました。
ダメでしたorz.

もちろん、そのカード、他のカメラに挿すと元気に動いてます。
同じHOYAのコンパクトカメラ、I-10に挿しても問題無いのに……。

だめじゃん、HOYA!PENTAX担当部署!
Eye-Fiの問題?
いや、そうかもしれないけど、ユーザー的にはそんな事はカメラ側で対処してくれと思うわけです。ええ、わがままですから。

そんなわけでいろいろ好印象だったK-5ですが、翌日(二十七日)にはすでに蜜月状態は終了。
Eye-Fiが使えないカメラなんて、幌が閉まったまま動かなくなったカブリオレみたいなものです。

うーん、せっかくちょっと触ったとこでは好感触だったDA18-135mmをねっとりとチェックしようと思っていた矢先だったのに。

まあ、うなってばかりいてもどうしようもありません。
うなっていても小説が一行だって進まないのと一緒です。
私は気を取り直して、もう少し検証の精度を上げる事にしました。

まずは同様の不具合報告がないかとネットをチェック。
(通常のSDカードで正常動作するかのチェックを先にやらないところが私のどうしようもないところです。だってEye-Fi以外使いたくないんだもん)
ない……。

(ひょっとして固有の不具合なのかなあ……)
と、私は深いため息をつき、がっくりと肩を落とすのであった まる

K-5は買われてわずか二日で売られてしまうのか?
販売店に一応相談してみないのか、私?
HOYAのPENTAXのサポートに相談しないのか、私?
ちょっとでも気に入らないとすぐに売り払うのか、私!

えー?
そんなの、めんどうじゃん。
つか、私はカメラを使いたいのではないのだよ。
Eye-Fiが使いたいのだ!
カメラなどEye-Fiを挿入する割れ目に過ぎないのだから!(おいおい)