(初出:2012/03/23)
アニメと声優さんねたです。興味の無い人はスルーしてください。
今期放映中の中でも
私的「見てはいけない今期のアニメ No.1」なのがこれ。
ブラックロックシューター。
OPをあのトップアイドル(?)「初音ミク」が歌っているという点で電波系の匂いがプンプンするわけですが、とりあえずブルーレイレコーダー君が録画していたので見たところ……。
「鬱アニメ」
でございました。
「まどマギ」といい、今はこういうのが流行なのかなあ。世相なんでしょうか。
とにかく鬱な話が嫌いな人は見ない方が絶対いいと思います。
救いがなさそうです。
最後まで見たわけではないので結論を急ぐのはアレですが、最近のこのテの鬱系アニメで最後に救いがあったのって皆無じゃないかと思われます。
私はとりあえず最後まで視聴する予定ですが……。
理由はストーリーではなくて贔屓の声優さんが主要キャラをやっているからです。
あまり声優に詳しいわけではないのですが、あるアニメを見ていて「この声優はすごい」ってそれこそ正座して聞いちゃったくらい感服してから、贔屓にしております。
声優さんの名前は、沢城みゆき。(私は基本的に芸能人には敬称を付けません。以下同)
勝手な解釈なんですが、私が「すごい」と思う声優って大きく分けて二種類にわかれているんです。
1)声が個性的
2)演技が上手い
という二つ。
つまり、声に個性がなくて演技が下手な声優さんには少なくとも私は興味が持てないので名前なんて覚えません。
同時に違和感のない、つまり普通に上手程度でもほとんどエンディングのテロップでCV、つまり声優さんの名前を「なんて言う人がやってるのかな」なんて思う事はないわけです。
1)はもうわかりやすいですね。
個性で売るというやつですし、その声が気に入ると断然ファンになってしまいます。
問題は当たり役、ハマリ役が長く続いちゃうと、キャラのイメージをずっと引きずってソンをするという点でしょうか。
古いですけどドラえもんとかそうですよね。
2)は、相当上手くないと「これはっ」と思えない、要するに評価されにくい基準だと思います。だって普通に上手レベルの人ばかりですから。
1)系の人で私が好きな声は、能登麻美子、福山潤、子安武人と言ったところ。
実はさほど多くないと思ってます。
でも、「あ、この声は◎◎だ」ってすぐわかるのはある意味嬉しい?
特に最近の能登麻美子は高齢? の役を演じていて演技の幅を広げようとしているのがいいと思っております。
能登麻美子ファンになったのは、「君に届け」を見たから。
全体の台詞の60%以上がモノローグじゃないかと思えるあのアニメで、長い台詞をしっかり演じていた個性的なあの声にやられた感じです。
福山潤は気張った台詞回しにぴったりはまるドヤ声?が魅力だと思います。
ルルーシュ役のやり過ぎ感溢れる演技に惚れてしまいました。(。・ω・。)
子安武人はなんというか名脇役な声(意味不明ですが)です。
クルル曹長はすばらしいし、今やってる「バクマン」の編集者吉田氏も名演です。ただ、「花咲ける青少年」のクインザやガンダムWのゼクス・マーキス等では徹頭徹尾マジな演技なのが残念です。(おいおい)
子安武人は一件真面目で実はズッコケ的な役をやらせると最強の声のような気がします。逆に子安が演じているといつボケてくれるんだろう? と妙な期待を持ってしまうところが難点? そういう意味でクインザとゼクスはすばらしい演技なのに物足りなさが……(・∀・)
2)は、全台詞を全身全霊を賭けて吟味しているわけではないので、ようするに心に残るようなシーンを演じてくれた声優さんがいると「上手だなあ。誰だろう?」とチェックして、その名前を記憶。
それが何度か続くと贔屓になる、というパターン。
こっちは断然多いですね。
沢城みゆきは2)で私が評価している声優さんで、誤解を恐れずに言うと、「天才」じゃないかと思ってます。
見方によっては個性がない声優とも言えます。
ただ、例えば「合わせ月の夜」をこの人一人で演じきる事がたぶん可能だと思います。聞いている人は同一人物が演じているとはまず思わないほど全部のキャラを分けて演技してくれると確信できます。
と、何が言いたかったのかというと、「ブラックロックシューター」は沢城みゆきと能登麻美子が出ているから声優の演技目当てで見ているけど、鬱アニメだから評価できないなあ。なんというか、もっとカタルシス溢れるアニメを希望」というところでしょうか。
だらだらとりとめなくてごめんなさい。
まあ、雨だけど週末だし、頑張っていきましょうってことで。