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★「自宅で焼き肉なんてアリエナイ」そんなあなたに【IWATANI やきまる】

暮らし

自宅で焼き肉 = 備長炭+七輪@レンジフード下 だった我が家です

が。

◎七輪+備長炭は超面倒くさい

まあ、焼き肉と言っても我が家は二人暮らですし、さほど量は食べられません。
というか、我が家は焼き肉ってほとんどやらないのですよね。
理由は「面倒くさい」から。

1.七輪を引っ張り出す
2.レンジフードの下に設置する
3.備長炭を引きずり出す
4.備長炭に火をつける
5.焼く

この一連の作業がもうね。
実は(なぜか)ホットプレートを所有していない我が家では焼き肉といえば七輪という選択肢しかないという、今から考えると「バカなの?」的な行動原理を持っていたのでした。
まあ、バカなんですけどね。

というか、改めて思うんですが、なんでホットプレートを持っていないんでしょうね。
確か一度も所有したことがないはずです。
我が家の場合、テーブルの上で調理(?)をするのってたこ焼きくらいですが、既に「たこ焼きプレート」+「カセットフー」という鉄板というかゴールデンコンビが存在していたからかもしれません。
いわゆる「鉄板焼き」的な食事がレパートリー的に存在していなかったことも原因かもしれませんが……。

◎七輪+備長炭はエコじゃない

えっと、話をもとに戻しましょう。
我が家的な焼き肉のルーティンが極めてめんどくさいというお話ですよね。
そうですね。
どう考えてもエネルギー効率的にはものすごく悪いとしか思えません。
だって、備長炭に火を入れるのに、ガスで結構盛大に焼くんですよね。
着火剤とか役に立ちませんからね、あの石炭みたいな塊(備長炭のこと)には。
まあ、我々が使っている備長炭だけかもしれませんが……。
で、せっかく火を入れたその備長炭ですが、これがまた切ない。
二人分の焼き肉なんて本当に量はしれてます。
ガッツリ食べる、なんて事はないですからね。
多いときで一人200~250gくらい。つまり肉を焼いている時間なんて本当に短いんですよ。
むしろ備長炭に火を入れている時間のほうが長いくらいで……。

うーん。
まあ、焼き肉は美味しいって思うんだけど、色んな意味で効率が悪い食事(メニュー)といえます。我が家の場合。

◎七輪+備長炭は落ち着かない

そもそも落ち着いた食事ではないですしね。
だってレンジフードの下で焼いてるんですよ?
椅子を持ち出すときもありますけど、けっこう立ち食いです。自宅で。
もちろん煙と匂いの問題があるからです。

そして今年の引っ越しです。
引っ越した新居はオール電化。ガスはありません。
非常用と冬季の鍋用にIWATANIのカセットフーは持っていますから、それで備長炭を焼くことはできますが、そこまでして、ねえ? という流れになり、「だったらもうフライパンで焼けばいいや」的な自暴自棄? に陥っておりました。
大げさですね、ええわかってます。

◎そして新居にて焼肉パーティをやることに

そんなある日、甥っ子が我が家の新居を吟味しに……じゃなくて遊びに来ることになりました。
まあ、せっかくだからもてなしてやろうということで、何がいいかと考えたところ……いや、考えるのが面倒だったので「若いやつ(甥っ子が二人)=焼き肉」という図式に相成りました。
よくあるパターンですよね。

で、その時ハタと思ったのですよ。
「え? 肉ってフライパンで焼く……でいいの?」

実は引っ越しの際、自暴自棄? になった私は七輪も備長炭も始末していたのです。
いわゆる「仕分け」をされたわけですね。
オミットです。

いくら気心の知れた親族とは言え、レンジフード下のフライパンで焼き肉パーティってどうなの? と思うくらいの常識はありますからね。
そもそもそんなところで6人が食事? 狭いってーの。

なので「この際ホットプレートでも買う?」という話の流れになったのですが、なぜか「ホットプレートを買うのは負けた気になる」的な私。
そこでふと思いついたのが、「焼肉用グリル」の存在です。
ホットプレートとは別に存在するジャンルであるところの「焼肉(専)用グリル」はいったい何が(ホットプレートと)違うのか?

調べました。
理解しました。
「焼肉用グリル」は「煙が出にくい」事をそのレゾンデートルとしているのだと。
納得しました。
確かに煙と匂いは避けたいところ。新居がいきなり長期間焼き肉臭にまみれてしまうわけですからね。
そのための「レンジフード下」だったわけですし。

◎無煙? ほんまかいな。 の「やきまる」

そして見つけました。
「焼肉用グリル」の中でも「決定版では?」との評判が高い製品を。
もちろん買いました。
IWATANIの「やきまる」なるカセットガスを使った焼肉専用グリルを。

カセットガス スモークレス焼肉グリル“やきまるII(やきまる2)” | 岩谷産業
イワタニ「カセットガス スモークレス焼肉グリル“やきまるII”」は、煙の発生を少なく抑え、室内で手軽に焼肉が楽しめる焼肉専用機です。商品特長をご紹介します。

いや、この製品は我が家にうってつけです。


カセットガス自体は結構余っているんですよね。
流石にガスボンベは簡単に捨ててこられないので新居にも持ってきましたし。
同じイワタニのカセットフー用に使えばいいのでムダにはなりません。まあ、全部消化するのに何十年かかるんだよ、という話もありますが……。
「冬場は毎日鍋。あと、毎日焼き芋でも焼いて消化するしかあるまい……。」などと思っていたので、そのガスボンベ(カートリッジ)が流用できる「やきまる」はねがったりかなったり。

なぜガスボンベ(カートリッジだって)が大量にあるかというと、以前は結構キャンプをやっていたんですよね。
サイトでのメインストーブが、イワタニのTWIN バーナーというカセットコンロでした。
ご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、あの時代、TWINバーナーは火力と可搬性と経済性と使いやすさのバランス的に最強のアウトドアバーナーだったんじゃないかと思っております。
後継機が存在しているようですが、似て非なるものですね。初代は三方に風よけがあるヘヴィ・デューティー(死語?)仕様でしたが、今のは単なる2バーナーですな。まあ、実際はこれで充分なのでしょうけど(だからムダなコストを省いてこうなったのでしょう)。

そんな感じでガスのカートリッジは湯水のように使っていましたので、特売でカートリッジが売られているのを見るたびに「どうせ使うものだしな」的に買っては備蓄していたわけなんですよ。
我が家が家事になったら大爆発したかもしれませんね。
あと消防法的にどうなんだろうな、などとも考えておりますが……。
……どうなんでしょう?

そんな私がそのガスカートリッジが使える「煙が出にくい」焼肉専用グリルを見つけたら、そりゃあ買いますよね?
それが「やきまる」と私の出会いでした。

で、決め手となった「無煙」は実際にどうなんでしょうね。
訪問の直前(というか前日)に購入したので予行演習なしでぶっつけ本番? で使うことになったのですが、一応構造のチェックをしてみました。

すると見た目の仕組みは単純で、油を落とすスリットのある焼き板の下にスリットから落ちる油を受ける深皿を設けているだけのシンプルな構造。
煙の原因になる油を下に落とすことによって防いでいる、という構造は別に「やきまる」に限ったものではないはず。
というか、常套手段でしょ、これ。

「こんなので本当に無煙になっているのかなあ」という疑問はありました。
さらにこの「やきまる」さすがカセットガス製品というか、中身はすっからかん。
構造が簡単ですから値段も手頃。

まあ「ものは試し」ですから、実際に使ってみて、だめだった場合は仕方ないと思うことにしました。
むしろ使えるようだったら我が家でもテーブルについて焼き肉が楽しめるわけですからね。

◎製品構成

私が買ったのは「特別仕様品」だったようで、本体とは全く関係のないハンドタオルと扇子がそれぞれ2つずつ入ってました。
それだけなんですけど、付属品が謎すぎます。


焼き肉食べながら汗を拭き、扇子で涼めっていういみなのでしょうかね?

本体系は、

1.本体
2.水皿
3.焼肉プレート
4.焼肉プレート取り外しハンドル


5.マニュアル

と、こんな感じ。
どれもびっくりするくらい軽いというかスカスカな感じで、当然ながら高級感などとは無煙。良く言えば庶民派です。
材質は軽いので、鉄ではなくアルミの合金のような感触です。

サイズは思っていた以上に小さくて、カタログデータ上は2〜4人用とのことでしたが、せいぜい二人用では?
ちょっと失敗したかな、と思いました。主にサイズで。
大人6人ですから。

人数が多い場合は2個使うなどして分散しないとあかんのではないでしょうか。
でも二人家族にはちょうどいい大きさのような気がします。
コンパクトだし、ちょいちょい出番があるかもしれません。

◎さて、煙は?

ということで、実際に使ってみました。
水皿に予め230ccの水を入れておく仕様です。

……230cc。
妙に細かい指示ですな。(^^)

あとは点火して肉を焼くのみ。
※画像はイメージです

……。

おお!
「けっこう」イケてます。
さすがに「無煙」とは「無縁」ですが、相当抑えられています。

◎比べれば一目瞭然

実は、人数的に「やきまる」一台だとムリだと判断して、同じイワタニの焼き肉プレートを購入していたのですヨ。
これ。

焼肉プレート(S) | 岩谷産業
イワタニの「焼肉プレート(S)」は、少人数でも焼肉が楽しめ、フッ素加工のためお手入れも簡単なイワタニのカセットこんろ専用プレートです。商品特長をご紹介します。

「イワタニ 焼肉プレート(Y2)」
※よりプレート面積が大きい(Y3)もあるが、より小さいY1というモデルはない。

カセットコンロに乗っけるか一体型かの違いで、プレート自体は「やきまる」と同じデザインと構造に見えます。
なので同じイワタニの製品だし、この焼肉プレートでも「そこそこ」は煙が抑えられるに違いない。
何より安っ!
なんて考えての導入でした。
が。

いやはや、なんというか考えが甘いというか、まったくもってこの二つは「似て非なるもの」でした。
バーナーというか、コンロと一体設計してこその「無煙」のようです。
秘密? はこのへんで簡単に説明されております。
よくわかりませんが、そう言うことのようです。というか、現実を見たら納得できました。

比較画像を撮っていませんが、公式動画がありますのでそちらをご紹介しておきます。
実際もまさにこんな感じです。

◎まとめ

という感じで、家庭用焼き肉グリルとして「やきまる」はかなりオススメです。
ただし、煙は出ませんがそれでも臭いを伴う粒子はブラウン運動により部屋中に広がるわけで、つまりはそれなりに臭いはつきます。
この日はカセットコンロに乗せる「なーんちゃってやきまる」が盛大に煙をだしまくったおかげでしばらく部屋中が焼き肉臭にまみれていましたので「やきまる」単体でどうなのか、という実験はできませんでしたが、後日二人だけで焼きまる一台で焼き肉を試してみたところ、煙は少ないものの、無煙ではないわけで、つまりはそれなりの臭いはつきました。
が、「なーんちゃってやきまる」と比較すると「かなりマシ」なのは確か。
要するに煙の量と臭いの強さは比例すると考えていいのではないかと思います。
つまり、「やきまる」は臭いも少なめなのは間違いないと判断します。

欠点というか、問題は「少人数用」であること。
焼き丸自体が小さいので欠点と言っては失礼。これこそ「仕様」ですね。
大人なら一人から二人、せいぜい三人くらいまでなら「やきまる」一台でいけそうですが、食べる速度は人それぞれなのでなんとも言えない部分があります。
ちなみに「焼き肉? うん、好きだよ。でもあんまりたくさんはいらないな」的我が家のメンツなら「やきまる」一台で四人は余裕でこなせます。

各自「焼き肉的ガッツリ度」で導入台数? をご判断下さい。


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