趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★XC60で行くDHT その6【大野ダム】その7【畑川ダム】その8【日吉ダム】

VOLVO XC60

※DHTとは、ダムカード・ハンティング・ツアー(Dam card Hunting Tour)の略である。(初出:2014/11/03)

昨日(11月2日)に続き、一気に京都のダムカードをコンプリートしよう、ということでクルマで30分近辺に三カ所が集中している南丹地方へXC60を駆ってドライブしてきました。

我が家~亀岡 の北摂山中のワインディングロードは私にとっては庭みたいなもので、かつては休日の早朝(夜明け直後くらい)によくワインディングを楽しんでいたものですが、そもそもワインディングを楽しむ、という楽しみ? を大して楽しいと感じなくなって久しい今日この頃です。
楽しみにしていたのはLOTUS ELISE(初代の初期ロットもの)あたりまででしょうか。
ELISEをSLKに乗り換えてから、「ハイスピード・ドライブ」から「流すドライブ」に変わっていったのですが、その頃から、ではないかと思われます。パワーがあっても重いクルマであのタイトで路面が荒れている北摂山中のワインディング・ロードを走るのは危険が増すばかりで飛ばしたってちっとも楽しくなくなってきたのです。むしろ後ろから来る軽トラックに道を譲るくらいの速度でのんびりと空気の匂いを嗅ぎながら走る方が楽しいと思い始め、EOSに乗り換えてからはその車幅が180cmを越えてしまったことでスレ違いがギリギリな道がけっこうあった北摂ワインディングの早朝ドライブ自体から遠ざかっていきました。
EVOQUEに乗り換えた当初はクルマをよく知る為に、いつものワインディング、ということで何度か駆り出しましたが、190cmなどという車幅のクルマでは走りたくないな、という感じでございました。

何を言いたいかともうしますと、EVOQUEと同じ車幅のXC60で、本日はその道を通って三つのダムへ向かう事になって、ちょっと緊張しておりましたよ、という事でございます。
あ、念のために書いておきますがELISEやSLKやEOSなどより断然EVOQUEやXC60の方が取り回しはしやすいんです。車幅の感覚が極めて掴みやすいクルマだったので。特にXC60はEVOQUEよりさらに車両感覚がわかりやすい。
じゃあ、いいじゃないかと思うかもしれませんが、さに非ず。車両感覚が掴みやすくても物理的な車幅が狭くなるわけではないので。
余り近づきたくはない道なわけです。

まあコタクはこの辺にして、ダムの簡単な感想を。

まずは京都のダムカード発行ダムとしては最北にある大野ダム。
ダム湖の名前は虹の湖。

ここはゆったりとしたスペースの駐車場があって、コンパクトな? XC60でも余裕。なかなかです。ただし台数は少なめなので努々オフミなどに使わないようにしてください。

天気は基本的にあまりよくなくて、いわゆる狐の嫁入り状態。
角度を合わせてなんとか虹を写せたのですが……わかりますかね?
ダム湖の名前が虹の湖、というくらいなので雨が多いのでしょう。

遊歩道には「この辺はクマが出まっせ」という脅しの看板がしつこく、恐れを成した我々は長居をせずに立ち去る事にしました。

ダムの姿としては、なんというか特徴がないというか地味でございました。

さて、その7は、大野ダムの少し南に去年出来たという、できたてほやほやの畑川ダム。
ダム湖(というかダム池?)の名前は下山四季彩湖。個人的にはなんというか、ちょっとイタい名前だな、と思います。

なおXC60のアホナビにはその存在自体がない、という体たらく。当然下山四季彩湖のカケラもありません。
いつの地図使ってんだ? > デンソー(というか、ボルボジャパン?)

畑川ダムは超小規模なダムです。これ、ダムっていうより堰じゃねえの? みたいな。
道路、というか川の上を通っている橋からダムが一望できます。一望というか一目で全部入っちゃうような感じです。

ちなみにダムと堰の違いは高さが15mあるかないか。
15m以上だとダム。未満だと堰に分類されるのだとか。
ツールドフランスの坂道の超級とかA級のカテゴライズより断然わかりやすいね。(・∀・)
畑川ダムは明らかに15m以上あるので、なるほどダムだね、という感じ。

駐車場はダムのすぐ横。数台分しかありません。
ダムの上は歩けます。林道に繋がっていますが、基本的に一般のクルマは入れず、関係者のみの模様。

さてその8は日吉ダム。ダム湖の名前は天若湖(あまわかこ)

ここは京都の五つのダムの中では一番駐車場が広くて付帯する公園が整備されていたのではないかと思われます。

少し下には温泉が湧いているのでしょう。入浴施設があり、道の駅も併設。下から眺めたダムの写真はそこから撮ったものです。

道の駅には足湯などもあってなかなか良い感じだと思ったんですが、レストラン桂川とかいう唯一の食堂はお昼はブッフェランチのみなんですって。1620円。
私達は朝早くに出てきたので小腹を見たそうと思ったのですがアテが外れました。
うどんとかラーメンとかそういうちょっとした一品モノを出してくれる道の駅であってほしいと思うのは我が儘なのでしょうね。

入浴施設もあって駐車場もそこそこ広いのでキャンピングカーや車中泊の遠い国(県)のクルマが数台いらっしゃいました。トイレに入ったのですが、平気でくわえタバコのままで入って用を足し、手も洗わず何食わぬ顔ででていくような連中でございました。
公衆トイレにくわえタバコって、さすがにアレだろ? と思ってトイレの内外をよくチェックしたのですが、その道の駅のトイレには入り口にも中にも「禁煙」の文字は皆無でした。
常識だと私は思っていますが、「書いてないから禁止されてない」=タバコ吸ってもオッケー、というのがああいう連中の頭脳構造なので是非とも書いておいて欲しいものです。
嫌煙家の私には当然ながら、マナーを守っている愛煙家に対してもああいう輩はマジでゴミだと思うんですけどね。
あと、道の駅内にあるバス停に平気でオートバイを駐めているTouringの連中。
入り口に一番近い一等地だから駐めたいのでしょうがマジこけて死んで欲しい。

そう言うわけで日吉ダムが悪いのではないのですが、日吉ダムの印象は非常に悪いものでした。
唯一の救いは近くでイタ車にであった事でした。(・∀・)
イタ車好きの私としては実に癒やされます。

というわけで、京都のダムカードはコンプリート。
先月「神奈川のダムカードをコンプリートするぜ」と出かけたものの、結局一カ所のみだったのと比べてなんと素晴らしい能率。

この後は滋賀県、奈良県あたりをツブしていく感じで集めていきたいと思います。
京都が五カ所なのに奈良は13カ所もあるんです。
ま、そのうち土日祝には対応してないのが半分以上の7カ所もあるんですけどね。
兵庫県なんて土日祝対応しているのは1カ所だけッスよ。
京都や関東のダムを見習って欲しいなあ、関西。
こういうのを自営業とリタイア組だけのものにしないで私の様な普通のサラリーマンにも開放して欲しいッス。