趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★all about XC60 【ラゲッジルームの巻 Part 1.5】

VOLVO XC60

床下に行く前に、前回掲載をし忘れていたロードリテンションシステムのセパレータを縦に収納した状況写真を紹介しておきます。(初出:2014/11/10)

 

こんな感じでダボ? をレールに沿って入れて、ぶら下げたフックをボディ側のフックに繋げたカラビナに引っ掛けて固定しています。
ボディ側のフックに直接引っ掛けてもいいのですが、フックがネットポケットの内側にある事情を鑑みカラビナをブリッジとして利用しました。
いや、だって間違ってネット自体に引っ掛けるとダメージ受けちゃうでしょ? と考える貧乏性の私です。
フックを取り付ける時って、いつも朗らかに明るい場所で時間にも心にも余裕のあるシチュエーションとは限りませんよね? 自称今世紀最強のオプティミスト(の一人)の私でも、早く出発したい時にそんな余裕を持って作業できるとはなかなか考えにくいので、転ばぬ先のカラビナです。ボディ側のステンレスフックと違い、アルミのカラビナの剛性をあまりあてにしちゃいけませんが、通常使う用途では問題無いでしょう、というこちらはなぜかオプティミスト全開の考えでございます。

ついでなので、床下に行く前に左右のポケットに収納しているブツの紹介なども。
まずは右側。って、上の写真の通りで、ここには水道水を入れた2リットルのペットボトルを安置しております。
これはもう何十年? も以前からの習慣です。
って言ってもオーバーヒート時にラジエターにぶち込む水ではありません。ああいうのはマゾヒストの旧車オーナーがネタにするためにわざわざエンジンに負荷をかけた時か、オールデイズの映画の中に出てくるお約束のエピソードでしかありません。
今のクルマがオーバーヒートで止まるなんて、都市伝説です。万が一止まったら、それはもう普通の人の手に負えない状況だとあっさりと諦めるべきであって、あれこれ考えたりするより先に24時間365日サポートのコンシェルジュに電話すべきでしょう。そうすれば私が体験したように、ちゃんとレッカー会社がクルマを引き取りにやってきて、レンタカー会社がトヨタのAQUAを代車として持ってきてくれますから。まあ、FITかもしれませんが、新車買ったらついてくるサービスなので、それを積極的に活用しない手はありませんぞ。
あ、コンシェルジュをつ買う上での、私なりのアドバイスを一つ。
それは
「ディーラーが営業時間内であれば、ディーラー経由で頼め」
というものです。
その方がレッカーでの車両受け入れの段取りなども全部やってくれますのでユーザーはかなり楽ちんになりますからね。
営業時間外の場合は仕方なく? コンシェルジュデスクに電話する、という感じで。
そういう訳なのでユーザーはできればディーラーの代表電話番号だけでなく、営業時間外にも通じるかもしれない担当営業氏もしくは担当サービス氏のケータイの電話番号をゲットしておいた方がいいかもしれませんね。
あと、いざとなった時に慌てないように新車が納車されたら、私の様にその日のうちにまずはコンシェルジュデスクの電話番号を登録しておきましょう。

というわけで、ペットボトルの水はラジエター用ではないよ、というお話でございました。
正解はウォッシャー液用途です。
視界確保は安全確保と同義ですから、安全確保の為の水だと思っております。
視界確保については室内の曇りはエアコン、外はウォッシャー液に頼るわけなので、ウィンドウウォッシャー液は実は重要な保安部品? だと私は思ってます。
地味子ことVOLVO XC60のウォッシャータンクは6.7リッターらしいので、マメに面倒を見ていれば、滅多に空っぽになるような事は無いと思います。
だがしかし。
ウォッシャー液って意外にメンテ忘れますよね。メータ内にアラートが出てから足しているという人も多いはず。
偉そうな事を書いている私も実は基本的にはそんな感じです。アラートが出たら取りあえずトランクに積んだ2リットルを足しておき、どこか水が補充できるところで満タンにして、ついでに空になったペットボトルも満タンにしておく、というのが私のウォッシャー液管理のシーケンシャル? でございます。
普段はまあ、自宅からペットボトルを数本入れたトートバッグ担いで満タンにするわけですが……。駐車場が離れているとそういう作業一つとっても体力と気力と記憶力が要るわけですよ。
「おっとウォッシャー液の事忘れてた!」みたいなことが増えてきますからね。

あ、ウォッシャー液は私、基本水です、真水。つか水道水。
スキーに行く季節になったら必要に迫られるので氷点下20度対応(ホンマかいな?)とかいうウォッシャー液を使用しますが、私の住んでいる地域ではまず水でOKです。
あのウォッシャー液って嫌いなんですよ。ボディ汚れますからね。
それに昔と違って今のクルマって、ヘッドランプウォッシャーが自動じゃないですか。昔は独立したスイッチあったんですけどね。コストダウンというか、実はメーカーの心優しいエンジニアの要らぬお世話かもしれません。
皆さんも胸に手を当てて考えてみみてください。
ヘッドランプウォッシャーのスイッチが独立していると、実は全然使わないって人が多いんじゃないでしょうか? いや、私はヘッドランプウォッシャー大好きなのでじゃんじゃん使いますけどね。
そんな皆さんのクルマのヘッドランプが汚れて暗くなるから、要するに照度が落ちてアブナイよ、と。だからエンジニアは「よし。ならば強制的に洗ってやれ」と考えたのでしょう。ウザイというなかれ。ヘッドランプの色にこだわるよりヘッドランプが汚れを気にするのが正しいドライバーだと私は思うわけですよ。
ヘッドランプの色がDRLの色に合ってないとか、もうちょっと明るいのを、なんていうのは汚れをちゃんとメンテ出来て初めてホザく言葉なのです。
まあそんなわけでXC60もご多分に漏れず自動というかクルマ側のロジックで勝手に噴射される仕組み(レバーを長くホールドすると強制噴射、あと五回に一回自動噴射とか)なので、新車時はヘッドランプ周りが薄いブルーでベトベトになったりしますんですのよ。
これが嫌いで水です。
納車時は普通はこのウォッシャー液は満タンなので、雨が降ったら私は盛大にこのウォッシャー液を無駄遣いして早々にからにするようにしております。で、早期に水に入れ替える、と。
あと気をつけておくべきは点検や修理でディーラーに入庫させる時にはタンクを満タンにしておく、という事でしょうか。気が利かない、たとえばランドローバー箕面などのようなディーラーでは余り問題になりませんが、気が利くディーラー、たとえばYANASEとかだとちょっとした点検でも満タンにしてくれたりしますからね。
どうかするとちょっとディーラーに用事で立ち寄った際、キーを預けたが最後「ウォッシャー液は満タンにしておきました」とかやってくれますから。
あとYANASEは勝手にホイールだけ洗われたりします。
「失礼かと思いましたが、余りに汚いので。ホイールが綺麗だとクルマ全体が綺麗に見えますしね」
などと満面の笑みで言われちゃったり。
いや、ホイールはありがたいけどウォッシャーはいいから、なんて思うんですけどもちろん口には出しません。
それにしてもYANASEとランドローバーのディーラーの応対の差はどこから生まれるのでしょうねえ。

閑話休題。
さて、次です。
ペットボトルの隣にある霧吹きボトル。
これは何かと言いますと……高速を走るとフロント周りにこびり付く、あのドライバーを悩ませる虫の死骸対策品です。
YANASEではインセクトリムーバーなんていう純正ケミカルをくれましたが、そんな薬剤をボディに使うのはためらう私です。なのでこの中身も水です、水。まあ、ペットボトルの水はこの噴霧ボトルの補充用でもあるわけです。

ちゃんとしたボディコーティングをしていると、この噴霧ボトルでシュシュッとしてやれば、そのまま流れ落ちる場合が多いです。流れない奴はティッシュの上からシュシュっとして貼り付けておいて、一分ほど置いてからそっと拭き取れば完璧にとれちゃいます。
ただし、何日も放置しているとコーティングだけじゃなくて塗装まで冒される場合が多いので、虫の死骸とトリのフンだけは、早め早めの処置が肝要ですぞ。
というわけで、主に出先で即とりかかれるようにラゲッジに常備しているというわけです。
水は大事ですよ、水は。水道水万歳。

あ、ペットボトルは厚みのあるやつをチョイスして下さい。「いろはす」に使っているような紙のようなアレだと耐久性ないと思われます。破れてラゲッジのカーペットをびしょびしょにしてカビを繁殖させたくなければ、厚めのしっかりしたペットボトルを使うべきかと。余計なお世話ですがね。ついでに言うと、それでも念のために定期的に入れ替えるようにしましょうぜ。

お次は右側のポケット。

こちらは見ての通り。
薄型ティッシュペーパーの箱(予備)です。
グローブボックスに常備しておりますのでそちらをメインにしております。で、無くなったらこちらを使う、という感じで。
このティッシュペーパーは、XC60用のスタッドレスタイヤ&アルミホイールを注文した時に、ショップでいただいたものです。こういう薄型が車載にはいいですが、花粉の季節になると肌に優しい系のものが必要になりますのでフルサイズ? の箱に変わりますが、このポケットはフルサイズでもどんと来い! でございます。

んでもって奥にある丸くて黒くてオレンジで白っぽい奴ですが、これはランプです、ランプ。

そのままの形だと実に掴みにくいLED懐中電灯。でも、パカっと開いて伸ばすとこのようなランタンになります。

夜間や手元が暗い場合、ラゲッジ内をゴソゴソしたりする時によく使います。ラゲッジ内とリアゲートにランプはあるのですが、だいたい手暗がりだったり荷物の影で届かなかったりしますから、こういうサッとだしてサッと使えるランプがあると便利なんですよね。
ちなみにこれはいわゆる単三形電池をつかうタイプで、eneloopで運用しております。

というわけで、本題のPart 2、すなわち床下の紹介は次回に。