趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★「最強への道」~弐~

VOLVO XC60

10/3に納車されたACCですが、取りあえずACC最高ッスね、ACC。(初出:2014/10/08)

まだACCのほんの入り口に入っただけですが、それでもACCワールドは理想郷へつづく階段なのだな、と肌で感じることが出来ます、ACC。
クルマ好きの中には(私から言わせれば)妙な宗教に帰依している人も散見されますが、ニュートラル系のクルマ好きの皆さんには、もはや新車を買う場合、ACC付きをチョイスしないと人生損してまっせ、と言い切りたいほどでございますよ、ACC。

と言うわけで今回はそのマジ感動したACCの話ではなくて、モディファイ・シリーズの「ぱーとつー」です。
モディファイシリーズとは「僕が考えるさいきょうのXC60 T5 SE」に近づけるべく取り組まれるライトな「いじり」の事です。
ちなみにこの第一期モディファイ計画は全五話のシリーズとなっております。
既に第一話「コンソールのダイヤルリング」篇(難易度☆)は終了し、今回はいきなり難易度★★★★★(10)のモディファイです。
説明しておきますと、難易度とは私がテキトーに考えた10段階評価で、☆が1点★が2点で、点数が高ければ高いほど「難しい」モディファイとなっております。
なお、ここで言う「難しい」とは、様々な要素を含んでおり、面倒くさい、とか高価である、という要素もぶち込んでます。言い換えると私にとっては高価な品物であっても、裕福な方にとってはタダ同然に感じる場合もあり、つまり人によって難易度の評価は激変すると思われますのであくまでも参考までにお願いします。
なお、今回の難易度が10点なのは「およそ自分でやりたいとは思わない」作業を含み、かつ結構なお値段である事から、ダブル10点と言ってもいい、難易度∞のモディファイです。
ただし外側からいっさい見えない自己満足モノなので地味さでは前回のダイヤルリングよりさらにさらに上、という事もあります。

ムダに引っ張りましたが、今回はここ。
購入前から気になっていて、絶対になんとかしなくては、と思っていた部分です。

そう、ABCペダル……じゃなあくて、クラッチないのでABFペダルです(FはfootrestのF。フットレストはペダルじゃねえ! と、既に自分で突っ込んでおきましたからさらなるツッコミは無しの方向でひとつ)。
地味子のペダルはこんな感じなんですよ。
アクセルペダルなんて、プラですよ、プラ。ぷらぷらしているんじゃなくて、いわゆるプラスチックっすよ、ぷらっちっく。もちろん強化プラスチックなんたら、とかなのでしょうが、でも見た目もプラ、触ってもプラ、指で弾いてもプラの音。
定価600万弱のクルマに、さすがにこれはないんじゃないの? と思うのは日本人だけなんでしょうかね。

EVOQUE Coupe Dynamicの足元を見た時にも「なんじゃ、この安っぽいペダルは!」と憤慨したものです。それまでEOSのアルミ削り出しのクールな仕上げのペダル類を見慣れていた事もあって、実にチープに映りました。でもDynamicのはまだマシだったようで、PUREなどのペダルは、軽自動車か! と言うような見てくれでございました。
見てくれは機能に全く関係ありませんのでこんな所にこだわるヤツは要するにアホなのですが、個人的にドアを開けて最初に目に入る部分なのでココには多少お金をかけてもいいと思っています。
なのでEVOQUEの時も納車時に間に合うように納車待ちの間にネットを探しまくって「コレだ!」というものをゲットして交換しましたが、今回も同様に交換しました。

EVOQUEと違うのは、これ、日本製なんです。しかも地元大阪製。可能であれば地元にお金が落ちるような消費行動をしたいと思っている私にとって、大阪企業の製品を取り付けられるのは願ったり叶ったり。
というか、EVOQUE用ならわかりますが、地味なXC60用のものがあるなんてびっくりですけどね。半分諦めながらさがしてましたので。なければワンオフで作ってもらうしかないかな、と覚悟しつつ。

ブランド名はERST。「エルスト」かな? と思ったら「エアスト」だそうで。しかも珍しい事に日本のVOLVO専用チューナーなんですと。知らない世界(VOLVOオーナーになるという事)に入り込むと、今まで知らなかった事が見えてくるのはEVOQUEの時と同じです。
まあ、そんなわけでそこで見つけたアルミのペダル(正しくはペダルカバー)を装着。装着と言ってもドリルで穴開けてネジ留めするわけです。ドリルとか一応持ってはいますが、場所が場所だけに自分でやろうとはさすがに思いません。ビシっとやれる自信もありませんし、たぶんムリな姿勢で腰がやられます。なので、ショップ任せです。パーツ代と同じくらいの工賃がかかりますが、そこはホレ、プロショップ。ビシっと決めていただけました。
EVOQUEのペダルカバーも同様にビス留めなのですが、やっぱいいですよね、カブセよりビスドメっすよ。
ビス、ラブ! って、Back to the Future のビスは嫌いッスけど。

で、ビスったABFペダルがこれ。

ちょっとアップにしてみました。

EVOQUEから地味子に乗り換えて、何が違うってフットレストの大きさです、というか幅です。一番太いところで、目視ですがEVOQUEの3倍くらいの幅があります。私の靴だとフットレストに於いてもまだ幅が余っててアルミ部分が見えます。ちなみに私の足のサイズは25.5cmのEEEです。ええ、典型的な日本人の幅広甲高(はばひろかんだか、が正しい読み)ですが何か?

取り付けてみての感想ですが、アクセルペダルの幅がちょっと大きいんじゃね? と思います。アクセルペダルは幅が狭い方が好みなんですよね。LOTUS ELISE(111。初期型です)のあのアルミ押し出し材を削ったABCペダルは最高でしたねえ、見てくれが的には。
アクセルペダルからブレーキペダルに踏み換えるときに、となりのブレーキペダルに引っかかる事があったので、足運びをキャリブレーションしてERSTのペダルカバーに対応すべく人間側を再調整しましたが、こういう器用なことができない人は闇雲に取り付けるのは考え物かもしれません。ERSTさんももう少しスリムなカバーにして欲しい所です。
見た目は……かなり派手じゃないスか? ここだけ見ると地味子じゃないみたいです。スカートめくったら、なんか派手な下着履いてた、みたいな?
悪くないですし、派手に見えるのはフットレストがでっかいから目立っちゃうのだと思いますが、アクセルペダルはもう少しタイトに、デザインももう少し純正っぽさが感じられるようなシンプルなもの方が好みかな。これは「いかにも後付けしました感」が漂います。
でもプラと比べたら天国ですよ、天国。なので当然気に入ってます。

難易度:★★★★★(命に関わる部分ですし、シロート施工はやめた方がいいです。ちゃんとしたショップに任せる事を推奨。なので最高難易度)
満足度:★★★☆(7点)