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★世界で最も詳しい【VOLVO XC40 B4 AWD R-Design】インテリア詳解 その1

クルマ

やっはろー(^^)

世界で一番シリーズ、第三弾はいよいよインテリア編に突入です

インテリアは細々としたものが多いので分割させていただくことにしました。
ということで、まずはダッシュボードに向かって右側あたりから徐々に攻めていきたいと思います。

◎ダッシュボード

○フェイシアの質感など

XC40のダッシュボード表面の質感は、そこそこいい感じです。
ハードプラっぽい突き放した感じではなく、さりとてステッチなどの虚飾で身の丈以上の高級感を演出するでもなく。
XC40のキャラクターにマッチした、かなり好ましいフィーリングではないかとおもいます。

ちなみに初代XC60よりワンランク、いや2ランクちかく上の質感に思えます。

◎ダッシュボードとフロントウインドウのスキマ

スキマ、ありますよね?
実は私、遠い昔にこのスキマにとある時間貸し駐車場のチケットを吸い取られたことがあるのですよ。
ここって基本的にダッシュボードのカバーを取っ払わないとアクセスできない場所……であることが多いと思います。
私のチケットは第2第3のオーナーさんとともに、今も元気で走っていることでしょう。

というわけで、このスキマはコレで埋めます。
悲劇を生まないために。

インストール自体は超簡単で、プラグ状に突き出た部分をぐいぐいってスキマに押し込むだけです。


製品の長さは1.6mですが、XC40だと20cmちょっと余りました。

ここを埋めても問題はない……はずですが、さて。^^;
少なくとも私はここをふさぐことによる不具合を体験したことはないので……。
まあ、そういうわけで自己責任でどうぞ。

◎スピーカー

ダッシュボード中央にデデンとスピーカーが鎮座ましましているのはVOLVOの伝統でしょうか。
B4 AWD R-Designはハーマン・カードンブランドのものが標準装備となっていて、誇らしげに? ブランドバッジがついています。


個人的にはこのバッジはいらないなと思いますが、バッジを付けることでコストダウンにつながっているという大人の事情があるのでしょうね。
アレですよ、「インテル入っている(Intel in it)」のシールをPCに貼ると1枚あたり幾らって感じでインテルからキックバックがあるのですが、あんな感じなのでしょうね。

ちなみにこのハーマン・カードンブランドの純正オーディオシステムの音質についてはまだ評価途中ですが、現時点では「そこそこいい」と思います。まあオーディオ系の官能評価は人によって全然違うので各人の判断になりますが……。

◎ETCⅡ

受送信機はここ。
ご存知だと思いますが、XC40はETCⅡは「標準装備」です。
なので否応なくみんなここ。

でもって、ETCカードのリーダーの場所もみんなここ。

他の輸入車に比べて標準装備品が異様に多いのがVOLVO車の特徴です。
フロアマットもそうですけど、ついにETCまで標準装備されるようになったと知ったときには驚きました。
次は多分ドライブレコーダーでしょうか。
でも性能に違いがない(とされている)ETCと違ってドライブレコーダーは趣味や嗜好や宗教なども絡んでくる可能性がありますので、難しいかもしれませんね。
でも、個人的には時間の問題のようなきがしますが、さて。

◎エアコン吹出口

エアコンの吹出口はいくつかあります。
ダッシュボード天面の左右の端、サイドウインドウの前端にある曇り止め用のものは固定式ですが、

可動式のルーバーを備えた吹出口はドライバーに向けた面に合計4つ存在します。
両端と、センターディスプレイの左右です。

この可動式ルーバーが結構いい作りでして、そこそこ高級感もあります。
もちろん上下左右にある程度稼働します。
私が「おっ」と思ったのは真ん中にある丸い突起というかつまみ。
多面体風にカットされてキラキラしているのは好みがわかれるかもしれませんが、このツマミをひねると吹出口が開閉します。
で、私が気に入ったのはそのツマミのタッチ。
ここを気にする人はいないかもしれませんが、フィーリングが安っぽくないのですよ。ちょっと「いいもの感」を覚える操作感があります。
まだ触ったことがない人は一度ぜひ。

◎純正ドライブレコーダー

私が装着したのは「VOLVO DRIVE RECORDER STANDARD DR1」という駐車録画用のバッテリがついてない、2Kの安い方です。スタンダードですからね。
(高い方は4K解像度で「ADVANCE DR2」という名称です)

ディスプレイもないので、画像確認をするにはスマートフォンでWi-Fi接続をするか、物理的にメディアを取り出してPCなどで見るしかありません。

ちなみに記録メディアはMicroSDカード。
純正品は16GBのものでした。


事故などの証拠用としては16GBでも多すぎるくらいですが、MicroSDカード墓場(ほとんど開けられない机の引き出しの奥ともいう)をかき回して、最大対応容量の64GBのカードを発掘して換装。

カード内をチェックしてみたところ、20秒の動画ファイルの容量は80MB程度ありました。
つまり、単純計算すると16GBのカードで200ファイル分。時間に換算すると約4000秒。ざっと66分くらいです。
※スペックでは「16GBで70分」となってます。

これを64GBに換えたとしても16000秒分しか録画されません。つまり64GBのカードでも録画できるのはせいぜい4時間45分程度。
実際は一定の衝撃やGが加わった時に自動的に保存されるイベント録画分が地味に累積していきますのでそれよりかなり短い時間しか録画はできないことになりますね。

繰り返しますが本来の目的である事故などの証拠用としては16GBもあれば充分どころか大量にお釣りが来ます。
一方でドライブ時の記録用自動カメラとして期待されているのなら必要な時間に応じた相当量のカードを用意する必要があります。

画質はまあ、こんなものでしょうか。特別良いわけでもなくいうほど悪いこともないです。色はまあ、二昔くらい前のエントリークラスのコンパクトデジカメ程度。
値段を考えると評価は✕です。^^;
上高地の帝国ホテルでハイキング用のお弁当を頼んだら、コンビニのおにぎりだった、みたいながっかり感だといえばご理解いただけるかとおもいます。

そんなことより個人的に気になったのは画角の狭さです。
事故などの際の証拠用としてははもう少し周辺を映し出してくれる方がありがたいと思います。
※ADVANCE DR2はもう少し広めです

サーバー側で大幅に画質が劣化されていますので画質評価には不向きですが、画角の参考までに。

XC40純正ドライブレコーダー サンプル動画

今回は「社外品のドライブレコーダーは電気系統にエラーが出る可能性が云々」という営業氏の圧に負けて……もとい「純正ドライブレコーダーってどんな性能なんだろう?」という好奇心に負けて……もとい、要するにめんどくさかったので、なんというか魔がさした? 感じで純正を取り付けてしまいましたが、同じ金額を出すなら最高級クラスのものが装着可能です。
つまり……次は絶対圧に負けないぞ、というお話です。

そうそう、商談時に同時に推された「純正」ボディコーティングについては「電気系統に特にエラーはでないと思います」という営業氏の言質をとったので社外品?にしましたけどね。

◎失ったチケットホルダーと新設されたカードホルダー

さて、では視点を下に。

VOLVOといえば、ドライバー側のフロントウインドウ下端、Aピラー側にあるチケットホルダー(クリップ)ですよね。
MY2014のXC60にもあって、それなりに重宝しておりました。
パーキングメーターとかの「見せる系チケット」を留めておくのにピッタリだったからです。

が、しかし。
XC40では廃止されてしまいました。
聞くところによると年次改変で他のモデルにもこのチケットホルダーが消失しているそうです。

なんてこったい!

そう思っていた時期が私にも一瞬だけありました。
いえ、数日くらい?
XC40が納車された日に、そのモヤモヤは吹き飛んだのでありました。

フロントウインドウのチケットホルダー(クリップ)はなくなりましたが、代わりにカードホルダー(スリット)が搭載?されたのです。

これです。


いわゆるクレジットカードのようなものが刺さる(もちろん一部出る程度)スリットが2つあります。

個人的にはこれが非常に便利。
私には従来のチケットクリップより数十倍快適に使えます。
というのも従来のクリップのばあい、チケットがフロントウインドウにピッタリくっつきすぎて外せないで焦ることが多々あったからです。
チケットと格闘したあとでよく見るとフロントウインドウに指紋がべったりついていてがっかりすることもよくありましたっけ。

ところが新しいスリットタイプだとそんな心配は無用です。
スッと刺して、料金所ではさっと取り出せます。

もちろん「見せる系」では使えませんが、そもそも日本の「見せる系」の場所だとダッシュボードにピラっと置いておけばいいだけです。

機械などに「通す系」のチケットは夏の紫外線でダメになったりしますので、ダッシュボードの上じゃなくて日が当たりにくい場所においておくわけです。
日本車を始めとする多くの車の場合、その場所はサンシェードの裏側だったりしますよね。そこにはたいがいチケットクリップがあるはず。
XC40にも当然ながらクリップはありますが、ここの難点はサンシェードを開く必要があることです。アタリマエですが。
そしてここも場合によってはピッタリ張り付いていて取り外しがしにくいことがあったりするのです。
指に油分が少ない高齢者の方はイライラする事もあるのでは?

一方XC40のチケットスリットだとそんなイライラとは無縁です。
さっと刺して、つまんでスッと引っ張るだけ。ノーストレスです。
もちろん、いわゆるクレジットカードサイズ以下のものでしか運用できませんが、私の生活範囲だと今の所このスリットで100%まかなえています。

2段あるのもミソでして、一つのスリットはよく使う会員カードを挿しておくという用途にもうってつけ。
ショップのメンバーズカードとかガソリンスタンドの洗車チケットとか。
くれぐれも、クレジット機能付きのカードなどは刺さないように。
というか、紛らわしいカードを挿したまま車から離れないようにしましょう。

というわけで、私的XC40の「ここが素晴らしい:ベスト10」に入る機能がこのチケットスリットなのでした。

◎ディスプレイライトとテールゲート開閉スイッチ

チケットスリットの左側にあるのが、これらのスイッチです。
文字通りディスプレイの光量調整と、テールゲートのオープナーです。
特筆すべき点はない……ような気がします。

あ、そうそう。
テールゲート「開閉」ボタンなので、開けるだけでなく当然ながら閉じることも可能です。念の為。

◎On-board Diagnosticソケット

テールゲート系スイッチから視線を下げて、右端をよく見るとあります。
いわゆるOBDIIと呼ばれるソケットはここに。

結構突き出ていますね。
ちなみにMY2014のXC60とは信号線の配列が違うようで、XC60で使っていたOBDⅡアダプターを使ったデバイスはそのままの設定では反応しませんでした。Dipスイッチの変更で使えるかどうかはまだ試しておりません。

◎センターディスプレイまわり

何気なく使っているとわかりにくいのですが、センターディスプレイからコンソールにつながる部分はドライバー側にかなり傾けられています。
ここは「ちゃんと」右ハンドル用にリ・デザインされているところです。

○センサス

センターディスプレイの横に縦長のエアコン吹出口というスタイル……。
アレです。
スバル車にそっくりですね。
新型レヴォーグとか「これってVOLVOのパクり?」って思ったのは私だけではないはず。
どれくらい似ているかというと、先代のHONDA FITのテールランプとVOLVO V40のテールランプってほどではないですが、縦長センターディスプレイを採用すると似たような手法になるのでしょうね。

冷静に見るとレヴォーグはディスプレイの左右に物理スイッチ(ツマミ)の余白がありますし、エアコン吹出口もツマミなどのロジックは同じですが、かなり簡便なデザインになっています。
あと、レヴォーグのディスプレイの方が大きくて羨ましい限りです。

閑話休題。
そんなわけで、VOLVOの設定は基本的にほとんどこのディスプレイから行います。
VOLVOはこのセンターディスプレイによる設定システムに「センサス」という名前をつけてかわいがっているようです。
が、センサスに関してはちょっと膨大な文字数になりそうなので完全に別項目(別記事)にしたいとおもいますので、今回は割愛します。

○物理ボタン

センターディスプレイ下部にあるのが、XC40の数少ないボタンとダイヤル類です。

この場所ににある物理スイッチは、左から

ハザードスイッチ
リアデフロスタースイッチ
フロントデフロスタースイッチ
「ひとつ前」
「Play」and「Stop」ボタン(ボリュームコントロールダイヤル)
「次」
センサー窓
ドライブモード呼び出しボタン

です。

ディスプレイの中ではなく、外に出しておきたいボタンやダイヤルを吟味した結果がこれらのボタン&ダイヤルということです。
要するにVOLVOのデザイナー連中が考えている優先順位がこれだということですね。

ハザードスイッチは複数の国の法律で「独立したボタンであること」が求められているので有無を言わさず必要です。
デフロスター系ボタンはスウェーデンのような北極圏を抱えているような国ではワンアクションで操作する必要があるのでしょう。
まあ、日本でもこれらは独立していてほしいです。

音楽やラジオを操作するボタンも、まあ優先順位は高いといえますね。
もっともドライバーはステアリングにあるボタンでより簡便に操作可能なので、これは助手席のパッセンジャー用といえるでしょうが……。

ドライブモードを呼び出すボタンは、VOLVOのデザイナー?の良心と行ったところでしょうか。
というのも、XC40はエンジンを始動するたびに「コンフォート」というドライブモードでスタートするのがデフォルトになっているのです。
これはこれで私はVOLVOの良心だと思っています。だからこのロジックは変える必要がないと考えていますが、とはいえドライバーごとに細かく設定したお気に入りである「カスタム」に即座にチェンジしたい人は多いハズ。
というわけで、「カスタム」を呼び出すためのショートカットを物理キーとしたのでしょう。

このキーがあるおかげで、VOLVOはエンジン始動後は有無を言わさずコンフォートにする、という仕様を正当化することができたと言っても過言ではないでしょう。

で。
このボタンレイアウトですが、ひと目見て違和感を覚えませんか?
私はうーむ、と唸りました。
で、調べてみました。
案の定でした。
この理スイッチパネルは左ハンドル仕様をそのまま右ハンドル用に流用していますね。

お暇なら、同じデザインロジックのXC60を見てください。
「ちゃんと」ハザードボタンがドライバー側についています。
こういうのもコストダウンなのでしょうが日本でも偉そうに「安全のVOLVO」を謳うのであれば、こういう「手抜き」はやめてほしいと思うのは私だけではないと信じたいです。