(初出:2012/11/04)
さて、使い勝手に関するするインタフェイス部分、ここではα99のボディにちりばめられたボタンとレバーについて。
もちろん基本的にはアイコンプリントなどがちゃんとあるので、いわゆる普通の? デジタルSLRを使った事がある人なら基本操作はまず戸惑わないはず。
事実、私はマニュアルを見なくてもほぼ全部(と思う)の機能にアクセス可能でした。
その上でα99なりの特徴を挙げるとすると……
まずはα系の操作のキモになる「クイックナビプロ」と呼ばれる背面の液晶Displayに表示される一覧性のいいパラメータ表示は99の場合でも真っ先に揚げておくべきかな、と思います。
クイックナビは言ってみればOLYMPUSのスーパーコンパネの亜流です。
と言えばそれまでですが、まあそういうものです。(・∀・)
とは言えいいものはいいですし、私はこの一覧系のメニューは好きです。階層をほじくらなくても目当てのパラメータをいじれるという点で、複数のカメラを使う人には一番アクセスしやすいスグレモノだと思います。
特にOLYMPUS製品(E-M5なんか)と併用する人(私か)にはとても親和性高し、でございます。
クイックナビプロはα99だけのものじゃないので、次はα99オリジナル? なものを。
一つ目はマウント面(前面)にあるダイアル「サイレントマルチコントローラー」
ボタンやダイアルを目視せずに、構えた状態で操作する事を前提に設けられたもので、実際操作してみると、これが結構いいんです。
軸になっている部分はボタンとして押せます。そこでメニューを呼び出して変更するパラメータはダイアルを回して変更可能。
これはEVFを覗きながら操作する事を前提としたインタフェイスで、実際使い安いと思います。
まあ、なんというかカメラやAudio機器についてはボタンとレバーとダイアルは多ければ多いほど無条件かつ盲目的に「カッコイイ」と思ってしまうタチなので何をかいわんや、と思われるかもしれませんが、いや、コイツはいいと思いますよ、マジでマジで。