趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ来ました。(・∀・)

カメラ

初販時に例の騒ぎで未開封のままいったんキャンセル(返品といった方が正しい)し、11月6日(金)に再販開始と同時にポチったブツがようやく昨日届きました。(初出:2015/11/11)

因みに購入したのは「E-M10 Mark II 14-42mm EZ レンズキット」に、OOS限定のキャンペーンプレゼントがついた「E-M10 Mark II 夜景セット 【冬の夜景キャンペーン 2015】」というもの。
プレゼントは写真に写っている3点。
1)ケンコーのクロスフィルター(夜景セットだから。納得)
2)知らないオッサンのアップの写真のクリア(じゃないけど)ファイル(夜景セットに何の関係が?)


3)マンフロットの小型テーブル三脚(夜景セットだからこれは納得。ちなみに高機能の新型がでたので型落ちを安く仕入れたと思われます)

通常のレンズキットとOOS限定の夜景セットは同じ値段なので、夜景セット買わない人はちょっと性格がおかしいんじゃないかと思われます。
私は性格は悪いですけどおかしくはないので、夜景セットを購入しました。
あ、この夜景セット「15セット限定」なんて書いてますけど、いつものOOSの「限定詐欺」だと思われます。15セットというのはたぶん、100個入りのコンテナ15杯分とかいう内部用語なのでしょう。
知らんけど。(・∀・)

久しぶりというか、ようやくというか、「お前、誰だっけ?」みたいなビミョウな距離感(期待感)の中でオリンパス用のいつもの初期セットアップ(自分用パラメータ弄りともいう)を済ませて本日からしばらく集中的にいじってみます。
第一印象は旧E-M10より「シュっとしたなあ」というもの。もちろん外見や手に取ったときのフィーリングのお話です。
個人的に顕著な変化だと思ったのはよく言われるダイヤル周りのリニュアルではなく、旧型は一眼レフのペンタプリズムに当たる部分(EVFの光学系と内蔵フラッシュ部?)の裏側が、例のアクセサリポートのせいで段付きで超かっこ悪かったわけですが、そのポートが「なかった事」もしくは「黒歴史化」したことで、ディスコンになりまして、そのおかげでOLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ(長いので以下10M2)はそのコンパクトさもあって、ずいぶんとハンサムになったと思います。

E-M1やE-M5 MarkⅡがProレンズを装着したバランスを考慮した本格派系として大きく重くなっているのに対し、10M2は明確に小型軽量であることを売りにしたモデルです。
防塵防滴など機能割愛はありますが、それを納得してあまりあるポジショニングにあると思っております。

私は旧E-M10が出た時に、これこそがフィルム時代の名機、M-1(OM-1)から端を発したシリーズの後継機、具体的にはOM-2の直系の子孫だな、なんて思ったモノですが、例のアクセサリポートなどでOM-2のあのシュッとした感じにはちょっと行き着いてない感をおぼえたものですが、10M2は合格です。
そう、私の中ではこれはまさしくデジタル時代のOM-2です。
もちろんOM-2は当時のフラグシップモデルですからOM-Dラインのエントリーモデルである10M2とは立ち位置が全く違うと指摘されればその通りですが、性能・機能を考えるとOM-Dのシリーズってあまり差が無いのが実情です。他メーカーには考えられない事ですが。
防塵防滴が必要だとか、4/3用レンズを快適に使いたいだとか、10M2ではムリな部分というのは多くの一般ユーザーにとってはほぼ「ないに等しい」と言ってもいいのではないでしょうか。
そもそもOM-2なんて防塵防滴なんかじゃありませんしね。
小型で軽量の高品位(←ここは重要)のボディだけど、中味は機能てんこ盛りの高性能カメラというのが当時のOM-2でしたから、10M2はまさにそのポジションにピッタリじゃないかと。

カメラの使い方なんて人それぞれなので同じカメラを評価してもその感想はまさに千差万別になると思います。
なのであくまでも私の個人的な使い方にはE-M1やE-M5 MarkⅡより断然フィット、超マッチしているわけで、そういうマッチング性能においては現在のOLYMPUSのラインナップではトップに君臨するのが10M2です。
すなわち、小型軽量の広角~標準域の単焦点レンズを一本つけてぶらっと撮影、というスタイルにM1とかM5Mk2とかツーマッチです。M5MarkⅡとか液晶がバリアングルでM1よりさらにツーマッチですし。
しっかりした大型レンズを使うときにはもちろん頼りないと感じるのでしょうが、一台で全てのシーンをカバーできるなんてあり得ませんからね。なので撮影のスタイルと好みのレンズなんかでボディ評価なんていうのはコロっと変わるのだと思います。

というわけで、私の10M2との相性は1stコンタクトの段階では100%です。
イライラっとしたE-M5 MarkⅡと違って最初からもう可愛くて仕方ないという感じで夕べは枕元において寝ちゃいましたよ。(・∀・)

ま、そんなわけでファーストインプレッションは「★★★★★」(フルマーク!)です。

あ、そうそう。
デザインを除き、旧型に比べて新型の「ヒキ」は、個人的には「静音撮影モード」です。
これがなければ機能的には旧E-M10でも充分だと思ってます。というかアクセサリポート部分のデザインに頓着がなければ値段が下がっている在庫処分の旧E-M10がコストパフォーマンスから見て絶対お買い得だと思います。

小型軽量で気に入っていた旧E-M10ですが、静音モードがないばかりに本来得意なシーンには連れ出してもらえず、代わりにPanasonicのDMC-GX7ばかりを使うハメになっておりました。GX7の方が足腰がしっかりしていることもあり、旧E-M10はGX7に完全にその存在を潰されていたのです。
が、しかし。10M2の登場でその座をGX7から奪い返すことになると思われます。

いや、GX7も大のお気に入りなのですけどね。