(初出:2012/01/18)
◆Nikon 1 V1 ショートレビュー その8
タイトルは「キットレンズはきっといい」
10mmの単焦点レンズがキットについていて、ズームのみの設定はまだない。望遠ズームが必要の無い私はダブルズームキットは値段が二倍もするだけで意味は無いわけで。
単体でズームレンズを買う、という選択肢が残るわけですが、正直に言ってNikon 1 V1を使い続けるだけの興味が持続しないと言ったところです。
で、まあとりあえず付属の10mm単焦点、135版換算で28mm相当のレンズの気になる歪曲収差チェックをいつものところで。
ご覧の通りとても優秀だと思います。
デジタル修正していようがいまいが、結果が全て。そして結果として充分によくできていると思います。
惜しむらくは暗い事でしょうね。ISOオートで我慢できるような使い方なら問題はないでしょうが、手ぶれ補正がない組み合わせなので明るいに超したことはないと思いますし。
でも、なんというかこの単焦点レンズ一本でV1使うなら、GRD IVでいいと思うんですよ、私。(。・ω・。)
で、PENTAX Qに01レンズ付けて、そっちが50mm相当の画角担当ってことで、二台もってもNikon 1 V1よりかさばらないわけで。
EVFは私としてはとても快適で、やはりついていると嬉しい機能なのは再確認できました。
ということで、NEX-7にますます期待が。(・∀・)
◆Nikon 1 V1 ショートレビュー その9
今回はタイトルは特になし。
解像感チェック。
10mレンズの。
いつものように全体図の一部をピクセル等倍で切り出したもの。
F2.8でも充分な解像感があって、開放でがんがん使えるレンズだと思います。
解像感のピークは、個人的にはF4.0で、F5.6まで絞るとそろそろ回折現象の影響が出始めると思います。感覚的にはμ4/3より一段早く回折現象の影響が出る感じですが、まあとんとんと言ったところでしょうかね。
比較対象として、ほぼ同じ画角の単焦点レンズのGRD IV白の等倍切り出しを乗せておきます。
GRD IVはピークがF2.5かF2.8。F3.2辺りから微妙に回折の影響が出始めてF4.0では明らかに低下します。
撮像素子の大きさのさが歴然としていますが、F2.8でもう回折現象の影響が出始めるPENTAX Qよりは半段ほどマシかな、と言う感じです。