趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★PENTAX K-3 Prestige Edition 実にテキトーなインプレっしょん

カメラ

きっかけは11-17(初出2014/09/01)

防湿庫でなぜか見つけてしまったsmc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED。
「君を飼い殺しにしているのは我が家の? 損失だ。活躍してもらおうじゃないか」
そんな感じで活躍の場、つまりゲットしたKマウントのボディのお話です。

さすがに魚眼ズームレンズ 専用ってのもなんだかもったいないというか、さすがにそれはないというか、つまりはボディと同時に取りあえずの標準ズームだけはゲット。
嗚呼、「一眼レフ」なんてもう二度と買わないと決めていたのになあ。
でもこれ、APS-Cサイズで過去最強と思えるカメラなのは間違いないので、記念碑的に持っているのもアリかな、と今は思っております。

インプレとか言っても、名前はともかく中味はただのK-3なので。
とはいえ私はK-3を使うのはこのPrestige Editionが初めてですし、だったら良い機会ですからテキトーな事を書いてみようかと思い立った次第です。

1)ファームウェアは最新だった(1.11)

発売直前にあたらしいファームウェアがリリースされてたので「買ってすぐにV.U.かあ。メンドクセー」と思っていたら最新のもので出荷していたようです。良心的。

2)ガンメタはイマイチだった

台数限定、という限定商売に弱い私はその弱さをさらけ出して注文済みのK-3をキャンセルして、このガンメタ限定版を購入したわけです。そもそもガンメタがカッコイイな、と思って買ったわけではありません。その辺が多分このガンメタ版K-3をかった多くの人と違う所では無いかと思います。
実物は見ていませんのでwebの写真で見ただけですが「いや、これは地雷の気がする」とちょっとだけ思っていましたが、実物を実際に見て触るとそれは杞憂であったと胸をなで下ろしました。が。地雷ではありませんでしたが「イマイチ」でした。はっきり言って普通のブラックモデルの方がいいと思います。いや、マジです。要するに私にはまったく必要が無いバッテリグリップという無駄オプションにカネ払ってイマイチな色を敢えて買ってしまったバカヤロウは私です。

3)(パネルの)色が合ってない

写真では全くわかりませんが、この3枚のパネルが集まる所を見ると一目瞭然なのですが、3枚のパネルの色が全部違います。これは、そう。かつてニッサンのGTRのオーナーにドヤ顔でその黒い内装を自慢げに見せられた時に感じたものと同じです。そう。GTRのインパネの黒のが全部違う色の黒で「なんでこうなっているのだろう?」と軽く目眩がしたものです。アレに似た「ガッカリ感」といいますか、要するに安物感に満ちています。

4)質感が安っぽい

はっきり言いましょう。プラみたいです。K-50みたいです。いや、K-50はポップなノリであれはあれでいいと思うのですが、このガンメタK-3はまるでBMWのマネをしたトヨタ車のような、見ている方が居たたまれなくなるような恥ずかしさを感じてしまいます。

5)とは言え、K-3というカメラはスバラシイ

私はかつてK-5を使っていました。
なのでK-3を見てもK-5とどこが違うのかわからない程度の外観の変わらなさにある意味安心感を持って使い始めましたが、いや、使ってみるとわかりますがこれはもうK-5とははっきりと別のカメラですね。
位相差AFは暗所でもガシガシ合焦しますし、全てのレスポンスが早くて小気味よく撮影できました。
もともとPENTAXの色は好きなので、普段使いは「雅」+RAWで楽しんでおります。連写も(ブラケットの時くらいしか使わないけど)速い。
高感度のJpegも私的にはISO6400まで常用でオッケーです。さすがAPS-Cセンサです。
ボディ内手ぶれ補正も強力ですし、APS-Cセンサを積んだ「一眼レフ」では今現在において総合力でコレの右に出るモデルはないと思います(ええ、個人の感想ですとも)。

強いて欠点を上げると、ライブビューでのコントラスト撮影はイカん、というかタコです。AFはイライラするほど遅いし、OLYMPUSやPanasonicなどのμ4/3系のミルクスを普段使っているとたたき壊したくなるレベルの遅さです。とはいえ、K-5よりはマシかな、とは思います。

6)総括

(見た目の問題で)可能なら返品して通常版の黒のK-3のボディに買い替えたい。