やっはろー(‘ω’)ノ
世の中、うまくいかんもんですな!
そんなごくごく当たり前のことを思い知ったトヨタ・ホンダのディーラー巡りでした。
◎トヨタ シエンタについて
うちのマンションに1000台くらい停まってるじゃないかなあ。
キャパ300台だけど。
まあそんなイメージ。
売れてるんでしょうね。市街地を走ると1日に冗談抜きに100台以上は目にするクルマです。
数えたことないけど。
まあそんなイメージ。
軽口はさておき、私にとてシエンタって実はトヨタで一番好ましいと思っているクルマなんです。
いやいやいや、ウソじゃないですよ。マジでそう思ってます。
市街地で1日数百台も目にしながら「うっすらと」いつも思ってました。
「シエンタだったらMacanより小回り効くんだろうな」
「シエンタだったら細い道でもすれ違いはそれほどストレスじゃないかもな」
「シエンタだったら親ズも乗り降りしやすいだろうな」
そんな感じで。
なので今回「ついにその日が来たか」と決心した時に真っ先に脳裏に浮かんだのがシエンタでした。
車種構成も値段も装備も全く未知のクルマですが、これだけはわかります。
「シエンタのライバルはフリードである」
なのでシエンタに決めつけず、ライバルもチェックしておく必要があるだろう、と。
◎ホンダ フリードについて
うちのマンションには旧型が数台停まってるんじゃなかったっけ?
まあそんなイメージ。
市街地を走ると旧型は結構目にしますね。
まだ新型を認識したことはないけど。
まあそんなイメージ。
要するに私のアタマの中ではフリードってあまり認識されないクルマのようです。
でもシエンタのライバルですからね。小回りはきくだろうし5ナンバーだからすれ違いもそれなりでしょうしトールタイプでスライドドア付きだから乗降性も問題ないでしょう。
やっぱりライバルってことなんでしょうね。
つまり今回の目的のクルマとしては基本的にどっちでもいいということです。
後は私(と同居人)がどちらをより好ましいと思うか、です。
◎グレードを絞る
○7人乗りか5人乗りか
シエンタもフリードも3列シートと2列シートが存在します。つまり7人まで乗れるんです。
すごい!
だが我々には不要だ!
という事で無駄な3列目シートのない5人乗りからチョイスすることにしました。
○ハイブリッドかガソリンか
「ハイブリッドもガソリンじゃん」
そう突っ込みたくなる気持ちをグッと抑えつつどちらかを選ぶことにします。
というかハイブリッドですかね。
マイルドじゃないハイブリッド車に乗ってみたいという興味があるので「いい機会」と考えるのが前向きでよさそうじゃないですか。
○FFかAWD(4WD)か
これはもう迷う必要はなし。
4WDで決まりでしょう。
なぜって?
「どうせ買うなら」ですよ。
この先を見据えて考えると「腰掛」的にクルマを選ぶと後悔すると思うんですよ。
人によっては「どうせセカンドカーなんだから安ければいい」という考え方も正義でしょう。
でも私の正義は違う。
「せっかく買うんだから愛せるクルマの方がいいに決まっている」わけです。私が愛せるクルマは「できるだけ値段を抑えたクルマ」ではなく「できるだけ好みに合うクルマ」なわけで。
いや、カネはないんですけどクルマの為なら別のところを削るくらいの覚悟はありますしね。
で、なんで4WDが好みなのかというと、安全性です。
たとえ生活四駆であろうと走行安定性は4WDの方が上なのは確かです。
設定されているならそちらを選びますよ、というお話ですね。
あと「腰掛」として考えないということを書きましたが、これは将来をちょっと見据えての事です。
具体的には「シエンタならロードバイク2台を楽に詰めるじゃん」「4WDにしておけばゲレンデエクスプレスとしても使えるじゃん」というスケベ心をベースに考えました。
つまり「必要な機能を持たせれば、メインのクルマの選択肢が広がる」ということです。
そう、2シーターのミドシップ・スポーツカー、しかも屋根空きなんていうクルマも「アガリのクルマ」として考えることが現実味を帯びてきます。
そう考えると好みじゃなくて4WDは必須といえる機能でしょう。
○シエンタはHYBRID Z 5人乗り E-Four
ということで装備を加味してチョイスしたのがこのグレード。
色は暫定でダークグレー×アーバンカーキという屋根が黒いツートンカラーを選びました。
とりあえずオプション類は後回しで、車両本体価格を見ると325万円強。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
300まんえんかあ……。
○フリードはe:HEV CROSSTAR 4WD
シエンタと違ってフリードのグレード選びは柔軟性がないというか、フリードの中でもAIRとかCROSSTARとかに分かれてたりしてユーザーというか私がが求める「これ」というものがないのが難点。
具体的には私は見た目がシンプルな「AIR」を選びたいのですが、5人乗りで4WDを求めるとCROSSTARしか選択肢がないんです。
CROSSTARって3ナンバーじゃん。(^^;
まあフェンダーの樹脂カバー分しか変わんないんだけど。
で、CROSSTARって色が一色しかないみたいなんですよ。黄土色みたいなやつ。
少なくともコンフィギュレーターでは他の色は選べない。
価格はこちらもオプションなしで340万円超。
シエンタより高いね。
この時点で私はフリードに対する興味を無くしつつありました。
◎ほぼシエンタに決まり
そんな経緯で私の気持ちはほぼシエンタに決まっておりました。なのでトヨタへ。
「ちわっス。シエンタください」
「ありがとうございます。ではこちらの列に順番にお並びください」
納期は6か月以上。
「以上」であって6か月ではないそうです。
マジかよ!
ここでフリードが大浮上。
何しろ6か月後だとMacanがDEFENDERに代わっている可能性が大です。
◎大逆転のフリード
「ちわっス。フリードください」
「ありがとうございます。ではこちらの列にお並びください」
最長1年くらいらしいです。
いや、ウソでしょ?
マジ?
ホンダって他に売るクルマあるの? フリード作れよ!
豊田も本田も納期に関しては販売店によっても多少違うらしいですが、越境して遠いディーラーまで足を運んで納期を聞き比べるなんていう情熱はこの時点で失せてしまいました。
ええ、私のセカンドカー選びはいったん振り出しに戻ったのでした。
つづく。
◎ps.最近の自動車ディーラーにはイライラする
レクサスもそうですが、どのディーラーでも残価設定ローンを劇押しするのがストレスです。
最初に店にいくとアンケートを書かされるんですけど、だいたいそこに「購入方法」みたいな欄があって「現金」って書くわけですよ。
でもそう書いているにも関わらず「一応説明させてください」みたいな事をいって一通り残価設定ローンのメリットとやらを聞かされるわけですよ。
残価設定ローンという言葉を聞くとあからさまに嫌な顔をしても「規則なんで」とか「説明しておかないと叱られちゃうんでお願いします」とか食い下がって来くるんです。
そして一通り説明が終わって「いかがですか?」と尋ねてくるわけですけど、私は『にっこり笑って「現金で」』としか言わないマンなのでお互いに時間の無駄なわけですね。
その点、今回DEFENDERを買ったLAND ROVERのディーラーは素晴らしかったといわざるを得ません。残価設定ローンに関しては残価設定ローンの「ザ」の字も口にしませんでしたからね。
レクサスなんて「現金で」とこちらが言っても「実は最初はそうおっしゃっている客様もそのお金を投資などに回せば3年後5年後には金利を払っても差引すると大きな利益を得られることをご理解いただいて選んでいただいているのですよ」とグイグイ来る始末ですからね。
じゃああんたはその「差引しても大きな利益」とやらを保証してくれるのか、と。
というか、そもそも所有者が他人名義のクルマには乗りたくないんだって! 他人はどうあれ私はそういう価値観を持つ人間なのですよ。古い考えだと笑わば笑え、でございます。
それにしても信販会社はめんどくさいものを発明してくれたものです。ディーラーも儲かる仕組みなので強烈にプッシュして必要のない人間にも残価設定ローンを無理やり組ませたりしている構図が垣間見えます。
アンケートの項目に「残価設定ローンの説明は聞きたくない」のチェックボックスを設けてほしいです。
すみません、グチが長くなってしまいました。