今時のクルマなら、だいたい付いているもの、VOLVOらしいもの、そしてXC60ならではのもの。そんな「モノ」達を比較的ねっとりと紹介していくコーナー? がAA地味子、すなわちall about VOLVO XC60 T5 SE 2014.5です。(初出:2014/10/09)
0.5は2014年モデルのXC60は二種類あって、見た目一緒で中身が全然違う、というものなので後期型であるという意味を込めて0.5を加えました。ええ、超ローカルルール(表記)です。長いので「AA地味子」でいいよね?
さて、栄誉ある第一回目はこれ。
これはアレです。VOLVOならでは、のものですね。シート前端にある(あった)カンガルーポケットのようなVOLVO的なギミック。
これ、チケットホルダーとでも呼ぶのでしょうか? チケットクリップかな?
国産車には昔からサンバイザーの内側にクリップが備え付けられていて、そこに高速道路のチケットなどを挟んでおくわけですが、父親がそうやっている姿をみて「オトナってカッコイイ」なんて思っていた私です。
そう言えば今は常識ですが、昔はサンバイザーの裏にバニティミラーなんてありませんでした。チケットクリップです。クリップって言ってもクリップじゃなくて、なんというか、腹巻き的なビニールの帯があって、そこに挟み込む感じなんです。わかりますかね?
と言うわけで、適当な画像が見つからなかったので想像で補って下さいませ。
で、その腹巻きクリップですが、大きな欠点がありまして……。
惨事が起こるのはだいたい温かい気候の時です。夏なんかハイシーズンでしょう。
窓を開けた車が左カーブを曲がる時、空に舞う散華……。
そう、あの腹巻き系はゆるゆるになってすぐに滑り落ちちゃうんですよ。で、運悪く窓があいてるとヒラヒラっと……。
不幸ですね。
今は真夏に窓を開けてるのはマゾと旧車と故障車くらいで、普通は密閉してガンガンにエアコンかけてますから腹巻きクリップだったとしても車内での事故に留まります。
とはいえ、もうそんなクリップはなくなっているのではないでしょうかね。
で、ここで回顧録。
そう言えばEVOQUEはどうだったかな、と。チケットホルダー。
うん。思い出しました。サンバイザーをペロとめくった側、すなわちランプ内蔵のバニティミラーの横にプラスチックのクリップがありました。
ほとんど使う事はありませんでしたが、確かにあったと思います。
で、VOLVOはここ。
でもね、ここ、使いますかね?
視界の邪魔ですよね?
というか、 ETCですから! 高速チケットとか、もはやないし。
場所によって必要な駐車チケットを挟んでおく、等の使い途しかなさそうですよね。
でも、アレです。
使い途、あるにはありますね。
アレです。
そう、アレ。オフラインミーティングの時とかに、自己紹介シートなんかを貼り付けるのにうってつけじゃないスか?
まあ、ダッシュボードに置いといてもいいんですが、こういうのに挟んでいた方が見やすいですしね。
ねえ?
そうそう、使い途といえば、これは販売店にとっては実に便利なのでは?
値段表とかスペックとかここに貼り付けとけば見やすいじゃん!
とか思ったんですが、最近はちゃんとしたスタンドに表示してますよね。ですよね。
ということで、ビミョーだけど、私は結構好き! なギミック、チケットホルダーでした。
お気に入り度:★★★★(8点)