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★【PORSCHE Macan GTS】を待ちながら その4:ナンバープレート隠しをデザインする

PORSCHE Macan

にゃんぱす~(^^)

隠蔽、それは私の大好きな言葉……

みなさん、隠してますか?
というか人間なら隠したいことの一つや二つ、あるのではないでしょうか。
そんなわけで? 今回はMacan撮影時の小道具、ナンバープレート隠しのデザインをしてみた、というお話です。

◎ナンバープレート隠しに対する「熱い思い」?

かつてMacanと同じようにフルオーダーしたLANDROVERのRANGE ROVER EVOQUE Coupe Dyanmic(このメーカーの車名は長い。長過ぎる。VOLVOを見習え)の時は気合が入っていたのでナンバー隠しもいそいそと自作したものです。
用途はもちろん撮影と、あとはECJこと「EVOQUE Club Japan」のいわゆる「オフ会」の時に使うためでした。

初代EVOQUEは発売と同時に全世界でブレイクして、当時は(今もか^^;)弱小メーカーだったLANDROVERはその生産能力ではまかないきれないほどのバックオーダーを抱えることとなりました。私を含む「納車待ち」メンバーの拠り所が現在のECJの母体となった「みんから※」というSNSのオーナーズクラブだったわけです。
なので「つまんねえナンバー隠しはつくらねーぜ」的なノリで色々考えたものでした。
※「みんなでカラオケ!」の略ではない。念の為。

Evoque Club Japan|グループ|みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・燃費・整備)
「Evoque Club Japan」グループの説明・メンバー一覧・トークです。

現在はEVOQUEオーナーではなくなってしまいましたが、いまだに当時のメンバーの皆さんとはネット上で交流?があったりしております。
その後XC60に乗り換えたわけですが、クルマとしての立ち位置……EVOQUEがスペシャルティーカー、パーソナルカー、あるいはデートカー的な、どちらかというと趣味系カラーが強めのフルーツパフェ的な立ち位置であるのに対し、XC60は「生活の足」というか道具感が強めの日常系ファミリーカー。言ってみれば白いご飯的な立ち位置ということもあって「オーナーズクラブ温度」が低いと言わざるを得ません。
当然ながらと言うか予想通りというか、件の「みんから」にもVOLVO系オーナーズクラブはあってもXC60オーナーズクラブはなかったと記憶しております。

そんなこともあってオーナーズクラブ需要がないXC60については特に「つまんねえナンバー隠しはつくらねーぜ」パッションは降りてこず、たまたまAmazonで見つけたスウェーデン国旗柄のナンバープレートサイズのプレート(ややこしい)でお茶をにごしたのでした。

とはいえ、ナンバーを消すだけなら画像処理でサクっとできちゃうので、カバーをいちいち取り付けるなんてことはしなくなってしまいました。
ハムサンド的なXC40に乗り換えても気分的には白いご飯的XC60の流れのまま、トランクルーム下にはスウェーデン国旗のナンバープレート隠しはいちおう忍ばせてはいるものの、「レタッチでいいや」というマインドは変わらず、今に至っているわけです。

◎Macanは「白いご飯」ではない

MacanがXC60やXC40と決定的に違うのは「スポーツカー」である、という点です。
もちろんここは人によって感じ方や捉え方が違うので絶対的な評価ではないことは予めお断りしておきます。
XC40がスポーツカーだと感じる人もきっといるんじゃないかと思いますし、シロンを「コンビニに行くときの荷物車」だと思う人がいてもおかしくはないと思います。


いいんです。こういうのは自己満なのですから。

そういうわけで、私にとってMacanはスポーツカー。
なのでスペシャルティーカー。しかもXC40と同等以上の実用性を併せ持つバーサタイルカー。
なのでEVOQUE Coupeがフルーツパフェ、XC60が白いご飯、XC40がハムサンドだとするとMacan GTSは「六盛」のてをけ弁当と言ったところでしょうか。あるいは「うなぎ小林」の特重的な?(得々重ではないところがミソ^^;)

何がいいたいかと言うと、「またナンバー隠しでも作りますか」という気分になったということでございます。
ただし、これはオフ会用ではなく純粋に撮影用。レタッチだとナンバーをホワイトアウト?してしまいがちですが、それじゃちょっと寂しいかな、と考えたわけです。

◎どのタイプにするか

ナンバー隠しと言っても色々です。
色々というのは、文字通り「いろいろ」です。

まずは素材。
ダンボールなのか。
プラ段のほうがいいよね、とか。
いやプラ段よりブラ板だろ、とか。

どちらにしろ耐候性を考えるとコピー用紙にプリントしたもの、というわけにはいきませんので、デザインにもよりますが、透明あるいは白ベースのプラ系プリント素材を使って貼り付けることになります。
もしくはカッティングシートを切り抜いて貼り付けるか。この場合はステッカーなどを作成できる「プリンタ的なもの(カッティングマシン)」が必要です。
私はEVOQUEの時はローランドDGの「ステカ」やシルエットカメオを使って切り抜き+貼り付け方式で作っておりました(現在はどちらも手放しました)。

EVOQUE時代は「痛車計画」もあって、自作のステッカーを作るのがマイブームだったのですが、さすがにナンバー隠しの為だけにカッティングマシンを買うという気にはなりません。

数日間限定で痛車だった私のEVOQUE Coupe Dynamic

痛(イタ)車であることを微妙にアピールしていた

あと、カッティングマシンは色々と調整とか転写ステッカーにしたりすのが面倒くさくなって手放した事も思い出しました。^^;

なので今回は手持ちのインクジェットプリンターでできる範囲、ということにしたいと思います。

取り付け方法は大きく分けると「貼る」か「引っ掛ける」です。
まあ現実的かつ簡単なのは「貼る」方式でしょうね。
貼るのも磁石を使うか粘着方式でいくか。
粘着方式も、安易な「その都度ガムテープ丸めて付ける」方式にするのか、洗って再利用できる分厚い「貼って剥がせる両面テープ」方式にするのか。

私はEVOQUEの時もスウェーデン国旗も「磁石」方式にしておりました。
一番簡単ですからね。

「ナンバープレートはアルミだから磁石は使えないだろ?」ですって?
「ちっちっち」^^;

ナンバーの取り付けボルトは鉄なんですよ。そこにピッタリ合うように小さなネオジムを貼り付けておけばワンタッチ(死語?)で装着可能です。

ネオジムは強力で、強風のオフ会で「ガムテープ丸めて簡易両面テープにするぜ方式」のナンバー隠しが宙を舞う中で我が業物?はびくともしませんでした。

磁石方式のデメリットは、保管時に油断しているとなにかにくっついてウザい、というところでしょうか。あとはどうしても少し浮き気味になって一体感?に乏しい気がします。

とはいえ粘着方式は手軽感が少し落ちるので……やっぱり磁石方式かな。

◎デザインしてみた

時間はたっぷりありますので、思いつくままにデザインしつつ、決定版を考えていきたいと思います。
いや、決定版とか決めつけないで気に入ったのがあれば何通り作ってもいいですよね。
その辺はコストもにらみつつ考えていこうと思います。

ということで早速デザインしてみましょう。

最初に考えたのはこれ。
※A4に印刷したものをナンバープレートの比率(2:1)に切り抜いてあります。


カンプ以前の試し刷りなのでグラデーションが汚いのはご愛嬌。
というか、グラデーションいらないね。

これはなんというか「考えた」というより「何も考えない」デザインですね。
いや「デザイン」ですらない。^^;
定番でわかりやすいけど、個性はない。

というわけで、ちょっとひねってというかクレストとロゴを横並びにしてみたのがこれ。


ナンバープレート自体がランドスケープというか横長なので、最初の縦並びより収まりがいい気がします。
なんとなくこれでいいような気もしますが、同じくらいなんとなくコレジャナイ感が漂います。

というか、この手の「どストレート」的なヤツは他人と被りますね、間違いなく。
あといかにも「PORSCHE推し」「PORSCHE信者」「PORSCHEに首ったけ」的な雰囲気が漂っていて鼻につきます。
私はPORSCHEが好きなんじゃなくてMacanに惚れたわけです。

だったら……というわけで考えたのがこれ。

プリントしてみて思ったのは「なんとなく物足りない」「地味?」みたいな感覚です。
しばらく眺めていてフと気づきました。
まあ、PORSCHE車的にはよくあるパターンで、GTSのSだけを赤く塗るというもの。

うん。
悪くない。
悪くはないぞ。

が。
こうなると、なんか「GTSアピール」が強い気がします。
それはなんか違うんですよ。
ディーラーの展示車じゃないんですから、そんなアピールしたいわけじゃない。
自分のクルマがGTSなのは知ってますから。
まあ、ソレを言っちゃアレですよ。PORSCHEのクレストもどうなんだと。

しばらく眺めつつ考えましたが、「PORSCHE臭が強くてくどい」気がしてきました。

◎プランBを考える

クレストとかロゴとかモデル名でお手軽にいっちょあがり、もいいのですが少しひねったものも考えてみることにしました。
ひねると言ってもナンノコッチャですよね。私もそう思いました。

なので一人ブレーンストーミングをやった結果「ストーリー」というキーワードから「こんなのどうかな」という案が浮かび上がりました。

早速素材を集めて作ってみたのがこれです。

たぶん、というか間違いなく私以外の人には「???」なデザインです。
むしろこれを見てストーリーを紐解いた人がいたら超弩級のストーカーです。思いっきり引きます。^^;

これはアレです。
ブレーンストーミングで出たキーワード的にはこういう感じ。
「納車待ち」
「輸入車」
「ドイツ車」
「日本上陸」
「納車」
みたいな?

◎ナンバープレート隠しにストーリーあり

説明しましょう。
というか、もったいぶってますけどストーリーは単純なんです。
ざっくり言うと「Macanが私の手元にやってくるまで(ただし点から点)」というもの。

調べたところMacanの製造ライン(工場)はドイツのライプツィヒにあります。
旧東圏では有数の伝統を誇るゲヴァントハウス管弦楽団で有名ですね。ベートーヴェンの「皇帝」はここで初演が行われましたし、あのメンデルスゾーンが音楽監督やってた時期もありました。私もコンヴィチュニーやノイマン時代のレコード(レコード!^^;)をけっこう持っています。

おっと。
で、ライプツィヒから海を渡って大阪北部の我が家にやってくるわけです。
というわけで、

「中央」はPORSCHEの本拠地があるシュトゥットガルトのクレストにするつもりだったんですが、実はPORSCHEのクレストって、シュトゥットガルトのクレストを「含有」してるんですよね。

ちなみに同じスポーツカーメーカーのフェラーリも似たような跳ね馬のクレストを使ってますが、実はあれ、出自は奇しくもPORSCHEと同じくこの下のシュトゥットガルトのクレストなんです(バックも黄色でしょ?)。もちろんフェラーリがシュトゥットガルトに本社があるとか発祥の地というわけではなく、そこには複雑なそしてクルマ好きならみんな知っている壮大?なストーリーがあるのですが……それはまた別の話にしましょう。

そうそう、シュトゥットガルトのクレストがめっちゃ「馬」なのは古来より有名な馬の産地だからだそうですよ、奥さん。

PORSCHEのクレスト

シュトゥットガルト市のクレスト

フェラーリのクレスト。SFはScience FictionではなくScuderia Ferrari(馬小屋フェラーリ)の略

だったらもう、ここはPORSCHEに敬意を表してPORSCHEのクレストを中央に据えることにしました。

向かって「左」は出発の点。我がMacanの出身地となる件のライプツィヒのクレストです。

そして向かって「右」が到着点。すなわち日本の私の家、つまり我が家のクレスト、家紋です。

うん、いいんじゃないかな。
けっこう気に入りました。
やっぱりストーリー、それも自分専用?のストーリーがあると思い入れ度が違います。
なのでだんだんよく見えてくるわけです。

じゃあざっくり作ったデザインに手を入れて行くことにしましょう。
最初の案はシンプルで悪くないのですが、やや平面的です。
「いや、ナンバープレート隠しでしょ? 立体的とか平面的とかわからないから」
と思う私もいますけど、そこはそれ、思い入れです。

なので各クレストを少し立体的にしてみました。

少し良くなりました。
これでもいいんですが、ベースというか背景部分を白以外のものにしようと思いついて、Macanのイメージに合うものを色々模索することにしました。
色々考えた結果「PORSCHE=メカおたく」という等式にたどり着き、そこからでっち上げたMacanに似合う「カーボン柄」を思いついて試しました。

でもカーボン柄というか黒系の繊維柄をバックにするとクレスト、特に我が家の家紋が沈みがちだったので白系繊維柄に変更。

うん。
いいんじゃないでしょうか。
少し離れると荒目のグレードットのような感じで3つのクレストとの対比もわるくありません。
で、近づくとそのグレードットと思っていたのが「カーボン柄か」とわかるのもまた一興です。

うん。
これで行こう。
というわけでデザインはいちおう決定しましたが、ふと思いついてブログのurlを追加。
私のブログのトップページはシンプルなので、付け加えてもうるさくないかな、と。

問題はフォントですね。
PCに入っている全てのフォントを試してみましたが、結局「PORSCHE的なメカっぽさ、サイバー感があるシンプルなヤツ」ということで、こういう感じになりました。

今までのは全部レーザープリンターで出力した紙をデジカメで撮ったものなので見た目はイマイチですが、

データだとけっこうスッキリいい感じに見えると思います。

うーん。
urlを入れるか入れないか、あるいは両方作っちゃうかはもう少し考えることにしましょう。というか、実はライプツィヒ工場製じゃありませんでした、とかだったら笑っちゃうのでブツが届いてIDをチェックして裏を取って?からにしたほうがいいかもしれませんね。

 


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