趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★α900でEye-Fiを使いたいプロジェクト

カメラ
(E-P3/LEICA DG45mm)

(初出:2011/08/29)

いや、そんなご大層なプロジェクトでもないんですけど、ね。
とりあえず結果報告を。

ご存じの方はご存じの通り、ご存じない方に説明すると、α900は、メディアスロットを二つも持っている。
一つはレガシーながらいまだに中級機以上のハイエンド一眼レフにはアタリマエのように採用されているCF type II。
もう一つはSONYの「終わった」規格、メモリースティックDuo型のスロット。
これが現在であればMS DuoとSDXCのデュアルスロット+CF type IIの2スロット3メディアということになるのだろうが、いかんせんα900は三年前のプロダクト。SD陣営に下る前のものなので仕方の無いところだと思う。
しかし、いきなり個人的には面倒になった。
Eye-Fiが使えないのは非常に面倒だと感じる体になってしまったから。
そんなわけで手持ちのSD>CFアダプタを使ってみたものの、認識すらしなかったのですっぱり諦めておりました。
『郷に入っては郷に従え』、という私の「嫌いな格言・ことわざ十選」に入るものを甘んじて受け入れて仕方なく使っていたわけです。
ええ、ここでもうちょっと真面目にリサーチしていれば良かったんですけどね。
でも、先日ブログのコメントで
「DeLOCK、使えるんじゃ?」
と言う情報をいただきました。
「ほう? そうか、使えるアダプタもあるんだ!」
と感謝しつつそのままポチり、翌日にゲット。
さっそく試用してみました。

(E-P3/LEICA DG45mm)

結果を簡潔に報告しておきます。

・装着:OK。α900のCFスロットはtype II対応ですから、当然OKです。
・フォーマット:OK
・撮影、書き込み:OK
・無線LANでの転送:OK

という訳で、基本的には使える事が判明しました。
ただし、アタリマエですがもともとEye-Fi対応ではないボディなので
「そりゃもう、むっちゃ快適」
ではありません。
なので、私が感じた、というか私がネガだと思っている事をいくつか書いておきます。

・書き込み速度が遅い
・WiFiの感度が悪い
・スロットへの給電が比較的すぐに途絶える(転送できなくなる)

とまあこんな感じです。
書き込み速度が遅いのは仕方ありません。アダプタ経由ですから。
むしろアダプタ経由でSDHCをムリヤリ使っていると考えれば私の使い方に限ってはさほど問題にはなりません。
連写しませんから。

WiFi感度の悪さはマグボディ系の一眼レフなら想定出来る範囲内です。
SDカードスロットの一眼レフ、PENTAX K-5でEye-Fiを使っても同様です。
ルータの近くじゃないと遅延がひどくてダメっぽいようです。
その度合いが、K-5より大きい。
つまり、K-5より到達距離が短いというわけですが、似たり寄ったりなのでそれがわかっていればOKでしょう。

後は単純にオートオフの時間を長くしているだけではダメっぽい点。
本体はスリープに入っていなくても、比較的初期にメディアスロットへの給電が切られる仕様のようで、RAWファイルを含めて数枚転送が終わると切断されてしまうことがわかりました。
なので、回避方法として転送時には再生モードにしておくといいという結論に達しました。再生モード=メディアへの給電なので。
ルータの近くであれば、転送速度が特に遅いという事も無く普通に使えます。

何百枚も撮ってチェックしたわけではないのですが、今のところ書き込みエラーなども皆無で安定して使えています。

ということで、情報サンクス、であります。
ありがとう、キャラパさん!

さてさて。
これでますますE-P3の出番が減っちゃいました。(。・ω・。)