趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★二回目の、初デート【SONY α900】III

カメラ
(α900/MINOLTA AF50mm F2.8 Macro)

(初出:2011/08/03)

3×3の法則。
そんな感じのα900のレンズ達です。


防湿庫にあった肥やし……と言うかαマウントレンズは次の三本。
こいつらは私にしては珍しく全部中古購入品です。
だから手放しても二束三文なので、生きていればそのうち使うかも? なんて思って防湿庫に放り込んだままになっていた者達です。

AF 20mm F2.8
AF 50mm F2.8 Macro
AF 50mm F3.5 Macro

ここで私のアホな過去がバレる。
50mm Macroが二本も!
そんでもってAF 50mm F2.8の新型まで持っていたわけで。
50mmマクロコレクター?
いえいえいえ。
何と言うか、なんとなく、です、なんとなく。
比較したくなっちゃうんですよ。
F2.8よりF3.5の方が実はシャープなんじゃないか? とか
ハーフマクロの方が無理してなくて描写は実はいいんじゃないか? とか。
SONYのもたぶんコーティングが違うから比較する意味は……ないない。(>_<)

(E-P3/M.ZD14-42)

でコレに加えてα900って面白いかも! と思って揃えたのが次の三本
TAMRON 24-75mm F2.8
TAMRON 90mm F2.8 Macro
TAMRON 70-300mm USD

ここでアホ……な選択はしてませんね。
ある意味一番賢いチョイスの3本です。
もちろん根底には「どうせすぐに飽きるだろうし」というものがあって、高いZeissやGレンズはそもそも必要ない、という意識がありました。

もとより純正100mm Macroはもういりませんし、100mクラスのマクロはTAMRONでOK。

標準ズームはかつてCarl ZeissのZA 24-70を使っていて、値段対価格比がこれほど???だった標準ズームもまれだな、と思っていたくらい、印象の悪いレンズでした。
じゃあ、安い方の標準ズームか? というと、同じ光学系なのに値段が2倍違うのはどうよ? だったら本家でいいじゃん? という極めてリーズナブルな? 選択です。

望遠ズームはもともとほとんど使わないので(年に数回)、買う必要も無いと思っていたんですが、ちょうどSD1と一緒に蓮撮り比べしようか、と思い立って、だったら旬? のTAMRON70-300がいいんじゃない?純正の半額だし、という事でチョイス。
これは我ながら「賢者の選択 α Version」だと思っています。

しかし、この3本のレンズで色々遊んでいると
「α900、ちゃんと付き合うと楽しい!」
と思ってしまったからさあ大変?

「当初の野望? であったSTFはやっぱり手に入れておこうか」
STF。

「広角は20mm F2.8はやっぱりちょっといろいろと辛いなあ」
ZA 16-35mm(愛称:猿色三号)

(α900/MINOLTA AF50mm F2.8 Macro)

「(SONYのサイトをブラウザ・ショッピング? していて)DTの85mmにこんな廉価レンズがあるんだ。へえ……って、おい、 これこんなに小さいのにDTじゃないや! 135フルフレーム対応じゃん!」
85mm F2.8 SAL
もとより85mmはF1.4 G(d)とF1.4 G Limited、さらにはplanner 85mm F1.4 ZAを予約までして発売日ゲットして、挙げ句の果てに「85mmって使わないよね」という感じの焦点距離だったものだから、もうでっかい85mmレンズなんて私には必要ないのですよ。でも、気まぐれに使いたい時もあるので、まさにこのSAL85mmはそんな私にぴったり。

STFはミノルタ時代のものを使っていた(新品購入)ので二本目です。
デザインがSONYっぽくなってます。(SONYだし)
問題はほとんど出番がないだろうな、とこの時点ですでに思っていること。
まあ、無理して使おうかと思います。

ZA16-35mmはまあ、いわゆる重厚長大大艦巨砲主義に染まったレンズですが、こういうのが一本あるとモチベーションも上がるので、これはコレでいいでしょう。

SAL85mmは、コレはすごくいいです。
今回購入した六本のレンズで一番の「当たり」だと思いました。
相変わらず今時AFボタンを押すとピントリングがぐるぐる回る安っぽい作りですが、その分小さく軽い。
むしろ小さく軽い事が性能のレンズです。
なのに写りが相当いい。
いや、私はplannerよりGレンズより、コイツの方が数百倍好みです。
今回、α900とこのSAL85mmに出会えたことがものすごく幸せだと感じています。

で。
何と言うか、今回すでにレンズラインナップも完成しちゃった感があって、そろそろ「飽きたかな」と思う段階に入ろうとしているわけですが、意外や意外、いまだに楽しい。
逆にいわゆるレンズのコレクションモードには入らず、撮影したいモードに入っているので、まさにオトナになったんじゃ? なんて勘違いしているような状況です。

SONYのラインナップを見ても、これ以外に魅力的なレンズが見当たらないというのが大きな理由なのかもしれません。
敢えてあげればディスタゴンの24mmくらいでしょうか。

35mm G?
いいレンズでしたね。
でも、もういいんです。

70-200mm G?
これもいいレンズですよね。
でも、そろそろ古いんじゃ?
つか、望遠は70-300で私はいいんです。
F4通しのコンパクトなGが出たら欲しいかも、です。

なので新しいレンズが出ない限りはこれで完成かな、と思っています。
あ、100mm F2.8 softfocusの奇麗な出物があったら、欲しいかも。
STFと違ってAFが効くと、使おうかという気になりそうですし。