趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★ACC概論

クルマ
(写真と本文はあまり関係がありませんが、強いて言うならターゲットを見つけると、中央のクルマのアイコンの向こう側にターゲットのクルマが登場して、追随中である事がわかります。ターゲットがいない場合は予めセットしていた速度でクルージングをするだけです)

 さて、もちろん意図的に延ばし延ばしにしておりましたが……ついにACCについて書くときがやってきた……ような気がします。(初出:2014/10/09)

 ACC。

アクセサリの略……なーんてつまんないボケは今さらかましませんよ?
Adaptive Cruise Control機能の略っすよ、ACC。
なんかネットをチェックしていたら、「アダクティブ」なんて何度も記載してエラそうなディーラー試乗記をあげているサイトを見つけちゃって、居たたまれない気分になりましたが、まあ、それはさておき。
いやあ、憧れのACCですよ、ACC。
あこがれてない人はどっかの精神鍛錬道場に行って性格を見直した方がいいッスよ。
「電子デバイスに頼るなど云々」なんて言ってると、すぐに時代に取り残されて、もはや迷惑な人になってしまいますからね。余計なお世話ですが。
でも、ACCは素直にあこがれるものなんスから。

(写真と本文はあまり関係がありませんが、強いて言うならターゲットを見つけると、中央のクルマのアイコンの向こう側にターゲットのクルマが登場して、追随中である事がわかります。ターゲットがいない場合は予めセットしていた速度でクルージングをするだけです)

EVOQUEで高速道路に乗り、交通量が少なくなった時に装備されているクルーズコントロールをONにする度に心の中でため息をついたものです。
(ああ、世の中には追随型クルーズコントロールがあるんだよなあ……うらやましいなあ)
と。
そして幾星霜(いやいやいやいや)。
我が愛車、地味子のステアリングの左側に車速追随型クルーズコントロールのアイコンがあるのを認めた私が、近畿自動車道において感涙にむせぶ姿を……誰も目撃はしていないわけですが。

私らしく、最初に結論をスパッと書いておきましょう。
「ACCの付いてないクルマが、果たしてこの世にあっていいものか?(いや、良くない)」

さあ、もはや化石となったACC非搭載車にお乗りの皆さん、「書を捨てよ、町に出よう」じゃなくて、「今のクルマを売り飛ばそう、ACC付きのクルマに乗り換えよう」でございます。
死ぬ前に!
事故に遭う前に!
アナタの人生はお金で買えません。
アナタの家族の命も、お金では買えないのです。
次に乗り換えるときはACC?
「次」っていつ?
次がやってくる前に、あなたは疲労で事故を起こして、もう二度とクルマに乗れなくなるかもしれないのですよ?
「次」じゃなくて、それは「今」なんです。
さらに言えば、ACCを使う事は自らの疲労を軽減するだけでなく、「ひょっとしたら事故っていた相手」の命も救う可能性がある装置なのです。「情けは人の為ならず」とはまさにACCの事ではありますが、人の為でもあるところがサスティナビリティ度が高いと言わざるを得ないでしょう。
ええ、もちろん私がACC付きに乗り換えたからこそ、調子に乗ってこんなエラそうな事言っちゃうわけですが、そんな事より冗談抜きでマジでそう思いますんですよ。
あの故障とトラブルの巣、別名EVOQUE Coupe Dynamicには、ある意味感謝しても仕切れないのかもしれないのです。EVOQUEはきっと、身を挺して「お前はすぐにでもACC付きのクルマに乗り換えるべきだ」と教えてくれていたに違いありません。
ああ、我がEVOQUE Coupe Dynamic 2013年モデルよ、お前は私と同居人の命の恩人だ!

まあ。
そんな感じ?

ACCについては色々と勉強しました。
そんな中で見つけたのがこのサイト

ものすごく意外だったんですが、JAFはACC推しなんですねえ。
ココを熟読すると、私が主張したかった事がほとんど書かれています。
最初の効果の部分でも、
1)安全車間
2)疲労軽減
3)渋滞緩和
という三種の神器ならぬ三大効果がキチンと説明されてます。

中でも多くの人がACCを使うと、「安全車間」がとられて、ストレス軽減に繋がります。
いますよね? 車間を極端に狭めて走るヤツ。間に割り込まれたくないのかどうかわかりませんが、あの手の連中に後ろに付かれたら「ああ、今、1.5Gくらいの急ブレーを踏みてー!」という衝動を抑えるのがだんだん難しくなってきますよね? まあ、1.5Gなんて普通のクルマではムリですが。
後ろのクルマもACCをONにしてくれれば、ちゃんとした車間をとってくれて、それはすなわちストレスの軽減、ひいては疲労軽減や安全に繋がるわけなのです。
あの手の車間詰め詰めドライバーはACCを一度使って、自分がいかに車間距離を詰めていたかを思い知るべきじゃないかと思います。
「オレはいつでも止まれるから」とか、もうね。

疲労軽減は、使うまでもなく容易に想像出来ると思います。
実は日本の高速道路ってアップダウンが多くて、クルーズコントロールを使わず一定の速度を維持するにはそれなりの練度が求められます。
高速道路を走るとわかりますが、それができないドライバーのなんと多い事。私以外は全員出来てないんじゃね? とマジで思う程です。
ああ、ぶっ飛んでいく連中は一定速度じゃないのでアレですけど、巡航している連中のほとんどはダメダメで、結局そういうのが渋滞の引き金になってるんですよね。
ACCだと、それが防げます。
言い換えるなら、ACCは下手くそとアホを救う装置なのです。で、下手くそとアホを補助してくれるおかげで、私のような普通のドライバーがストレスを覚えることなく、快適に走れるようになる、と。
そう、アホと下手くそは漏れなくACCがついたクルマを選ぶべきだと思います。

というか、高速道路の各会社はETC割引だけじゃなくて、ACC割引も導入すべきだと思います。
あと、大型、トラック類はドライブレコーダーとACCは装着義務づけで。会社はACCを使わないドライバーのドライブレコーダー画像を第三者機関にチェック依頼し、威嚇運転、危険運転等をしていないかを調べ、「死んだらいいのに」的ドライバーに対し適切な処罰をするように法律化すべきかと。

それからこのサイトでは「こんな使い方は危ないよ」というコーナーで現時点でのACCの限界をキチンと説明して注意を促しているのですが、これはもっと目立つところに書いておいた方がいいでしょうね。
ACCのメリットばっかり書くと、アホは結局アホな使い方をします。ある程度使えちゃうので、一般路でONにして、うっかり信号無視とか、ね。
たぶん来年にも信号関知で止まる、あるいはアラームを鳴らすような仕組みを導入するメーカーが出ると聞いていますが、それでも急な割り込みとかしょっちゅうですし、ACCとオートブレーキはまた別物なので自転車や歩行者、朝の渋滞の車を縫うように疾走するランナー(いるんですよ。たいがい老人ですな。ホンネを言うと「早くお迎えが来ればいいのに(いい意味で(・∀・))」と思いますが、ああいう気が触れている人とは関わりたく無いものです)

そうそう、ACCについてはその誕生から現状について、超コンパクトに、とはいえアホでもある程度理解できるように丁寧な説明がなされていますので、アホじゃない人も、その辺はよく知っているという人もおさらいの意味を込めて一読することをお勧めします。

・西村直人のACC最前線
第一回

第二回

JAFがこのコラムを西村直人という人に委ねたのは慧眼だと思います。偉そうないい方ですが。この人は私と違って冷静にクルマの評論ができる人だと思います。比較的「ヨイショ提灯臭」がしないのも私の評価が高い部分です。私なら「うん○」と書き捨てる部分も、メーカーの技術者の気持ちを逆なでしないような言い回しで指摘できるオトナでもありますし、何より多くの自動車ヒョウロンカと違い、文章にアホっぽさがないのがいいです。自動車ヒョウロンカはもっとちゃんと日本語の勉強をして欲しいといつも居たたまれない気持ちで低脳な文章を読む私ですが、西村直人氏は格調高い文章をかかれますね。格調より拡張だ! なんて言っている私視点では、ですが。
あ、この人の論理的な指摘などにはいつもフムフム、と頷かされる事がおおいのですが、美意識については相容れませんね、なのであまり語り合いたくはない方ですが。

そうそう、JAFはACC普及に本気のようで、ユーザーテストや利用者アンケートなどもやってますね。
興味のある人は一度目を通しておくといいと思います。
アンケートに、もし無知無学無理解などから来るアホな回答があったとしても、そこはオトナとして冷笑と嘲笑を浮かべつつも、スルーしてあげましょう。
◆ユーザーテスト

◆アンケート

さて、ここまで読んでいただいた方なら、もうおわかりでしょう。
そうです。本日の一言は、平清盛公にお願いいたしましょう。

「ACCがなければ、クルマに非ず」

お後が宜しいようで。<(_ _)>