(初出:2010/12/26)
(K-5/DA21 ltd./ISO320)
実のところ、K-5のAWBには満足しています。
それも「とっても」という形容詞を付けて。
ただ、時々びっくりするような色を提出してくれたりするお茶目さんな一面もあって可愛いです。
でもそれはK-7では経験しなかった事だったりします。
扉の写真は、ベルギー(日本語だと白耳義と書いて、略は白国らしい。なぜ(?_?))のとある田舎町のランドマークタワー(文字通りの塔。いわゆる鐘楼ですね)の一回入り口のチケット売り場兼土産物屋の屋根を写したもの。
外からの光りが真っ青ですね。
今回、K-5のAWBはこういう「外光が入り込む建物内部」、つまりWBセグメント的には「晴天日陰」的なシチュエーションにおいて度々「ギョヘー!?」的な色を出して私を驚かせてくれました。
K-rではこういう写真は一枚もないのです。
ちなみに、同じ時に同じようなシーンを写したE-P2の写真はこんな色です。
(E-P2/G20mm/ISO200)
まあ、ご覧になっておわかりの通り、E-P2のAWBはその場の雰囲気を残す味付けで、K-5のはまじめに補正してしまって色温度下げすぎるタイプ。
ただ、さすがにこれはちょっとびっくり。
(K-5/DA21 ltd./ISO1250)
このRAWをAdobe Camera Rawで現像(オート)するとこういう感じ。
いやまあ、そうでしょうともそうでしょうとも。
肉眼はAdobeの様に見えておりました。当たり前ですが。
でもとりあえずヨーロッパの古い町は塔に上るに限りますね。
と思うのは私だけでしょうか。
塔から街を見下ろすと街が当然ながら見渡せますし、「あ、あそこに行こうか」などと街歩きの計画も立てやすい。
問題は……
上り下りが大変(>_<)って事ですね。
高い塔になればなるほどへとへとです。
たいがい狭くてすれ違いも出来ない部分が(上に行くに従って)多いですし、観光客が多い時とかツアーなんかでみんな上るとエライ事になります。
でも、塔登りは止められません。
ローテンブルグやネルトリンゲンの塔から街を見渡した時の感動が忘れられないからでしょうね。可愛いくて不思議な景色の街でした。
(K-5/DA15 ltd./ISO80)
ちなみにこれはV字型に編隊飛行する鳥をとっさに撮ったもの。
DA15mmltd.で、そんなもの撮ってどうするんだ、と自己ツッコミをいれたのは間違いありません、はい。
わかりますかね?
左の街灯の右に見える鳥の影のすぐ右下に<型の編隊が……
意味もなく拡大しておきましょう。
結構よく写るぜ、DA15mm ltd. つことで。