趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★ようやく届いたiPhone 4

PC IT系

(初出:2010/07/18)


(GF1/LEICA DG45mm)

過日Softbank Online Shopで予約していたものです。
とは言っても、これ、実は同居人のものなんですが。

iPhone 4自体についてはともかく、本当なら7/12に受け取れているはずだったものが、手渡し(押印が必要)じゃないとダメな荷物らしく、宅配ボックス受け取りが出来ないとかで、結局仕事がない土曜日にしか受け取れなくて一週間お預けというハメになっておりました。

しかもその間にナンバーポータビリティの期限が来ていたようで、アクティベーション失敗(早めに番号をとりすぎたということです。そう、同居人は仕事上の環境問題でどうしてもiPhoneを導入せざるを得ない状況になり、今回キャリアを変更する事になったのでした)というタコっぷりを露呈してしまいましたとさ。

直接サポートに電話をして、ようやくアクティベーションが終わり、さて各種設定をしようと案内にあったソフトバンクのサイトにiPhone 4からリンクをたどるとエラーでつながらず(電波は開通済みで普通のwebサイトは見ることが可能)。
またサポートに電話。
PCでつないでみろと言うのでつなぐと、こちらはOK。

softbank.ne.jpというドメインのケータイアドレスをお仕着せのものから変更。
でも、同居人はこのドメインがいたくお気に召さないようで、せめてi.softbank.jpのドメインが使いたいという。

そこでPCのサイトを見ると、そこには設定画面がない。
チェックしてみるとi.softbank.jpドメインのメールアドレス設定はiPhoneからしか出来ないようで、「それなら」ってんでやってみると、こんどはパスワードを入れてもハネられる始末。
三回はねられた後、ロックがかかって「午前零時を過ぎないと……」とのたまうではないか。
画面が。

ちなみにPWの入力は間違っていない自信があるそうで、ならばとまたもやサポートに電話。
係の人は軽やかに「ロック解除しておきますね~」と。
いや、ロック解除はいいんだけど、そもそもなんで正しいはずのパスワードが通らないの? 現にPCからだと普通にアクセスできていたのに。
「それはこちらではわかりません~」

と言うことで再度試してみるとロックが解除されていて、普通に入れました。
で、i.softbank.jpのアドレス変更が完了。

本人希望のアドレスがとれた(つまりカブっていない。ちなみにスパムどんどん来そうな人気? アドレスだと思われのに空きがあったのにはマジで驚きました)ことで同居人はムっしていた気分がなんとか収まる。

ただし、そのi.softbank.jpのメールを使うには、メール設定が別途必要だったりと、要するにiPhone という物はパソコンに極めて近いシロモノだと言う、私にとってはまあアタリマエの事なんですが、スマートフォン初体験の同居人はカルチャーショックを受けておりました。

予想通り文字入力のロジックを初めて知った時には絶句し、覚醒したあとは呪詛の言葉が長く続いておりました……。

私は以前よりiPhoneを使っていますが、ほとんどケータイ電話としては使っていません。
別途ケータイも持っていて、お財布ケータイ機能などを便利につかっております。通話もそちらで行います。
ちなみに私はケータイでメール(というか、文字)は面倒くさくて打ちませんので、iPhoneだろうがケータイだろうが文字入力の難易度を尋ねられてもどっちもどっちだと思っております、ハイ。

とまあ、iPhone 4が届いてから、なんとか理解・分解・再構築が終わるまで、半日ほど費やした格好で、同居人は最後には魂が抜けたように疲れ果てておりました。

さて、私のiPhone 4は同居人に遅れること二週間くらい後に予約申し込みをしたんですが、いったいいつになったら届くのやら。
まあ、3GSも最新のiOS 4 に変えてありますので、iPhone 4にしたからと言ってやることが変わるわけでもないので全然焦ってはいないんですが、ちょっと触らせてもらった範囲では、モノとしては明らかに4の方が3GSよりソソりますね。
両面ガラスの質感と、手に持ったときの角の感触がいい感じです。

えっと、何が言いたいのかというと、スマートフォンがいろいろ騒がれていて注目とか言われていますが、フツーの人にはまだまだハードルが高いシロモノなんだな、という事を(同居人を見ていて)つくづく思い知りました。

同居人などはフツーの人よりはかなりIT化されている人ですし、会社ではWindows、家ではMacをガシガシ使って生活している? にもかかわらず、三回もサポートに電話しないと使えないようなハメに陥るわけですからね。
私のような初期のスマートフォンなどは嬉々として総なめにしたような人間にとっては赤子の手をひねるより簡単な? iPhoneでこれですから、iTunesというよりどころのないアンドロイド系とか買って右往左往している人がどれほど居るのかと思うと不憫でなりません?

はたまた、そういうデジタル・デバイドを相手にしなければならないショップやサポートの人の苦労はいかばかりかと思うと涙を禁じ得ません。