趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★【GPD Pocket】5th. impression「そのI/Oとおまけの意味」

PC IT系

GPD Pocket、毎日持ち歩いてます。

質感や仕上げもよくてしかもちっちゃいという、「いいもの感」を大いに楽しんでいる次第です。
ついでに実用的でもあります。

キー配列についてはレジストリでいろいろと配列を入れ替えたりいじったり無効にしたりと、実はまだ微妙な修正を繰り返している段階で、落ち着いておりません。
まあ、下手に?タッチタイピング可能なキーボードなので、「もっと」を求めてしまっているのでしょうね。
いい加減「もうコレで行くぜ」と決めちゃうべきなのでしょうが多少悩んでおります。
一番悩んでいるのは「ー」の位置ですねぇ。
デフォルトでもタッチタイピングは普通にできるのですが、ちょっと遠い、という感覚が澱のように溜まって来る感じがあるので「だったらどこに配置する?」みたいな試行錯誤をしているような状況です。

という感じで今の所不具合もなく、順調なGPD Pocketですが、順調だとなんというか書くネタがないのが悩み。
なので今回は純正ケースに続き、付属品というか、おまけに言及しようかと思います。

まずはGPD PocketのI/O、つまり接続用のインタフェイスなのですが、ご覧の通り向かって右の側面に集約されています。言い換えると側面に関しては、4つのうち3つがなにもないわけで、アルミという素材もあいまって、GPD Pocketというクラムシェルタイプの「ちっちゃいコンピューター」は清潔感あふれるデザイン(と佇まい)の筐体だと言えるでしょう。本家? のMacBookのデザインを猿真似するだけの他社の某ノートPCとは違い、そのコンセプトまで体現して見せているのはさすがというか脱帽です(そうなのかどうかはしらんけど)。

さて、そのインタフェイスですが、具体的には、ご覧の通り。

まあ、画像見ればわかりますよね?
でもまあ、不親切だと文句を言われるのは決して好みではありませんので一応書いておきますと、
奥(ヒンジ側)から順番に
USB 3.0
イヤホンジャック(普通の3.5mm)
micro HDMI
USB type C(DisplayPort出力兼用)
あと、インタフェイスではありませんが、スリットは排熱用のものです。

AC用のI/Oがありませんが、USB type Cがそれに当たります。
というか、先達の情報を拝読するに、このUSB type Cはどうやら電源用としてのみ使うほうがいろいろと時間の浪費を防げるようですね。
つまり、いろいろやりたければUSB 3.0を使えってことですね。

インタフェイスについて意外だったのが、メディアスロットがないことです。
有線LANのジャック(RJ45)がないのはまあ、仕方ないだろうなと思っていましたが、まさかmicro SDカードスロット「すら」存在しないとは。
※もちろん無線LANとBluetoothは内蔵されておりますのでご心配なく

つまり。
GPD的には「なにかしたいんだったらUSB 3.0のスロットを使えや」ということのようです。
ふむ。

私的には何がしたいのだろう?
できれば何かあったときのために有線LANにつなぎたいなあ、とは思いますね
→USB LANアダプタ使えや

無線マウスとかキーボードをつなぎたい?
→Bluetoothで繋げや

カメラの画像をクラウドにアップしたい事もあるかな。枚数多いとスマートフォンやタブレット経由だとかったるくてやってられないしね
→USBカードリーダー使えや

プリンターで印刷したいことはありそうだな
→Wi-Fi経由で印刷しろや。ダメならUSBで直接つなげ。

出先のD-sub15ピンしかないプロジェクターに……
→USB VGAアダプタ使えや

IEEE1394の変換用に手持ちのExpressCard/34があってですねぇ~
→しらんがな!

という感じで、USB 3.0スロットはGPD Pocket的には大人気で引っ張りだこになるのではないでしょうか。
そんなわけで、私のGPD Pocketにはこんなものがおまけで付いてきました。

ええ、簡単に言うと「カードリーダー付きのUSB3.0ハブ、ただしバスパワー」。ちょい長くてあんまり簡単じゃないかもですが、まあそういうものです。
これさえあれば? USBスロットが3つになり、SDカードもmicro SDカードも読める。
しかも小型。
どうよ?
みたいなものです。

ちょっと便利そうですよね。
単純なSDカードリーダーのほうがそりゃあ小型軽量なのですが、同時にUSBも使いたいなってニーズを考えるとこういうのが一番いいのかもしれません。

ちなみに「TF」と書いている小さい方のスロットがmicro SDカードです。念の為。
いや、久しぶりにTFとか書かれているのを見ましたよ。懐かしい。
海外モノだと普通にまだあるのでしょうかね?
日本ではたぶん普通の人には通用しない略称でしょうね。

ちなみにTFをご存じないお若い方々? にうんちくを垂れておくと、TFというのはTrance Flash(card)の略です。当時はT-Flashとか書くこともあったでしたかね。
TFカードは名称としてあまり浸透せず、すぐにMMCとか言うようになりましたっけ。
MMCはMulti Media Cardの略です。
そして今はmicro SDカード。
要するに全部同じモノでございますよ。

念の為? に手持ちのmicro SDカードを差し込んでみましたが、ちゃんと認識されました。

ということで、バッグの隅に転がしておける便利な付属品がついていました、というお話です。

ちなみに動作テストは行いましたが、実際に使った事はまだ一度もありません。
お守りみたいなものでしょうかね。
でも、持っているのといないのとでは安心感がちがいますので、おまけとしてはありがたいかな。