ちゃろー(^^)
エクステリアの次はインテリアだと思っていただろう?
実は私もそう思っていました。
◎SUVには二種類ある(私見)
XC40は一般的にはSUVと呼ばれるジャンルのクルマですが、もう少しざっくりした車形で分類すると、いわゆる「ハッチバック車」に入ります(トヨタはしばらく「リフトバック」という呼称にこだわっていた。もちろんもうやめてます)。
サイズ的なカテゴリーでいうと、XC40はCセグメントと呼ばれる「ゴルフ」を族長とするトライブに属しています。が、亜種です。SUVという傍系とでもいいましょうか。
本流であるゴルフと違うのはボディの「厚み」です。XC40は「厚め(太め)のVOLVO版ゴルフみたいなもの」ということになるのでしょう。
※ちなみにセグメントは全長でカテゴライズされます。日本と違い欧米では全幅はあまり気にされません。理由は「全幅○○以内」という「しばり」があるとかっこいいデザインにならないからです。もちろん例外はあります。
少し話がそれますが、同じSUVという名称ながら、主に出自の違いによる二種が存在していまして、一つは純SUVで、もう一つはクロスカントリータイプと呼ばれるものです(ややこしいのでここではランクルなどのタフ系クロカン車はSUVとは別と考えます)。
この2種類ですが、ちょうどいい感じにスバルにわかりやすいサンプルがあります。
フォレスターとXVです。
ともにSUVと呼ばれるカテゴリーに属しますが、フォレスターは純SUVですが、XVはクロスカントリー(CC)となります。というのも、フォレスターはボディの形やサイズがSUVとして専用設計されたものですが、XVは違います。SUVではない既存のボディを流用、要するにオリジナルの車高(最低地上高)を上げてごっついタイヤを履かせたインプレッサスポーツに過ぎません。ボディや内装を見ても、インプレッサスポーツの車高(最低地上高)を上げて、バンパーガードやフェンダーガード(とルーフレール)を加飾したものだということは一目瞭然です。
何が言いたいのかというと既存のボディの最低地上高を上げただけのSUVとは違って、最初からSUVとして設計されているボディは、荷室も高い(広い)ぞ、ということです。
インプレッサスポーツのボディを流用したXVの荷室容量は当然ながらインプレッサスポーツと同一になります。
つまり、荷室容量の大きさ、具体的には「高さ」を求める場合は出自を確認せずXVを選んでしまうと「なんだ、だったらインプレッサスポーツにしとけばよかった」もしくは「フォレスターにしておけばよかった」と後悔することになるというお話なのです。
あ、お断りしておきますがXVをこき下ろしているわけじゃないですよ。私、インプレッサスポーツには全く興味はありませんが、XVはけっこう好きですから。
むしろスバルは中途半端なクロスカントリーじゃなくて、知らない人がみたらまったく別の車だと思うほどに、よくぞココまでSUVっぽく仕立ててきたなあ、と脱帽します。
というのも、他メーカーのクロスカントリー系はココまで思い切った改変はしませんからね。ガード系の加飾はしますが、車高なんてせいぜい3cmとかそのあたりしか上げません。3cmくらいだとカネがかからないから「いっちょあがり」でOKですし。^^;
XVはインプレッサスポーツのクロスカントリーじゃなくてXVとして認知されますが、たとえ最低地上高が210mmあってもVOLVOのV60CCなどは「ちょっとタフっぽいV60」でしかないのです。まあ、名称同じですしね。ゴルフワゴンと、ゴルフオールトラックの関係も同様で、オールトラックがCCカテゴリーとなります。
VOLVOでSUV欲しい人はXC60があるよ、ということなんですが「俺はワゴンボディのV60のデザインが好きなんだ」系の人は在りし日のXV70なんかを懐かしく思っていることでしょうね。
◎とりあえず、テールゲートを開けてみよう
閑話休題。
相変わらず導入部分が長いですが、まとめると「荷室高がある程度欲しいのでSUVを選んでいる私的な視点でみたSUV」というものを語ってみました、という感じでしょうか。
では本題に入って、SUV専用にデザインされた、つまり上下に太いボディのXC40のテールゲートを開けましょう。
こんな感じです。
本来は板状のトノカバーがあるのですが、納車されてすぐに取り外して納戸にぶち込んでます。乗り換えるまではもう目にすることはないでしょう。
XC40 B4 AWD R-Designのリアゲートはセンサー開閉機能付きのパワーテールゲートが標準装備です。
いやあ、パワーテールゲートを一度味わうと、なかなかもとには戻れないのですよ。
前車のXC60はパワーテールゲートがなく、かなりがっかりしたものです。買ってから2年ほどはテールゲートを開けるたびに「ああ、パワーテールゲートないんだった……」と毎回肩を落としていたものです。
人間のパワーでテールゲートを開閉しておりました。
まあ、特に開ける時などはストラットの力でひらきますからパワーなどいらないのですが……。
XC60の手動テールゲートを使う時にはある種の都落ち感がありましたね。いやほんま。
それくらいパワーテールゲートは私にとってはいいものだったのです。
XC40でそれが復活したのですから嬉しいことこの上なし、でございます。
パワーテールゲートの何がいいって?
開ける時はさほど差はないのです。
差が出るのは閉じる時。
ボタン一発でスーッ…カチャと閉じるパワーテールゲートはなんというか、こうエレガントなのですよ。
手動だとテールゲートにあるハンドルやグリップを持ってぐいっと下ろして、バタンと締めるじゃないですか。それが普通なんですけど、音が大きい。煩い。パワーテールゲートなら「カチャ」です。カラスとカナリアほど違います。
さて、そんな私が大好きなパワーテールゲートを開ける方法は3種類あります。
1.スマートキーのテールゲートオープンボタンを押す
2.テールゲートにあるスイッチを押す
3.バンパー下に足を入れてから引っ込める
もはやクルマのキーというのは常に身につけておくものであって、いちいちドア類の開閉やエンジンスタートの際に取り出すようなことはしません。私だけかもしれませんが、あえて取り出す必要がないのに取り出す意味がわかりませんからね。
ということで「1」で開くことはまずないでしょう。
強いて言えば、私がクルマからちょっと離れている時にキーを保持していない人に「ゲート開けて!!」と言われた時くらいでしょうか。
シチュエーションとしては荷物の出し入れが多く、家族だけでなく仲間達とわいわいやるキャンプ場とかであるシーンでしょうか?
おそらく普通に使うのは「2」でしょうね。
でもXC40のテールゲートスイッチって、かなり下の方にあるんですよ。
写真でいくとナンバープレートの上側にスイッチがあります。なので私だとちょっとかがむ感じです。
デザイン重視なのでこうなりましたというところでしょう。しらんけど。
で、問題は「3」。
コレがなかなか百発百中というわけにはいかないのですよ。^^;
足を入れても反応しない時の「なんだかなあ」感はなかなか切ないです。
この機能をよく使うのがスーパーとかホームセンターなどの駐車場。
要するに他人の目があったりなかったりするわけですよ。
「ぷぷっ。開かないでやんの」
空振りした時にはそんな声が聞こえてきそうじゃないですか?
え、そんなコト誰も思わない?
そうでしょうかね。
私が見かけたら思いますけどね。「ぷぷっ。恥ずかしー」って。
ちなみにセンサーの場所は向かって左側。ナンバープレートすぐ横のバンパーに埋め込まれているセンサーより外側、マフラーのタイコ部分の左側くらい。
ココにつま先を突っ込んで引っ込めるとか突っ込んでさっと薙ぎ払う?ようにするとテールゲートが開くわけなんですけどね。
現在、百発百中を目指して特訓?中です。
◎XC40ラゲッジのユーティリティ
VOLVOのSUVを含むステーションワゴン(車検上、XC40はステーションワゴンとなる)の荷室っていうのはさ、伝統的にかなり考えられているだよねというのがオーナーさん達が語る定説でした。
私も当然ながら知識としてそういう評価があるということは知っていました。そして実際にVOLVO車のオーナーになってみると「あー、なるほどなあ。こういうことか」と首肯したものです。
初めて買ったVOLVO車、XC60で私が感心した部分はどうやらVOLVOの哲学が色濃く反映している部分のようで、要するに私はVOLVOの哲学の支持者です。
XC40のデザイナーはVOLVOとしてはびっくりするくらい年齢が若い人だそうですが、VOLVOの哲学はきっちりと反映されていました。
○哲学その1:吐き出し口と荷室フロアは同じ高さ
カタログデータ的な荷室容量を稼ぎたいメーカーによっては、吐出口より荷室が低いクルマが存在します。
が、使い勝手を考えると吐き出し口(開口部下端)と荷室フロアは同一の方が断然有利です。
細かい部分ですが、XC40は吐き出し口に傷防止のステンレスガードが標準で取り付けられています。地味ですがここもけっこうポイントが高いと思います。
前車のXC60などではオプションでした。ええ、海外通販で買って自分で取り付けました。
さて、では荷物を荷室に入れる時、吐き出し口を「またぐ」ようにして置くのと、持ち上げたところに置くのとを比べてみてください。
あるいは、荷室にある荷物を取り出す時、一旦吐き出し口より上方に持ち上げないといけない、と想像してください。
「いや、別になんの問題もないんじゃね?」
そう思う人は想像力が足りない。^^;
ではかなり具体的にシチュエーションを指定しましょう。
「あなたはスーパーの特売で、ビールの12オンス缶(500ml)を箱買いしました。荷室に入れるシーンと荷室から下ろすシーンを想像してみてください」
どうですか?
SUVではない吐き出し口が低い普通のクルマであってもそれなりの負担があるはずです。ましてや吐き出し口が相対的に高いつくりになっているSUVです。
「使い勝手」ではなく「どちらが楽に積み下ろしができるか」を想像してみてください。
重いものほど腰に来ますよ。
腰のためにも、ここはフラットのほうがいいのです。
よくキャンプなどをする人はそれなりの大きさ、重さの荷物の上げ下ろしを頻繁に行うでしょうから、次のクルマにSUVを考えている人は、こういう部分にも着目することをおすすめします。
体は大事です。
加えて床下収納がありますので、もう少し深さ(高さ)が欲しいなんていう場合にはこんな感じで底を低くすることもできます。
オリジナル?のXC40だともっと深い床下収納が確保されていたのですが、残念ながらマイルドハイブリッドのB4になってからはバッテリーの容積分、上げ底になってしまいました。それでもイザというときには10cmくらいは高さ(深さ)を確保できます。これで足りなければ素直に後席の足元を利用しましょう。
ちなみに元来ここはクルマにとってはスペアタイヤを入れておくスペースなのですが、最近はスペアタイヤが付属しないこともあって、ここをサブの荷室として使うクルマが増えています。あ、XC40もファクトリー(メーカー)オプションではスペアタイヤを選べるようですが、その場合は床下収納はなくなると思われます。
ちなみにこの床下収納は2階建てです。この床板?も取り外すことが可能で、その下には記述のハイブリッドのモーター用のバッテリーや、バンク修理用機材、牽引フックなどが収納されています。できれば買い換えるまで開きたくありませんけど。
最近のクーペ系SUVのように後方に向かってガンガン下がっていくような形状とは違い、XC40は後端ちかくまでルーフを水平に近い状態で引っ張っているのですが、ルーフライナーの形状の問題もあって、この状態(リアシート立てた状態)の荷室高はルーフライニングの問題もあって低めです。
私のXC40はサンルーフ非装着なので、リアシートから前方の高さには余裕があります。
サンルーフ非装着車にも関わらず後方(荷室部分)のルーフライングに厚みがある(出っ張っている)のは各種アンテナなどに付随する電装系パーツの収納の為にスペースをとっているのかもしれません。
この部分にはラジオもTV(フルセグ)もGPSもWi-Fiもモバイル通信も、シャークアンテナまわりにまとめてあるはずなので……。
まあ、(ルーフレールを)めくってみたわけではありませんが。
○哲学その2:限りなくフルフラット
これはリアシートを倒した時、すなわち荷室を拡張した場合に、本来のラゲッジ部分から傾斜があるかないか。
他メーカーの中には結構な「傾斜」があるにも関わらず「リアシートを倒すとフラットで広大なスペースが出現します」なんてことを謳っているモデルが少なからずあります。
モータージャーナリストと呼ばれる人のインプレ記事やYou Tube動画などでも平気で「フルフラットです」とか「ほぼ平らですね」なんて言ってたりして、それを見たり読んだりするたびに私はいつも「お前、ジャーナリストやめろや!」とか「死ねよ、ガセネタユーチューバーめ」と呪詛を吐いてしまうのでした。
先日、某メーカーのディーラーで、某モデルのリアシートを倒した際に、「傾斜」している床を指した営業氏が「このようにフルフラットになります」ってのたまったので、思わず「え?ぜんぜんフラットじゃないですよね?」と突っ込んだら「段差はないので……」と口ごもっておられました。
誰も突っ込まないのでしょうかね。
というわけで、XC40のリアシートを倒すとこんな感じです。
どう見ても「フルフラット」ではありませんが、かぎりなくフラットと言って差し支えないと思います。
コレくらいだと、テールゲート側を頭にして横になっても傾斜は気にならないと思われます(人によるでしょうけど)。
もちろんシート側を頭にすれば、より気にならないでしょう。
またリアシートと荷室との間の隙間が少ないのも使い勝手が良いと思います。これもVOLVOの哲学の一つらしいです。
という感じで歴代のVOLVOのワゴン系はリアシートを倒した際の荷室ができるだけ使いやすいようにリアシートを設計しているのです。
シートもワンアクションです。前方に倒したあとで後ろを持ち上げて前方に動かす、なんてこともする必要はありません。
すでにお分かりだと思いますが、XC40のリアシートは残念ながら左右非対称の二分割です。
前車である旧型XC60は4:2:4の3分割でかなり使いやすかったんですが、XC40はここがちょっと残念です。
もっとも不幸中の幸い?というか、かろうじてスキーホールは設けられています。ただし、かなり狭い。大人用の普通のスキーだと2セットが限度。
あ、上から突き出している金属の棒は、リアシートの真ん中の席用のヘッドレストのピラーです。要するにこれだけ上に伸びるということです。つまりそういうコトなのです。VOLVOは後席真ん中の安全性を担保するにはこれが限度、ということなのでしょう。
ちなみにXC40と同様に日本カー・オブ・ザ・イヤーをとった新型のXC60ですが、こちらも4:6の二分割シートになってしまいました。VOLVOのSUV3兄弟で3分割可倒式シートを採用しているのはXC90だけになってしまいました。
XC40は「パーソナルカー」だと言っているので納得?できますが、さすがにXC60は初代XC60同様に3分割にしてほしいと思うのは私だけでしょうか。
○哲学その3:セパレーターと手提げ用フック
XC40が日本で発売されたことで、ちゃんとした?モータージャーナリストと、大した勉強はしていない上辺なぞり系?モータージャーナリストの違いがよく分かるようになりました。
それが、この機能です。
まずは先ほど紹介した床下収納用の蓋? をこのように立てます。
ちゃんとサイドに切り欠きがあって、ガッチリとこの形にできるので倒れません。このポジションにしていてもし倒れたら、それはどこかか、もしくは何かが壊れたということです。チェックしましょう。
こうすることで荷室を前後に分割するセパレーターになります。
VOLVOは以前から荷室にはこれが標準装備されていました。
それを知らないモータージャーナリストは「XC40【は】こんなところまで使い勝手にこだわってるんですよー」みたいなことを言うのです。
XC40だけじゃなく、VOLVOは古いモデルからずっとみんなそうだってーの。^^;
そしてレジ袋や買い物袋の持ちて部分を引っ掛けるフック。
今やこの手のフックは珍しいものではありませんが、VOLVOの場合はセパレーターにフックをインテグレートしているところがミソ。
で、ここでも上辺なぞり系のモータージャーナリスト諸氏は「たいしてそのクルマについて勉強していない」ことを露呈するのです。
それを知らないモータージャーナリストは「XC40【は】こんなところまで使い勝手にこだわってるんですよー」みたいなことを言うのです。
XC40だけじゃなく、VOLVOは古いモデルからずっとみんなそうだってーの。^^;
というのも、実際に「ほら」なんていってバッグを引っ掛けるわけですが、多くの記事や動画では真ん中のフックに引っ掛けてるんですよ。
実は買い物袋フックは基本的には左右の2つで、真ん中の同じデザインで実に紛らわしい^^;突起は、このパネルを動かす時の把手の一部なんです。
マテリアル的には左右の2つ、つまり買い物袋用のフックとしてVOLVOが認定しているパーツはハードプラスチックで、把手の延長である真ん中の突起は柔らかいゴム系なんです。
なのでここはあまり負荷をかけちゃいかんのです。
そもそも左右のフックにはわかりやすくちゃんとアイコンが刻印されてます。
というか……確かに紛らわしいのは確かですね。あと、使えないわけじゃないですし。
そうそう、まだあるんです。
「XC40には買い物袋用のフックが、ご覧のように3つもあるんですよ~」なんて言うのですよ。
というか、買い物袋のフックの話題はそれで終了しちゃうわけです。
「違う!」
「そうじゃない!」
「考えろ!セパレーターを立てていない時はどーすんだよ!」
上辺なぞり系モータージャーナリストは結局その程度なのですよ。
「本来」と言っていのかどうなのかわかりませんが、セパレーターを起こさないノーマルな状態でも使えるフックがちゃんとあるんですから、それも紹介すべきだと思うのですよ。
そうしないと「アレしかないのか。大きめの荷物積んでたら使えないじゃん。やっぱ輸入車はダメだな」なんて思われるじゃないですか。
最近は日本車でもフックを用意しているモデルが増えてきましたけど、元祖(でもないかもしれないけど)VOLVOはセダンなんかにもちゃんと用意していたんですよ。
コレですよ、これ。
という感じで、XC60の時代からセパレーターも荷物フックも本当に便利につかわせていただいております。
◎その他、荷室にあるもの
まずは向かって右側サイド
・12Vアクセサリソケット
・フック2箇所(赤)
・荷物固定用ゴムベルト
・小物用ポケット 大(手前)
小物固定用のベルトをこういうふうに張っているのをみて「やるなあ」と思ったのは私だけではないはず。
奥側の壁に密着している部分には薄いものを挟んでおけますし、手前のポケット側は倒れ込まないように支えになります。こういうシンプルさが素晴らしい。
実はかつて、XC40にはここに「リアシート前倒しボタン(仮称?)」がありました。
今は単なる盲蓋になっています。
この機能、なんで廃したんでしょうか……「つかわないよー」なんて言われて「だったらオミットしましょう」ってなったのかな。いや、いるから。マジで便利だから。
……残しておいてほしかったなー。
オプションでトゥバーを取り付けた場合は同じところに連結部分の格納スイッチが付きます。
この件、拙記事をご覧になった「みんカラ」メンバーで同じXC40に乗る、ハンドル【ゆきおやじ】さんから情報をいただきました。
なんでも走行中にゴルフバッグがスイッチに当たって誤動作する事故が発生したのでオミットしたのだとか。マジかー。
確かにゴルフバッグが当たる位置かもしれません。
「最初からそれくらい考えとけよ」と文句を言いたくなりますし、同時に「スイッチの位置を替えて継続しろ」とも思いますが、後の祭りというやつですね。
しかしココはVOLVOの内装統括ではなく誤動作させたドライバーに敢えて言おう、「ドチクショー」と。^^;
私がXC40を買った後ならいくらでも誤動作していいんだけどさ……。
続いて左側。
こちらはシンプルです。
・フック2箇所(赤)
・小物用ポケット 小(手前)
まだきっちりとモノの収納は決めていませんが、現時点ではこんな感じにアイテムを収納しております。サイズ感を掴むための一助になれば幸いです。
折りたたみ傘と買い物バッグのVWロゴやブランケットのLAND ROVERのロゴなどは気にしないでください。^^;
右側のフックに引っ掛けているのは、USBケーブルです。12VのアクセサリソケットにUSBのアダプタを取り付けてあるので、ロングドライブ中にモバイルバッテリやジャンプスターターなどをトランク内で充電するのに使う予定です。
AUKEYの出っ張らないタイプを購入しました。
まあ、蓋は完全には閉まらなかったわけですが。
◎寸法
最後に高さや長さなどをまとめておきます。
・吐き出し口までの高さ
74cm
・吐き出し口(開口部下端)の幅
100cm
・開口部上端の幅
90cm~93cm
これはどこで測るか迷うところですが、参考まで。
・テールゲートのロック部分からリアシート下端まで
87.5cm
・左右ホイールアーチ間(最も狭い部分=床板の幅)
100cm
この部分が床板?の幅として前後に続くわけです。つまりXC40の荷室の幅は1mといっていいでしょう。これが吐き出し口までつづいています。
・テールゲートのロック部分からリアシート前端まで(リアシートを倒した時の床全長)
約150cm
フロントシートとリアシート前端には空間がありますので、有効長は更に伸びます。ただしここは前席のシートポジションに左右されます。なので有効長は150cm+αという表記のほうがいいでしょう。
ちなみに私のドライビングポジションだと+40cmくらいありますので、クッションなどで隙間を埋めると176cmの私は思いっきり足を伸ばして寝転ぶことが可能です。XC40、全長のわりに結構ひろいな、というのが正直な感想です。
・荷室側の室内高
約73cm
・後席側の室内高
80cm
以上、多分かなり詳細なXC40の荷室紹介でした。