ちゃろー\(^o^)/
新型iPhone SE、ついに発表されましたね
以前から噂だけはいろいろあって「出る出る詐欺」なんて言われていた新型iPhone SE。
まあ、別にAppleが「出す」なんて言っていないので何が詐欺なんだかわかりませんが。^^;
で、タイトルの件です。
SEユーザーである同居人は、SEユーザーです。
もうかれこれ4年使っています。
去年あたりからバッテリーの保ちがわるくなってきたこともあり、買い替えを検討しておりました。
しかし、同居人のハートを鷲掴みにするようなモデルがApple(というかiPhone)にはありません。
一番の、いや唯一と言ってもいい問題はサイズです。
もともと同居人は4からiPhoneを使い始め、5 → SEという流れのユーザーなのです。
ええ、全部(ほぼ)同じデザインで、サイズも4Sからちょっと長くなっただけ。
つまりあのサイズに慣れすぎていて、アレよりでっかいスマートフォンに拒否反応が生じてしまっているのです。
ええ、拗らせていますね。
ちなみに同居人、5.5インチサイズのスマートフォンも日常的に使ってます。会社から持たされている業務専用のアンドロイドOSの端末です。
なので大きなサイズのスマートフォンを使ってないのに拒否しているわけではないのです。
でも「この(旧SEの)サイズが使いやすい」という、「SEラバー」なわけですね。
しかし、そうは言ってもバッテリーの持ち時間の低下は加速度的に進んでいて、いまではバッテリー100%の状態から、通勤時に色々いじっていると会社についたときには既に20%を切っているような自体になっているのです(なので毎日勤務時間の間にモバイルバッテリーで充電して帰路に備えている)。
つまり(買い替えは)待ったなしという状況にあると言っていいでしょう。
なので「4月15日に新型SEが発表される」という信憑性の高い噂を信じて、その日を待ち望んでいたのでした。
◎発表されたのは「iPhone SE」という名の「iPhone 8s」
私は知ってました。
というか、複数のリーク情報がそう告げていましたのでほぼ確定だと思っていました。
SEは8のリニュアル版である、と。
そしてそのとおりだったのです。
ここで新旧SEのサイズと重さを比較してみましょう。
旧SE | 新SE | |
長さ(mm) | 123.8 | 138.4 |
幅(mm) | 58.6 | 67.3 |
厚さ(mm) | 7.6 | 7.3 |
重さ(g) | 113 | 148 |
ディスプレイサイズ(インチ) | 4.0 | 4.7 |
ざっと言って1.5cm長く、1cm広く、35g重くなった感じです。
ディスプレイは0.7インチ大きく(広く)なりました。
5インチクラスのディスプレイをもつスマートフォンが主流の今となっては、4.7インチは狭いと感じます。また、上下に大きなベゼル(額縁)がある新型SEのデザインは旧態依然というか、古臭く見えてしまいます。
デザインの話をすると、iPhone 4からつづく唯一無二のAppleらしいクールなデザインをまとっていた旧型SEに比べてしまうと、iPhone 8ベースのSEは個性のかけらもない「凡百のスマートフォン」と言っていいでしょう(個人の感想です)。
少なくとも私も同居人も今のiPhone系のデザインにはAppleらしさはもはやないと考えています。勝手な想像ですが、もしスティーヴ・ジョブズがご存命であったなら、iPhoneのデザインは今のようなものではなかったと思います。
閑話休題。
デザインはまあ好みなのでおいとくとして、サイズと重さに目をつぶると、SEはかなりのバーゲン商品だと思います。
旧型SEになく、新型SEに搭載されている代表的な機能としてはざっと次のようなものがあります。要するに新型SEが旧型SEに対して持っているアドバンテージというヤツです。
新SE | 旧SE | |
カメラ機能 | 光学式手ブレ補正機能付/F1.8 | 電子式手ブレ補正機能付/F2.2 |
防水機能 | IP67 | - |
FeliCa | ○ | - |
eSIM | ○ | - |
Qi(非接触充電機能) | ○ | - |
CPU(チップセット) | A13 | A9 |
通信速度の向上やらWi-Fi 6の対応やらマニアックな部分では他にも色々ありますが、同居人にとってわかりやすい恩恵はこれくらいでしょう。
要するに「ディスプレイはショボいけど、中身は上等」なモデルと言っていいかと。
◎新型iPhone SEを見た同居人の反応
さて、今回買い換えを考えている当の本人である同居人の反応ですが……。
「………」
明らかに目の輝きがありません。
興味をひいたとするならば、「値段が安い」というその一点のみ。
要するに同居人にとって新型SEは「がっかりiPhone」だったのです。
◎とはいえ、買い替えは待ったなし
バッテリの保ちの問題もありますし、アプリの立ち上げ時間などに不満も抱いていましたので、基本的に買い替えは必須です。
プライベートのスマートフォンはずっとiPhoneでしたから、今更アンドロイド端末に鞍替えするという選択肢もありません。
要するに現在あるラインナップから改めて選び直す、ということになりそうです。
もちろん、選択肢の一つとして新型SEも「あり」です。
つまり……旧型SEユーザーはいったい今あるiPhoneラインナップからどれを選ぶのか、という興味に移るわけです。
◎私が推すのはiPhone XS
iPhone SEの発表にともなって、既にいろんなメディアから様々な記事が配信されています。
もちろん旧型SEや母体となった旧型8との違いや、現行機種であるXRや11なんかとの比較を交えてSEのバイヤーズガイド的な事も書かれています。
が、私が推すのは彼らとは違うモデルです。
それはiPhone XS。
有名所のメディアに比較モデルとしてXSが登場しないのは、Appleの公式サイトではディスコンになっているからでしょう。
でも、普通に新品が買えます。
いったんディスコンになっていたXSは、少し前にヨドバシなどの一部の量販店で値下げを伴って販売が再開されました。
XSは2018年に発売されたフラグシップモデルなので、一世代前のモデルです。あと半年くらいして11sか12が発売されるとすぐに2世代前のモデルになってしまいますが、私は現行の11よりXSの方が好きだったりします。
では新旧SEとXSを比べてみましょう。
XS | 新SE | 旧SE | |
長さ(mm) | 143.6 | 138.4 | 123.8 |
幅(mm) | 70.9 | 67.3 | 58.6 |
厚さ(mm) | 7.7 | 7.3 | 7.6 |
重さ(g) | 177 | 148 | 113 |
ディスプレイサイズ(インチ) | 5.8 | 4.7 | 4.0 |
同居人的にはXSに乗り換えると2cm長く、1cmちょい幅広く65gも重い端末に変わってしまうことになります。
しかし、新型SEに乗り換えることを考えると、その差は5mmと3mmと30gになります。
重さはまあアレとしてサイズは「誤差」と言ってもいい範囲に収まっていると「思い込む」事は可能な差ではないかと個人的に愚考する次第であります。
それに大きさ、重さの対価として新型SEに対して得られるものあります。
XS | 新SE | 旧SE | |
ディスプレイ | 5.8インチ OLED | 4.7インチ LCD | 4.0インチ LCD |
アウトカメラ | デュアルレンズ | シングルレンズ | シングルレンズ |
Face ID | ○ | - | - |
3D Touch | ○ | - | - |
◎新型SE vs. XS
XSが新型SEに全ての面で上かというと、そうでもありません。
なので新型SEがXSに対して持っているアドバンテージについて考えてみましょう。
XS | 新SE | 旧SE | |
CPU | A12 | A13 | A9 |
って、コレくらいですかね。^^;
Wi-Fi 6など、チップセットの中にある機能についてもアップデートされていますが、まあ大きな問題ではありません。
で、肝心のお値段です。
(税込)
新型SE | XS | |
64GB | 49,280円 | 74,800円 |
128GB | 54,780円 | - |
256GB | 66,800円 | 84,800円 |
誰かさんと違って一台を大事に長く使う同居人ですから、今新調するのであれば64GBは避けておくべきであろうと考えます。
ただし、256GBまでは不要です。
つまり新型SEであれば128GBがターゲット。対するXSに128GBモデルは設定されていませんので256GBを選ぶことになります。
つまり、両者のターゲットモデルの値段はSE:54,780円、XS:84,800円となり、差は3万円ということになります。
同じ256GB同士だと差は18,000円しかないのですが、そこはそれ、ターゲットモデル方式(なにそれ?)の対決なので不公平ながら3万円の差が生じるわけで、それが真実なのです。
ここで内なる外野(なにそれ?)がつぶやきます。
「値段が下がったとはいえ、旧モデルに84,800円も出すなら、いっそXSの後継機で現行の11Proにしちゃったら?」
◎11proかXSか、はたまた新型SEか
11Pro | XS | 新SE | |
64GB | 117,480円 | 74,800円 | 49,280円 |
128GB | ー | - | 54,780円 |
256GB | 135,080円 | 84,800円 | 66,800円 |
はい、11Proにも128GBは設定されていませんので256GBをチョイスすることになります。
すると、SEとは80,800円、XSとは50,280円の差になります。
最新CPUでとアウトカメラのレンズが3つある程度の差で5万円の差額。しかもあと半年もしないうちに旧型になるのは決定しています。
「この時期に11Proというチョイスはない」
それが私の個人的な結論です。
ではどうするのか?
最小で最軽量、かつ財布に優しい新型SEにするのか?
この際、そもそも「格」が違うXSにするのか?
使い勝手の面で考えると、Touch IDとFace IDの違いが一番大きいのかも。
「マスクをしているこの時期は新型SEのTouch IDの方が便利かもしれないな」とか。
「でも既にテレワーク状態に入っている同居人はマスクして使う事が少ないし、実はたいしたアドバンテージではないかもしれないな」とか。
実に悩ましいですな。^^;
さて、本日はここまで。
というか、以上すべて私の勝手な考えなので、同居人が何をチョイスするのかは予断を許しません。
なので、完結編「旧型SEユーザーの同居人が選んだiPhoneはこれだった(仮称)」に続きます。
もっとも「完結したら」ですが。^^;