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★【unihertz Titan】は実用品か?物好きの為のただのオモチャか? その1

PC IT系

にゃんぱす~

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ここまでのところ、今年は暖冬ですね。
この時期にまだサイクリングができているのが何よりの証拠。
というか、今年はいつものスキー場に雪があるのだろうか……。

そんなこんなでつい先日、さっそくアップデートが行われたunihertz Titanのインプレ記事第三弾は、なんと概論

そんなの最初にやっとけよ、みたいな記事ですが、Titanが気になっている人の役にたてば幸いです。

◎梱包

箱は筐体に併せてやや大きめ。
素材はいわゆるボール紙で、厚みもあってかなりしっかりした作りです。


箱には化粧っ気は皆無。
シンプルで大変よろしいかと。

◎付属品

「本体」「イヤホン」「充電ケーブル(USB Type A-Cケーブル)」「ACアダプター」「簡単な冊子」「SIMスロット引き出し用のピン」という、スマートフォンとしては極めて普通の付属品で構成されています。

それ以外で特筆できるのは、予備の保護フィルムが付いている事。


敢えて「予備の」と書いたのは本体には「はじめから保護フィルムが貼ってある」からです。
サービスいいですよね。

ただし、この標準貼付のディスプレイ保護フィルム、精度がイマイチで端の方が浮いてます。
予備フィルムも本体に貼付されているものと同じ製品ででしょう。すなわち「使えねー」可能性が高いということですね。
「雑魚は何人集まろうが雑魚」の法則です(?)。

標準貼付されているとは思わなかったので、実は別途Titan用の保護フィルムを購入して準備しておりました。
なのでさっそく張替え……と思ったのですが、とりあえず最初から画面が保護されているということなのでその辺は後回しで早速使い始めた私でした。
そのまましばらく使っておりまして、実はまだ張り替えていません。
張り替えたたらまた報告させていただきます。

◎インタフェイス類

キーボードの存在が大きすぎて影に隠れていますが、実はTitanのインタフェイスやセンサー類はかなり豊富で、キーボードの有無を別にしてもこれはこれでけっこう使い勝手がいい端末になっています。

私的にポイントが高い機能は次の通り。
※「ブツリキーボード」は除く

○USB Type C仕様

人によるかもしれませんが、もはやType Cですよね。
これがmicro USBスロットだったら私はTitanに支援してなかった気がします。それくらい個人的には記にしています。

○指紋認証センサ

当然スリープ解除に使うのですが、ここはホームボタン(ボタンじゃないので正確には「ホームエリア?」)を兼ねています。
つまり、ホームに戻る時にはここをタッチするわけですね。


背面やサイドなど、指紋認証エリアは機種ごとに個性がありますが、個人的に背面は使いにくいと思っていますし、車載のことを考えるとサイドにあるのも微妙だったりしますので、前面にあるのはウェルカムです。
Xperiaなどに比べると指紋認証の反応は「いい」とは言えませんね。認識してくれずにやりなおす事が結構あります。

○Qi対応

言わずとしれた?無線充電機能です。
iPhone XS MaxをQi運用している関係で、そのインフラ(大げさな^^;)がそのまま流用できるのは個人的には大きな利点です。
「置いとけば充電している」というのは本当に楽です。
Panasnicの分厚いアレくらいしか選択肢がなかったQi黎明期と違って、チャージャーはもはや百花繚乱状態。かつ値段も安い。いい時代になりましたね。\(^o^)/

ただし……感覚的な評価で恐縮ですが、TitanのQi充電はiPhone XS Maxに比べるとやや遅いような気がします。もちろんTitanのバッテリ容量はiPhoneの二倍近いという点を考慮しての判断ですが……。

○顔認証

顔認証は便利ですよね。
iPhone XS Maxを使っていて思います。
だって画面をこちらに向けた瞬間にロック解除されているので、使い心地としてはロックされていないのと同じくらいに軽やかなのですから。
Titanもこの顔認証に対応しています。

で。
ごく個人的な問題で、私がこの顔認証機能の恩恵に浴することができるのは1年のうちだいたい半分くらいの期間なのです。
それは「マスクをしている期間」に該当します。
だいたい11月頃に通勤電車ナイアで口を隠さずに咳をする人が増え始めますので、そのタイミングでマスクをします。
そのごは花粉症対策期間とクロスオーバーして、GW開けまでマスクマンとなって世間に登場するわけです。
つまり11月から5月上旬までの間は、外出先では顔認証が使えないのです。
iPhone XS Maxには指紋認証機能がありませんから、いきなり超不便になってしまいます。
何が不便って、Apple Payです。私は主にQuickPayを使っていますが、いちいちピンコードを入力しないといけません。加えて冬場は手袋をしているのでいちいち手袋を外す羽目になります。

「タッチパネル対応手袋にしろ」ですか?
ごもっともですが、アレってアテにならないことが多いのでイライラしますから、無視しています。

もちろん自宅内では年中顔認証の恩恵に良くしております。使えないのはマスクをしている外出先限定ですけどね。

そしてTitan。
コイツは顔認証でダメなら指紋認証があります。
完璧です。\(^o^)/
ストレスフリー!
すげえ!

更にびっくりしたのは、このTitanの顔認証機能ですが……。
な、なんと!
マスクしてても認識します!
なんてこったい!!!!!!!

ええ、緩すぎですね、顔認証。^^;
青い海と椰子の木陰がある熱帯のパラダイス育ちか?ってな感じで、Appleの「かなりマジ入っている」やつと違って「だいたい似てるかな」くらいで解除されるような気がします。
少なくとも写真をかざせば簡単に解除できるレベルの機能でしょう。
利用には覚悟が必要かもしれませんぞ。^^;

あと、Appleほど顔認証が速くありません。iPhoneの解除時間に慣れているとイラっとしますから、Titanを使う時は「値段の差、値段の差」と呪文を唱えて心を落ち着かせましょう。なにしろ1/4の値段ですから4倍時間がかかっても文句は言えません。
まあ、実際は4倍以上の認識時間がかかっちゃうわけですけど……。

○シャア専用ボタン有り〼

液晶を正面に見て左サイドの真ん中少し上にあるのがそれ。
異彩を放つ赤いボタン。


いやこれ、中二病入ってますよね。
同じ色でもいいはずなのに敢えて着色、敢えて赤。むしろ必然としての赤。
もちろん処理速度が3倍速くなるとターボブーストボタンなどではなく、いわゆるプログラマブルボタン。
クラウドファンディングでは「トランシーバーボタン」的なアオリ文とともに紹介されていましたっけ。

で、このシャア専用ボタンに割り当てられるのは3つのアプリ。
1)ワンプッシュ(通話録音機能)
2)ダブルプッシュ(スクリーンショット)
3)長押し(LEDランプ)
以上3つの操作に対してそれぞれ違うアプリを割り当て可能です(カッコ内なデフォルトで割り当てられているアプリ)。

地味に役に立つんじゃないかと思われるのが、通話録音機能。
電話した内容をそのまま録音して保存してくれる機能ですが、ここをワンプッシュすれば録音開始っていうのは便利じゃないでしょうか。

こんなシチュエーションを妄想してみました。
仕事帰りに細君から電話。
「帰りに醤油と七味唐辛子を買ってきて」との事。
ご命令の通り、用を済ませて帰宅してヤレヤレと思っていたら、レジ袋の中を覗き込んだ細君がいきなり激怒。「私、豆板醤も買って来てって言ったよね?」と記憶に無いことをいうではありませんか。
「いや、それは言ってなかったろ?」
「はあ? ちゃんと言ったでしょ、アンタってバカなの? トリ頭なの? ひょっとしてその耳腐ってんの?」

ヤレヤレですよね。^^;
Titanを使って電話内容を録音する事を習慣化しておけば、こういう「言った」「言わない」という不毛なやり取りが防げます。
まあ、証拠を突きつけられて帰って機嫌を損ねて夫婦仲が泥沼化する可能性も無きにしもあらずですが……。

というか、こういうことがないように最近はわざわざ電話なんかせずLINEとかで連絡してますよね。ですよね。

まあ、そういうわけで3つのシモベ……じゃなくて好みの3つのアプリを登録できるのです。
ただ、この中では長押しでのアプリ起動は微妙な感じ。
というのも、現時点ではTitan専用ケースなどがなくて裸で運用しているわけですが(Titanはむしろ裸運用がカッコいい気がしますが)、この赤いボタンの位置って掴むのに丁度いいところにあるのですよ。
もうおわかりですね?
デスクの上のTitanを持ち上げたら、LEDランプが灯っちゃった、てへ。という事が多々ありました。つまり誤作動しやすいかと。

その点、ワンプッシュであっても通話時にしか機能しない録音機能や、比較的誤動作しにくいダブルプッシュでの起動は実用的だと思います。

私は今の所コレと言った要望がないのでデフォルトのまま変えていませんが、スマホカメラを常用する人はここにカメラ起動ボタンを割り当てるといいのかもですね。

○3.5mmステレオミニジャック搭載

個人的には既にレガシーI/Oに含まれるのではないかと思っていますが、これをありがたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
私は2.5mmのバランス接続対応ジャックだったら良かったのに、と思っていますが、多くの賛同は得られないでしょうね(だから採用されていない)。

付属のイヤホンはもちろんこのジャックに差し込んで使える、普通のアンバランス接続のステレオイヤホンです。

○スピーカーはモノラル

「低音質なステレオより、高音質なモノラルのほうがずっといい」というのが我が座右の銘です。


あ、でもTitanのスピーカーが「高音質なモノラル」かどうかは議論の余地があるでしょう。私は「普通」のモノラルスピーカーだと思います。
まあ、TitanでAmazon Prime VIDEOやPrime Musicを大迫力で鑑賞・視聴したい!なんて本気で考えている人は少ないと思われますので問題はないでしょう。

○DSDS対応デュアルシムスロット

だがしかし。
2nd.スロットはmicro SDカードと排他です。
本体の128GBストレージで事足りる人はDSDSスロットとして活用可能。私のように128GB?ザコなの? なんて言う人はシングルSIMで我慢という事です。
まあ、殆どの人と同様にDSDSが必要なシチュエーションなど私にはないので特に問題にはなりませんけれど。

以上、今回は付属品とインタフェイス周りのご紹介でした。