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☆Living in Eorzea ~初心者に捧げるヒーラー視点からのFF XIV~【XVIII:すばらしき「ミラプリ」】

FF14
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突然ですが、FF14は「着せ替えゲーム」です

もちろん、異論は認めます。
でもそれくらい衣装(装備)の種類が多くて、着せ替えてスクリーンショットをとっているだけで一日が終わってしまうほど(いや、そんなに長くやったことないけど)。

◎私の装備をレベル15のときとレベル60の時とで比較してみました

そういうわけで、私の装備をご紹介しましょう。
上がレベル15の時で、
下がレベル60の時です。

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どうです、ずいぶんとパワーアップしてますよね。
え、違うのは頭の羽根飾りだけだろ、ですって?

いえいえ、実は全然違います。
「○い人にはわからんのです」
ですね(たぶん違う)。

◎FF14は機材ゲームである

以前、それらしいことをちょっと書きましたが、FF14に於いてプレイヤー(キャラクター)のパラメータ(強さ)を決定するのはズバリ「装備」です。

○プレイヤーのパラメーターは装備で強化する

私がやっている白魔道士のようなヒーラーだと「機材スポーツ」的な要素は幾分薄まりますが、あくまでも「幾分」です。
ソロプレイは文字通り100%自己責任なので好きな装備で好きなように遊べばいいと思います。
ですが他人と一緒に同じ目的を持って行動するパーティプレイにおいてはそうも言っていられません。
なんだかんだでMMORPGってやつはある程度の社会性がないと楽しめない仕様なので、結局はそれなりの機材(装備)を揃える必要があると思います。
なぜならそうしないとパーティに対する貢献度が上がらないからです。

4人パーティだとちょっと難しいかもしれませんが、8人パーティだとヒーラー枠は二人なので、極端なことを言えば相方のヒーラー含めて他の7人がそのレベルにおける最強装備をまとった高スキル持ちの名人達ならば私はサボっていてもクリアできます。
※誰一人一度のミスさえ許されないという一部ハードコアコンテンツ除く。

でもそれって楽しいですかね?
MMORPGのパーティー戦って、自分が誰かの役に立っているという充実感こそがカタルシスなのではないでしょうか。
まあ、そのへんは異論はあるかもしれませんが、基本的には誰しもパーティーメンバーにはそれぞれの役割を一定基準で満たしておいてほしいと思うのが人情でないでしょうか

当然例外はあります。
そのコンテンツ自体が初めてで勝手がわからないだとか、努力してるけどヘマプレイをやらかしがちで基本的なスキルが平均を大きく下回っているとか。
でもそれらは申告すれば理解してもらえますし、大概の場合はそういう事情や要素を加えた楽しみ方にシフトしてくれるものです。

○もちろん、ベストでなくていい

短いながらも今までの経験上、FF14は優しさにあふれていると私は思っています。
もちろん考え方の違いやその時の目的の方向性が違ったり、時間の都合でサクッとクリアしたいので何度もリトライはしたくないなどの事情を抱えたプレイヤーも居るでしょうし、だからこそ自覚と自己申告は必要だと思います。親切とはそういうことも言うのではないでしょうか。
上手い人は上手い人なりの親切心があり、下手な人には下手な人ができる親切があると思います。
そういう事情なら今日はちょっと抜ける、とはっきりいって辞退するのもまた親切です。
イライラしたまま合わせていても楽しくないでしょうし、そもそもそういうのは全体に伝わるものですし、楽しくない人を増やすだけですから。

話が横道にそれましたが、初心者だから努力を怠っていいと言っているわけではありません。
できるだけのことをしていて、現状がこれだというのならそれは受け入れられると思うという話です。
具体的にはレベル50のID(ダンジョン)に参加申請するのに、レベル15装備のままで参加しようとするなら、あなたは考え直したほうがいいと言っているわけです。

◎私のお気に入りはビギナー装備

ようやく今回のお題に近づいてまいりました。
さて、先程の私の装備を見比べてください。
まずレベル15の方ですが、これはバトルクラスがレベル15になると各地の「初心者の館」で受けることができるクエストで貰えるいわゆる「ビギナー装備」です。
非常に優秀な装備で、見た目はともかくそれまで性能的にかなりみすぼらしい装備でソロプレイをしていた私にとって、天国的に素晴らしいものにみえました。
実際問題、ファーストジョブが若葉マークのプレイヤーにとって、このあと開放されるサスタシャを始めとする3つのメインクエスト上の初期ダンジョンではこの装備で十分以上だと思われます。

そしてこれは個人的な思い入れなのですが、私はこの高性能なヒーラー用のビギナー装備に感銘を受け、同時にこのデザインがとても気に入ってしまいました。
それまでの装備がそもそも統一感のないものでしたから、シリーズとしてコーディネートされているはじめての装備にはそりゃあワクワクしました。
何よりこのデザイン。ヒーラーと言えば白魔道士のこのキービジュアルのアーティファクト装備に代表されるのが白を基調とした神々しい系?

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でもこのビギナー装備はダークカラーでヒーラーというよりはハードボイルドなバトル職っぽい雰囲気じゃないですか(個人の感想です)。
メインになる胴装備の左右が非対称なのも中二病心をくすぐります。

※私のようなビギナーの方にとって「初心者の館」はとてもありがたいクエストでした。
ダンジョン、すなわち他のプレイヤーと一緒に行動するパーティ戦を前にして、パーティでの基本的な立ち回りをステップを踏んで親切に教えてくれるチュートリアル・クエストです。
私はNPCのターゲットがうまく行かず苦労しましたっけ。
設定をいろいろいじっていて、戦闘状態でNPCのターゲットがやりにくい状態だったのですね。
つまり設定の変更の意味がわかったという点でも、私にとっては非常に有益なクエストでした。

そしてレベル60装備を御覧ください。
ええ、ビギナー装備一式ですね。
頭は……そもそもビギナー装備一式に頭装備は含まれてませんので比較する意味はありません。

私はこの格好でレベル50のIDに参加しているわけですが、これはまさに
「レベル50のIDにレベル15のクエストで貰えるビギナー装備一式で参加している、空気が読めないわかってない奴」の図ですよね。

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ちなみに私、この記事を書いている時点ではレベル64ですが、未だにこの格好です。

さて、「装備はできるだけレベルに見合ったものを整えましょう」なんて知ったふうなことを書いているにもかかわらず、私自身はそれを実践していないわけですが……。
さにあらず!

人は見かけで判断してはなりません。
私のレベル15の時の装備は確かに「ビギナー装備一式」ですが、レベル60の装備はまったくの別物です。
もちろんレベル60の初心者白魔道士としてはレベルに見合ったそれなりの装備になっています。
(まだイデルシャイアには行けてない私のレベル60当時の装備はIL260には足りていませんでしたが、それでもがんばってアクセサリ含めた平均でIL255を確保してました)

つまり私の場合は「問題ない」んです。
装備だけは、ね。

◎焼き鳥屋には入りにくい神話装備

これは一体どういうことかといいますと……。
ようやく本題になりました。
ここまでお付き合いいただき、感謝します。
というか、知っている人は知っているというか、FF14ではこれだけの解説本? も出ているくらいでみんな既に知っていると思っていていいかもしれませんね。

ええ、答えは一般には「ミラプリ」、正しくは「武具投影」能力? による視覚効果です。
具体的にはレベル50の装備の「見た目」だけレベル15のビギナー装備にする機能です。
これにより普段着と戦闘服を着替える手間が必要なくなりますので、常に気に入った服を着ていられるのです。
もちろん「ハレとケ」をきっちり区別したい人はそうすればいいわけですし、その場合もそれぞれの戦闘服を気に入った他の服のビジュアルで楽しむことが可能になります。

これを逆手にとって、戦闘服なのに普段着に見えるとか、レベル70用超高性能戦闘服で草刈り作業しているとか、そういうミスマッチ的な楽しみ方も可能です。
私のビギナー装備もそっち系になるのでしょうね。
ただしこの「武具投影」、ちょっと残念な「掟」がありまして、「その装備より上位にあるレベルの装備は投影できない」のです。
レベル50装備をレベル15装備の見た目にすることはできても、その逆はダメ。
つまりこういうことです。

「ビギナー装備の見た目なのに、中身はガーロンド装備」は○。
「ガーロンド装備の見た目なのに中身はビギナー装備」は×。

ところで先日、こういう方と8人PTを組みました。

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足元はサンダル履きでした。
スタートしたら着替えるのかな、と思っていたのですが最後までこのお姿だったので、中身は戦闘服だったのでしょう……たぶん……。
これ、Ver.2.0いわゆる「新生」の最終決戦なので、私なんかは「この命をかけて、あいつを阻止する」なんて決意を込めて臨んでる感じなんですけど、この人の場合は「雨模様なのでベランダの洗濯物を取り込もみに来ました」的な雰囲気ですよね。
まあ、殴る系の暗器が見えているので洗濯物を取り込みに着た場違いなお姉ちゃんってわけではないことはわかりますが。

ええ、もちろん戦闘中はこの方のフトモモが気になって気になって、集中できませんでした。(^_^;

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そういう意味では迷惑ですが、目の保養でもあります。
この方のHPが減ったら、最優先で回復しようと思ったのは内緒です。
まあ、なんというかこのプレイヤーさんの思惑にまんまとハマッた私です。

ちなみにこのPTは結構ビジュアルが異様……いや楽しくて、ビキニ姿の方が一人。ビジネススーツ的な方が一人いらっしゃいましたが見た目に反して非常に強く、私も回復作業があまりなくてMPがムダに余るので、ホーリー連発で攻撃職の真似事をさせていただきましたっけ。

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実はホーリーのエフェクトって、派手で視界に対する影響が大きいのでアレなんですが、皆さんベテランですから、設定で他プレイヤーのエフェクトは切ってるはずですよね?

なお、こういう気になった他のプレイヤーの装備はすぐに調べられます。
私はそんな余裕が無いのでやってませんが、きっと私も「何だコイツ?」と思った人から調べられていることもあるかもしれません。
「パーティメンバーを不安にさせて、装備を調べさせる手間をかけさせるな」
というご意見は謹んで拝聴しますが、それくらいは許していただけると嬉しいなあ……。
というか、多分みんなやってますよね?
むしろFF14はそれが前提で、もはや誰も他人の装備の中身を調べたりしないんじゃないかな。
知りませんが。

ちなみにレベル50の白魔道士の装備の定番といえばこれなんです。

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でもこれ、思いっきり儀式服というか「ハレ」感がハンパないじゃないですか。
少なくとも普段着にするには仰々しすぎると私は思うのですよ。
ツーマッチ感ですね。
あと、汚れがつくと目立ちそうですし、クリーニングに簡単に出せない気がしますので、これを着てカレー屋さんとか焼き鳥屋さんに入る気になれません。
こういう服着た人がコンビニに入ってきたらギョっとしませんかね?
あと、いかにも「白魔道士レベル50でござい」感がハンパないというか。

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かと言って私の場合はいちいち着替えるという作業がめんどくさい。
だったら見た目を変えておけばいいんじゃないの? という事になった次第です。

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ちなみにレベル50だとこの赤白儀式服よりかなり高性能な「ガーロンド装備一式」というものがあって、好みもありますが見た目は更に高級感が漂うわけですが、ファーストジョブの初心者白魔道士には誰もそこまで求めないと思われますので、赤白装備がレベル50の白魔道士戦闘服のスタンダードと言えるでしょう。
(ガーロンド装備は「スペシャル」かな)
結局私はガーロンド装備をゲットできる環境になる前に、そのお年頃を過ぎてしまったので必要性がなくなり、所有しておりません(そのかわりに「次にやるかも」ジョブの黒魔道士用ガーロンド一式を所有してます)。

◎ミラプリ(武具投影)開放のすすめ

任意の装備をお気に入りの別の装備の外見に替えることができ、あまつさえ色の変更もできちゃうこの「武具投影」スキルは、どのロールでもレベル15になれば受けられるクエストをコンプリートすれば開放されます。

場所は西ザナラーンのベスパーベイ。
「砂の家」のある場所です。
ベンチに座っているスウィルゲイムといちょっと(いやかなり)めんどくさそうな女性NPCから受けられる「華やかなる投影世界」という現場完結系の近距離パシリクエストです。
サクっと終わりますので併せて「鮮やかなる染色世界」も受けてコンプリートしておきましょう。
私はこのクエストの存在を知らずにレベル50を迎えました。皆さんはそんな不幸な事にならないように。

この「武具投影」ですが、実はFF14内ではまともに呼ばれることはありません。
通称は「ミラプリ」です。
ミラプリとはミラージュプリズムの略で、これはスキルでもなんでもなく「武具投影」するのに消費される「触媒」の名前なのです。
でも、現在はミラプリ=色変更&武具投影の事として広く認識されています。
「武具投影」より「みらぷり」のほうがタイピングが少ない(しやすい)し、そもそも語感がいいからそちらがポピュラーになっていったのでしょうね。

この辺は仕事柄「正しい用法」にこだわってしまう私的には微妙にストレスになる部分ですが、そんな私だからこそ、ここでそういった「寛容」を学んでいる最中なのです。
そう、FF14は精神的修練の場、自分を見直す道場。いわば人生の師ともいえる存在なのです。

N.A.
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記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。


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