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★ゲームPCとして使わない【GPD WIN2】レビュー その3

PC IT系

購入からざっと一週間経ちました

現在の感想は「かわいい奴め」でございます
仕上げは総じてソツがなく、高級感とは無縁ながらまとまったデザインも含めて上質なガジェット感があるハンドヘルドPCです。

◎キーボードについて

○ワイズ(幅)をもう少し狭く

そういうわけで、筐体についてはあまり文句はありません。
強いて言えば親指タイプ(親指シフトではない。念の為)をより快適にするためにワイズ(幅)をもう少し縮めて欲しいところ。

私の手は標準より少し大きめなので基本的には問題ないのですが、それでも少し余裕がほしいと思う事があります。

○キートップの上下をもう少し大きく(広く)

左右は問題ないというか、親指タイプ用途には充分なのですが、上下が少し狭く感じます。
このあたりは個人差もあると思いますし、ミスタイプをするわけで絵はないのですが、Enterキーを押す時などにあと少し幅がアレばな、思います。

○スペースキーが広いのはいい

右でも左でも楽に親指が届きますからね。日本語キーボードじゃなくて良かったと思う瞬間です。

○押下感もgood

初代のGPD WINユーザーからは「硬すぎる」という声があったのでその辺を変えたらしいのですが、親指タイプ用途としては絶妙な感触じゃないかと思います。
強いていえばもう少しだけ柔らかくしたものも試した上で優劣を決めてみたいとも思いますが、少なくともWIN2のタイプについて文句はありません。

とまあ、キーボード自体に対する大きな不満はないのですが……。

◎キーボードのレイアウトに提案あり

とはいえ手放しで全部オッケーというわけではありません。
一つ要望があります。
これはぜひ再考していただけれると嬉しいですが……。
それはキートップのレイアウトというか、場所についてです。

現在、ノートPCなどに準拠して当たり前のように右側にまとめている特殊キーですが、GPD WINというマシンの立ち位置を考えると、ここはもっと柔軟に配置を考えてほしかったなあ、と。

具体的な提案としては、右側にある特殊キーは中央に配置し、アルファベットキーを左右に分割するレイアウトがGPD WIN2にはベストじゃないかと思うのです。
昔ありましたよね、Microsoftの左右分割キーボード。
あれ、配列はそのままでしたし、右手と左手にそれぞれ最適な角度を与えるものなのでコンセプトは違います。
ですが、考え方は近いんです。
GPD WIN2って、ゲーム用として使おうが私のように文字打ちPCとして使おうが、文字を打つ時は両手で持って親指でタイプすることが多いんじゃないでしょうか?
だとすると、それぞれの親指の移動距離を第一に考えるべきだと思いませんか?

現状の配列だと、一番多く使うはずのアルファベットキーまでの距離が左右の親指でずいぶん違うんです。
左親指はアルファベットに近いのですが、右親指が文字を打つ際、右側に集められた記号などの特殊キーを乗り越える感じでタイプしなければなりません。
特殊キーをタイプする回数とアルファベットをタイプする回数はどちらが多いかを考えると、私の提案は極めて合理的ではないかと考えるのですが……。

これは「執筆に使うぜ」なんて豪語している私のようなマイノリティーユーザーのたわごととしてではなく、全ユーザーにとって利益になる配列だと信じて疑いません。
メーカーの方々はぜひこの点について冷静に、そして合理的に考えてみていただきたくお願い申し上げます。

◎キー配列変更に付随するメリット

メリットというか、この変更に関してはコストはあまり掛からないと思います。
なぜならGPD WIN2の右側の特殊キーの大きさは、アルファベットキーと同じだからです。
要するにキートップの文字を変えて、それに対応するアサインすればいいだけです。

デスクやテーブル、そしてラップトップ上でのタッチタイピング用途はPocket系に任せ、WIN系は親指タイプに特化する形で大胆な配列変更を断行してはいかがでしょうか。

◎WIN2で実現できないか?

上述の提案は新しいプロダクト(WIN3?)に対する要望であって、どちらにせよ私を含めた今あるWIN2ユーザーには関係のない話です。
もっともWIN2のでもレジストリをいじってキーアサインを変更することは可能ですから、やろうと思えばできなくもありません。
その際、レジストリを書き換えた右半分(右2/3?)のキートップの文字は読み替える必要があります。
このあたりは才能とか学習能力とか努力とか、そっち側の話になるので推奨はできませんし、私はムリです。
タッチタイピングをする場合はキートップなんて見てませんからどうでもいいのですが、親指タイプはどうしてもキートップを見ながらタイプするのが普通ではないでしょうか?

親指タイプでもタッチタイピングが可能という妬ましい方は、レジストリをいじって快適な環境を構築されることをおすすめします。
でも、それができないと混乱するというか、キートップの読み替えに意識が割かれて文章作成に集中できないに違いありません。
そのうち慣れる?

うーん……慣れるかなあ……。
慣れるかもしれないけど、それまでにイライラしますよねえ。
うーん、やって見る価値は……。
うーん、ちょっと考えさせてください。

よすするにWIN2でレジストリをいじるのはちょっとハードルが高いんです。
なお、ある程度の大きさがあるノートPCやデスクトップ用の普通のキーボードなら、キートップが外れますので同じ大きさのキートップであれば対応する場所に合わせて、つまり嵌め変えればOKです。

実はそう思ってWIN2のキートップの構造を調べてみたんですが、これはムリのようです。
チラっとめくってみたのですが、どうやら取り外しができるような作りにはなっておらず、一体型というか接着されているもよう。
なのでキートップの入れ替えは考えないほうがいいでしょう。

◎具体的な変更案

具体的な配列案が、実は扉の写真です。

4列目 TとYの間に [ と ] と \ の3つのキーを入れる
3列目 GとHの間に : と ’ の2つのキーを入れる
2列め VとBの間に , と . と / の3つのキーを入れる

5列目の数字キーについては、目視の場合は数字の連続性がある方がタイプしやすい(探しやすい)と思うので、変更なしでOKかと。

こちらがオリジナル。

そしてこちらが改善案。念のためにこちらにも貼り付けております。

GPDの方がこのブログを見てくれるといいんですが……。
え? やってほしかったら自分でメールしろ?

ですよねー。


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