引っ越しというのは何かと物入り、というかカネばかりかかって仕方ありませんね。
大きいところだと、当然ながら引っ越し代金。
エアコンもあります(我が家の場合、4基)
カーテンってちゃんとした奴はなんであんなに高いんでしょうね。(´д`)
オーダー家具(オプション品が気に入らなかったので)
中には「ついでにクルマも買い替えるか」というところも多いようですね。
引っ越しするとライフスタイルが変わる事が多いようで、車を買い替える人は少なくありません。
新築マンションの駐車場を見ているとわかりますが、1年以内でけっこうな数の車が入れ替わるんですよね。
で、それら大物と別に地味に出費が嵩むのが小型家電だったりします。
なんというか
「まだ使おうと思えば使えるんだけど」
「この際だから買い替えるか」
という感じのモノたちです。
我が家的にはそれがこの「オーブントースター」でした。
ええ、今あるオーブントースターも「まだ」なんとか使えるんです。
上に2つ、下に1つあるヒーターのウチ、上の一つがおなくなりになりましたが、まだヒーターは2本残っていますので。
まあでも、トーストなんかを焼くとムラになります。
もちろんピザなんかを焼いてもムラになるわけですが、トーストが一番視覚的にわかりやすいっすよね、そういうのって。
そこで「そろそろ買い替えるか」と言う感じで。
そんなわけで可及的速やかにリプレイスする必要はないシロモノです。なので当初は「引っ越してからにしよう」と思っていたわけです。
が。
新築マンションっていうのは、入居が始まるとしばらくの間、いろいろと面倒な事になるんです。
主にエレベーター。
要するに引っ越し会社がエレベーターの占有権を持っているような状況の中で、オーブントースターの箱を抱えた宅配のお兄さんにご迷惑をおかけするのもナンですな……。
という感じになり「引っ越し前に(リプレイスを)済ませておく」ことにしました。
要するに宅配業者ではなく、引っ越し会社に運ばせようということですな。
で、改めて機種選定です。
こちらについてはスティック型掃除機とちがい一応の機種選定というか、候補は絞っていました。
しかもオーブントースターについては候補機種はすでに選定委員会をちゃんと通っております。
つまり「その中で選びましょう」という感じ。
おさらいすると、選択肢は次の3機種。
・アラジン グリル&トースター AET-G13N(CAT-G13A)
・シロカ ハイブリッドオーブントースター ST-G121
・バルミューダ スチームオーブントースター The Toaster K01E-KG
今のオーブントースターは古いので当時は標準だった500Wなんです。
なのでどうせ買うなら1000Wクラス、加えて「トーストがおいしく焼ける」ものがいいな、と。
そうと思ってチョイスすると上記3種類に行き着き、結局お高い目のモデルになってしまいました。
今使っているオーブントースターって、特にこだわりなくただオーブントースターであればいいという感じで、デザイン重視(外観ができるだけシンプルなもの。ちなみ真っ白)ということで、無印良品の店でたまたま見かけた安い(たぶん4980円くらい)製品なんです。
歴戦の勇者ですから外観がちょっとオンボロなので、本人? の名誉の為に画像を出すのは遠慮させていただきますが、後継機がMUJIのサイトにあるようです(写真はMUJIのサイトから拝借しました。が、解像度低すぎ。やる気あるのかな、MUJIのサイト……(´д`))。
◆オーブントースター・1000W MJ‐OT10A。
いや、解像度が低くて細部がさっぱりわかりませんが、それでもぱっと見てずいぶんとモダンでかっこよくなってますね。
しかも1000Wです。
でも、今回はシンプルで安価な路線は最初からパス。
なぜなら「珈琲豆の焙煎用に使う」ので、そのための機能が必要なのです。
上記の3台のうち、候補に入れてはいますが、実の所このうちバルミューダのThe Toasterはほぼ「無い」感じです。
理由は「めんどくさい」からです。
いくらトーストがおいしく焼き上がろうが、そのためにいちいち注水とかしてられないな、と。
そもそも目的に合致しているとは言い難いトースターなのですよね。
iDイーストエンドの時代からこの会社の製品はいくつか買っていて、最近はグリーンファンなんかも買いましたっけ。
なのでバルミューダのデザインとかはコイツもけっこう気に入っていたのですがね。
というわけで、主にデザインに後ろ髪を引かれて候補に入れてはいたものの、お呼びじゃなかったバルミューダ。
もっともバルミューダでOKな目的だったとしたら、私はたぶんバルミューダではなくトビラのSHARPのヘルシオ グリエを選んでいると思います。
※トビラの写真はシャープさんのwebサイトから拝借いたしました。<(_ _)>
さて、残った二台。
・アラジン グリル&トースター AET-G13N(CAT-G13A)
・シロカ ハイブリッドオーブントースター ST-G121
この二台、親戚というか、兄弟のような関係にあります。
それはヒーターの方式が同じだから。
というか、シロカの方はアラジンにコンベクション機能を載っけた上位機種と言った方がいいかもしれません。
デザインも180度違う感じですね。
どこか「釜」という文字が浮かんできそうなレトロなアラジンに比べ、今風シンプルモダンなシロカ。
個人的にはバルミューダほどではないにしろ、どちらも好ましいデザインだと思っています。SHARPのヘルシオ グリエはその点ちょっとアレです。ブス子ちゃんなので一目惚れは無理で、なんというか付き合いだして慣れてきてからちょっと可愛く感じるタイプ?
ちなみに同居人のデザインに対する意見はアラジンは△。対してでシロカは○だそうで。
アラジンのデザインがイマイチな評価なのは「あざとい」からだそうで。
上位機種だってわかっているなら悩むことなくシロカにすればいいのですが、両者のカタログデータを調べてみると、シロカはどうもダウトなのです。
それは、庫内の高さ。
カタログデータ的には、アラジンの87mmに対し、シロカはなんと6cmしかない。
アラジンの87mmでももう少しあればと思いますが、シロカはさらに3cm弱も低い。
この点についてはバルミューダはイケていて、なんと178mm!
178mm???
外寸の高さが209mmなのに庫内寸法が178mm?
「……」
この時点でバルミューダのセンは120%なくなりました。
「有効寸法を書いてないスペック表とか意味ないじゃん」
でございます。
そんな数値を公式サイトで掲載しているメーカーの製品は「お断りだ」みたいな?(・∀・)
ちなみにシロカのサイトでは「ちゃんと」 庫内有効サイズと記載されています。ご丁寧に(焼き網、ヒーター間)とも書かれてますから信頼性がきわめて高い数字です。アラジンはその辺の記載はありませんが、数値的にシロカと同じでしょう。
つまり、あまりに正確に「狭い」事が記載されているのを見て二の足を踏んでいる、という事なのです。
庫内高をとるならアラジン。機能(と、同居人的にはデザインのアクのなさ)でシロカ。
うーん、うーん、と唸っていても始まりません。
ちょうど良い感じに? スティック型充電式クリーナーのアドバイスをもらいにヨドバシ梅田へ行く事になり、「じゃあ、ついでに実物を見てみよう」という事にあいなりました。
6cmという数値が果たして我が家的に「OK」な高さなのか、やっぱりアラジンくらいはないと困るのか、その辺りを実物を見て、触って、決めようという流れでございます。