EPSONのEP-901F。(初出:2015/02/08)
2008年に購入して、6年以上使用したのでまあ「元は取った」と考えるべきでしょうね。
症状は実は最近色々出ていたのですが、最終的にはご覧の通りで、特定の色が出ないという状況になりました。
ヘッドクリーニングを十数回、結局途中で全色カートリッジ交換するほどやりましたが、改善されず。これはヘッドじたいがご臨終なのでしょう。
もともとすぐにスジが入ったりしていましたし、ね。
ヘッド交換をすればまだ使えそうですが、実はこのプリンタはかなり酷使していて、
「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。お買い求めの販売店か修理センターへ、交換をご依頼下さい」
というエラーが2回出ている個体なんです。
EP-901Fは廃インク吸収パッドをユーザーが交換出来ない仕様のハードなので、EPSONに修理に出さないといけないのです。
というか、吸収パッドを取り出してクリーニング自体はできるのですが、内部の通算印刷枚数をリセットしないと動き出さない仕様になってまして、そっちがユーザーでいじれないと言った方がいいかもしれません。
とは言え、蛇の道は蛇。
一度目は有料の、二度目は既にフリーになっていた怪しげな? リセットプログラムを使って2回リセットしてここまで使ってきました。
要するになおしてもいいけど、機体がそろそろ限界じゃね? 的な感じです。
さらに言えばLAN機能も×、無線LAN機能は1年ちょっとでダメになってまして、今はAirMac(WiFiルータ)にUSB接続してネットワーク上に載っけて使ってる感じなので、もう寿命と判断してあげていいと思います。
ありがとう、EP-901F。
ほぼ毎日数枚のL版プリントと、時々やってくるファクスの受信、ちょっとしたスキャンやカラーコピー機として大活躍してくれておりました。
そうそう、BDやDVDのレーベル印刷も、テンプレートが内蔵式で使いやすかったなあ……。
ということで、新しい複合機の選定です。
条件は、
1)ファクス機能付きの複合機であること
2)BD、DVDのレーベル印刷機能があること
3)日々プリントするL版写真の画質がまあまあである事
4)PCファクス機能があること
5)無線LAN、有線LAN機能があること
6)コンパクトな事
7)白系であること
8)ADF付きであること
9)両面スキャンが可能であること
10)USBメモリ、SDカードスロットがあること
11)USBメモリもしくはSDカードにスキャン画像を保存できること
12)タブレットやスマートフォンでプリント、スキャンが可能な事
という感じ。
まあ、順当に行けばEP-901Fの後継機であるEP-907Fを選ぶところなんですが……。
EP-901Fを購入した時のイメージがあったので907Fの安さには拍子抜けしました。
まあ本体の値段なんてどうでもいいんです。
我が家は毎日数枚必ずプリントしています。なのでプリント枚数がたぶん一般の家庭と違ってハンパじゃないので問題はランニングコストです。
でも、インクカートリッジの値段ってほぼ横並びみたいなもんですよね。
なのでランニングコストで比較するのはやめました。
というか、A3ノビプリンタもEPSONですし、複合機もEPSONだったので、またEPSONっていうのも面白みがないなあ……。
そう思ってちょっとネットで商品チェックをしてみたところ……。
「ああ、画質を追求しないならこの方向性もアリかな」
という事で、EPSON以外のブツを先ほどポチりました。
EP-901Fのインクカートリッジの未使用品が5セットも余っててもったいない、というかそのカートリッジの値段で新しい複合機買えちゃうじゃん、というか、そんな事を考えちゃダメダメ、というか。
もうIC50系のカートリッジ使っているプリンタとかないですからね。