趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★SONY α99再評価

カメラ

その1(初出:2013/02/16)

機材整理候補ナンバーワンと言いつつ、さっきファームウェアのアップデートをしてみました。
「お?」
と思うほどモッサリ感が改善されている……気がする。

ここでα99の再評価を。
と言ってもここ二ヶ月くらい全然使っていなかったので再評価でも無いのかも知れませんが。

α99を簡単に、つまり一言で表現するなら
「135版フルフレーム化したα77」
デス。
いやそりゃもうそっくりですよ。
ボタン類もほぼ一緒ですし、三軸可動ディスプレイとか含めて基本的にマイナーチェンジ以下みたいな?
一番の違いはストロボ内蔵か、ストロボ無しかという所でしょう。
ボディの大きさも実のところほとんど変わりません。
一回りどころか薄皮一枚程度の差です。
ストロボを取り去ったことで奥行きなどはα77より短いくらいでボディ単体にした時は鞄への収まりが相当いい感じになります。

もちろん細かい部分を挙げていくとけっこう違いはあるのですが、それでもα77と持ち替えてもそのまま使えるくらいです。

要するにα77ユーザーの私がα99の箱を開けて手にしても感動がない。
それがα99です。

誤解が無いように補足しておきますが、感動がないというのは箱から開けて手にしてちょっと操作したていどでは、という条件付きです。

フルフレーム135版のカメラは、実のところ私個人ではKODAKの14n、京セラコンタックスの……なんだっけ? から始まってもう何台も購入しています。
最近ではNikonの800Eなどは楽しませていただきましたっけ。
それでもα900の方が私は好きでしたが……。
そんなα900ユーザーの私がα77を買って思った事は
「α77の方が嬉しい、楽しい、大好き」というもの。
OVFが素晴らしいα900は手にした瞬間にガッチリした剛性感もあって実に「イイモノ感」にあふれるカメラでしたが、いかんせん設計コンセプトが古すぎる時代のシロモノで、持った瞬間ハリボテ感の漂うα77の機能の方が断然好ましく思えたのです。
それでもα900にライブビューがあればよかったのですが、そう言う時代のカメラではなかったわけで、α900の後継機、α77の文法上にあるα99を待ち望んでいたわけです。

で、α99が出て「やったー」と思って箱を開けて手にしてみると、
「まんまα77の改造版」みたいな仕上がりにちょっとがっかりしてしまった、と。
なんて我が儘なんでしょうね、私。(・∀・)
いやあ、期待のさらに上を言ってくれるという期待が大きすぎたのは認めますが、あんまり「そのまんま」過ぎて発売日に即陳腐化したみたいな?

とまあ、そんなこんなでテンションだだ下がりのままつきあい始めてしまったのがα99と私の関係が盛り上がらない原因でした。

α99が出た以上、α77の出番はないわけで既にα77は手放しました。
α77が断然α99より小型軽量、例えばPentaxのK-5くらいのコンパクトさであればまだ意味もあったのですが、ほとんど同じじゃ意味がないと判断。
そもそも小型系はミルクスが腐る程あるし、APS-CサイズにしてもNEXやフジのX系もありますし、要するに出番がないわけで。

つづく