一ヶ月後、もしくは二ヶ月後くらいに本気を出してくるだろうと思っていた自作(といっても箱にスピーカーをネジ留めしただけですが)バックロードホーン(FOSTEX FE103En with P1000-BH)スピーカーのその後。(初出:2017/02)
意外に!
けっこう早くバケました。
化けたというより正体を現したといった方が適切かもしれません。
劇的に鳴り始めました。
「歌い始めた」という表現の方が適切じゃないかと思えるくらい、朗々とした音を出すようになりました。
さすが50年も作り続けられ熟成されまくったスピーカーユニットですな。
良い子だ。(・∀・)
「ぼへ〜」感が1/3くらいに減りました。
というか、中域が前に出すぎて来た感じ。
そこで音の出し方を少し変えてみました。
再生ソフトはmedia monkey、ファイルはWAVというのは変わりませんが、
HDMIからUSB DACに変更。
すると、思惑通り「ぼへ〜」感が三割ほど減少。(・∀・)
これに気をよくして? 考えたのが「そもそもWindowsだから音が悪いんじゃね?」という事。
CPUやGPUのスペックだけ良くても、PCオーディオとかの切り口で見ると使っているパーツの質が全く違いますからね。
とはいえ、別室のMacをわざわざ持ってくるのも面倒なので、これまた思いついて、音楽データを無線LANで飛ばす事にしました。
母艦のMacのAudirvana Plus(ver.2.6.6)という音楽再生ソフトを使い、出力先をAirMac Express(以降AME。ちなみに初代。我ながら物持ちがいい)にして、光ケーブルでAVアンプに接続。
結論。
Windows 10上のMedia MONKEYからUSB DACを経てWAVを鳴らすより、ALACのままでも、無線LANでも、MacとAMEの方がはるかに音がいい事が判明しました。
二倍くらい?
で、現在は「ぼへ〜」感は15%程残るのみ。
でもやっぱりアレですね。
アニソンはともかく、バックロードホーンって交響曲とかにはあんまり向いてませんな。
ドヴォルザークの「アメリカ」とかヴィヴァルディの「和声と創意への試み」なんかの方がピッタリ。まあ、バックロードホーンはジャズ向きっていうのが定説ですから仕方ないところ。
いやあ、安くって素晴らしいスピーカーっす。