趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★2017 HCRに向けて その1

ホノルル・センチュリー・ライド

ヘッドランプのリプレイス(初出:2017/08)

アイテムの用意やリプレイスなどを含めて、いろいろと準備をしております。
我が家の場合「HCRで完走する為に日本の道をサイクリングしている」と言っても過言ではありません。
……いやまあ、過言ですが。
とは言え、我が家にとってHCRはその年で一番重要なサイクルイベントである事は間違いないわけです。
となると、そりゃあもうベストな状態で臨みたいですから、いろいろと(喜んで)準備をしちゃうわけですね。
ここで言う準備とはトレーニングとか練習とかフィジカル系の準備ではありません。念のため。
そっちは特筆すべき事など何もなく、ただ天井の染みを数えながら「早く終われ」と願うのみ……?

そういうわけで準備と言えども練習は別。
問題はモノです、モノ。
つまり所持品関係。
もっとはっきりと言うならば、アイテム、グッズ、装備品選びのお話です。

二回目のHCRですから、今年は、去年よりモノ選びの精度は上がる予定。
というか、精度(実戦での快適度とか役立ち度という程度の意味)を上げるために準備するわけですからね。
実際に去年HCRを走ったという経験があり、それなりに週末ライドも数をこなしてます。なので私なりの「経験に裏打ちされた知見」というものが去年よりもアップしています(たぶんしている……と思う)。
なので今年は去年とはひと味違った……というかより快適に走る為の準備をしてホノルル入りができるというものでしょう。
……たぶん。

別途ダラダラとかいてきたサドルバッグ選びも実はHCR装備の見直しからスタートしたものでしたが、実はバッグ類よりも先に実行されたのは、ヘッド(メイン)ランプのリプレイスです。
なので「その1」はヘッドランプ編。
具体的には、我が家、つまり私と同居人のバイクはどちらもヘッドランプにはCATEYEのVOLT300を使っていたのですが、それを今年から同じCATEYE社のVOLT 800というモデルに変更しました。

リプレイスの理由ですが、実は「HCRを睨んで」ではなく、2つあるVOLT300のうち一つが故障したからです。
一つだけリプレイスしてもいいんですが、HCRの事もあるし、ここは一つ健康なVOLT300はバックアップ要員に回し、普段使い、つまりメイン使いのライトは二台とも同じVOLT800に変更する事になりました。
同じVOLT300にするという手もありましたが、そもそもVOLT300は終息商品。直径の後継機はVOLT400という製品なのですが、調べて見るとこれがイマイチっぽい。
詳細は述べませんが、要するにいろいろ細かく調べて見たところ、VOLT400というのはどうやらVOLT300の単純なハイパワー版後継機ではなく、いろいろとコストダウンが計られたご都合主義から生まれた別物のようだと私は判断しました。
違うかもしれませんが、事実などどうでもいいんです。私が何を保って真実だと思うかが重要なので。(・∀・)

で、400がダメということで消去法でVOLT800にしました。
300系の最上位がタコだったらCATEYEさんとお別れすればいいだけですから。

さて見かけはほとんど同じVOLT300とVOLT800。


「ほとんど同じ」ということはつまり「違うところがある」ということでして、その違いの一つがサイズです。
微妙にVOLT800の方が大きいようです。
・VOLT800:116 x 31.2 x 43.2 mm
・VOLT300:111.5 x 31.0 x 38.0 mm
そしてここが重要ですが、ライトとしての性能が強力になった対価として、いくらか重量もアップしていました。
※でかくなった=重くなったというべきか
・VOLT800:140g(実測134.7g)
・VOLT300:120g(実測115.2g)

「ううむ。重くなるのか」
カタログデータを比較した段階でわかった事ですが、けっこうここで悩みました。
こういうのって「ロードレーサー乗りあるある」じゃないですかね。
何か既存のパーツを変更しようと物色を始めると、値段よりまずパーツの重さの方が気になるという……。
いや、それは言い過ぎでしょうか。
値段も気になりつつ、重さも気になる、というのが正直なところでしょう。

そういうわけでVOLT300からVOLT800に換えるとロードレーサーはその装備重量が増す。 →それはちょっと嫌だな。 →だったらその分軽量化すっぺ。とあいなりました。

つまり、以前投稿していた一連の「地味なバイク軽量化作戦」は、VOLT800を導入する理由づくりだったのです。
「ヘッドランプの重量増分は、別のところで軽量化してやるぜ」という事ではじまった? シートポストカットやらテールランプ交換やら、ボトルケージ変更やらの涙ぐましい? 1グラム単位の軽量化が行われ、結果として差分以上に軽量化出来ました。
つまりヘッドランプのリプレイスは成功と言えるでしょう。

まあ、ライトの後にリプレイス対象となったサドルバッグが当初の想定よりかなり重くて、地味に稼いだ数値などあっさり吹き飛んでしまったというか、差し引き大幅プラスになってしまったわけですが、そこはそれ、機能・性能・満足度は上がった……はずなので、ネガティブな事は考えないようにしようと思います。ヘッドランプ分が相殺されただけでも良しとしておけばこれからの人生を幸せに過ごせるというものでしょう。
「私の選択は間違っていない」と念仏? を唱えながら。

ちなみに重量差は写真の通りで、VOLT300→VOLT800とする事で約20g重くなりました。
VOLT800導入時点での重量の収支明細は以下の通り。
・私の場合(テールランプ、ボトルケージ、シートポスト交換・カット含む):稼いだ数値=58g -20g(VOLT800)=38gの軽量化
・同居人(テールランプとボトルケージ×2):稼いだ数値=32g -20g(VOLT800) =12gの軽量化