趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★地味子の、ここが好き ~納車待ちの日々編 その3~

VOLVO XC60

「探訪、地味子のいいところ」のコーナーです。(初出:2014/09/22)

これまで地味子の地味さを改めて思い知らされるようなネガティブ要素ばかり羅列してきました。
だがしかし。
ダメなクルマなら選ばないわけで。
イヤなら他のクルマを選ぶべきで。
嫌いなクルマは買わないわけで。
つまり私は地味子が好きなわけで。
ということで「私のどこが好きなの?」と顔を真っ赤にして上目遣いで問われた件について述べていこうじゃありませんか、と。
さあ、いよいよXC60ライフ? の本題に入ってきた感じです。
正直にいって、私の心にはもう、EVOQUEに対する未練はこれっぽっちもありません。
どれだけ「ない」のかと問われたらこう答えるくらい、未練は無いのです。
「同じ金額で2015年モデルの同等装備のEVOQUEを売ってあげるよ、と言われても、今の私はいっさいの迷いなく、地味子を選ぶぜ!」
というくらい、私にはもはや過去の女……じゃなくてクルマに対する未練などないのです。
「EVOQUEは良い車だった。でもそれはもう、思い出なんだ」
でございます。
だから今後は地味子の事だけを考えていこうじゃないか。
でも、時々EVOQUEと比較してグチを言うのは許して欲しい、とか。(・∀・)

そんなこんなで地味子のいいところ、というか私が興味を持った、もしくはチャームポイントだと思った所を順不同というか思いつくままに綴っていこうと思います。

◆各種安全デバイス

安全なクルマと言えば、装甲車とVOLVO。
いえ、私の中ではそうなんですって。
ここ数年、ヤケに安全安全なんて声高に叫びはじめた「ぽっと出」のメーカーとは明らかに違うスタンスを持つメーカー、それが私の中のVOLVOのイメージです。
なので以前から一度は乗ってみたいと思っていて、それが今なのだと。まあ、運命のお導きでしょうか。
そんな前振りはともかく、安全デバイスのうち、2013年モデルのEVOQUEにはなく私がすごいな、と思ったものは

・BLIS(ブラインドスポット インフォメーション システム BLindspot Information System=BLIS)
要するに死角にいるクルマをミリ波レーダーで捉え、その存在をAピラーの根元に埋め込まれたインジケータの点滅あるいは点灯で知らせる、というもの。
同じものがメルセデスのGLAにもありますが、インジケータの位置がきになります。メルセデスはドアミラーの端にインジケータを付けていてAピラー根元に点けているVOLVOとは見え方の点で劣っていると感じました。

・車間警告機能
前を行くクルマに近づきすぎた場合にドライバーに警告を発するSystem。具体的にはドライバー側のダッシュボード前端に埋め込まれたLEDがフロントウィンドウに赤いバーとして表示されるもの。私の場合は通常これが点灯することはありえませんが、高速道路などに多い無駄に車間を詰めるアホボケドライバーには常時ピカピカ光ってやればいいと思います。

・ヒューマンセーフティ
ミリ波レーダーとデジタルカメラを併用してセンシング。要するに歩行者、サイクリスト用のオートブレーキSystemです。
衝突の危険がある速度で、前方の該当自転車や人に接近するとアラームが作動。それでもドライバーが警告に反応せず危険が迫った場合には、自動的にフルブレーキが作動して事故を未然に防止、または事故の被害を軽減。
実際にどれくらい役に立つのか、作動するのかは疑問ですが、この装置を付けていたら防げたのに、という、痛ましい事故軽減機能だと思います。今後発売される全てのクルマに付けるべき、義務装置じゃないかと思います。

・シティセーフティ
こちらはヒューマンセーフティの対自動車版。他車が35km/h以下のみで作動するとする中、VOLVOは50km/hまで高めています。実際問題として35km/h以下だとあまり意味はないように思います。日本は制限速度20km/hの道でも平気で50km/h近くの速度を出して普通に走っていますから。35km/hなんかで走っていると高い確率で煽られます。死ねばいいのにと思います。

・LDW(レーン デパーチャ ウォーニング Lane Departure Warning=LDW)
時速65km以上でウィンカーを出さずに車線変更をしようとすると「アホ!」と警告してくれるシステムです。日本の高速道路では高い車だとウインカーを出さなくてもレーンチェンジしてOKという不文律があるようで、ポルシェとかポルシェとかポルシェは100%に近い確率でウインカーは出しません。なのでポルシェとかメルセデスのEとかSとかレクサスの……ってモデル名一つも知らないや……を買う人は選ばないギミックで、標準装備してたら「外せ」とディーラーを脅すに違いありません。なのでメルセデスとポルシェとTOYOTAはこの装備はオプションにする……はずですな。

・RSI(ロード サイン インフォメーション Road Sign Information=RSI)
これはなくても別にどうということはないのですが、個人的にはVOLVOに「よくやった」と褒め称えたいオモチャ機能です。
デジカメで道路標識を読み取って、それをメーター内に表示してドライバーに注意を呼びかけるものです。
試乗しました時にマジでメーターに表示されているのを見て大感激しました。
この機能が欲しいからVOLVOにしました、という人がいてもおかしくないくらい、イケているオモチャ……ギミックです。イチオシ。(・∀・)

・CTA(クロス トラフィック アラート Cross Traffic Alert=CTA)
バックで駐車場とかを出る際、レーダーが左右を見はっていて、近づくものがあったら注意を促すというものです。バックカメラはいいのですが、もっと遠くの左右部分は見えませんのでこういうギミックがあると助かる場面がおおいのではないかと思います。過信は禁物でちゃんと目視でも注意するのは当然ですが、安心感があり心に余裕ができますから大歓迎です。

以上、あまりに多いので取りあえずこの辺で。(・∀・)
つづく。